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電車でのマナー違反……注意してもよい?マナー違反のラインとは

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電車でマナー違反をしている人に注意できますか?

電車に乗っている時にマナーが悪い人を見かけることはあるのではないでしょうか。しかし、その時、みなさんはその人に対して注意するでしょうか。

電車内でマナーが悪い人に対して注意するかどうか調査したアンケートによると、ほとんどの人が注意しないという結果になっています。

マナーが悪いといっても注意すると何をされるかわかりません。そう考えると、注意しないほうが無難だと考える人が多いということでしょう。

しかし、なかにはきちんと注意している人もいます。そのような人はどのようなことに対して注意したのでしょうか。ここでは、いくつかの例を紹介します。

  • 夜遅い電車で混んでいた。その電車のドア付近で口論を始めたサラリーマン達がいたので、電車を降りてからやるように注意した。
  • 靴を履いたまま座席に上がる子供がいたので、親に注意した。
  • ヘッドホンがうるさい学生がいたので注意した。

注意するのはなかなか勇気がいることですが、このようにきちんと注意している人もいるのですね。

駅や電車内での迷惑行為にはどのようなものが多いのか?

駅や電車内は人が多いこともあり、迷惑行為をする人も見かけるものです。では、迷惑行為としてはどのようなものが多いのでしょうか。

ここでは、迷惑行為を調査したアンケート結果からベスト5を発表します。

1位:うるさい会話、はしゃぐこと
2位:座席の座り方
3位:電車への乗り降りの仕方
4位:携帯電話やスマートフォンの着信音や通話
5位:ヘッドホンからの音漏れ

このように、音に関する迷惑が上位を占めています。電車内は狭いので余計に音が気になるためでしょう。

そのほかには、人が座れるスペースがあるのに1人の人が独占しているような座席の座り方、電車に乗る人が降りる人よりも先に乗ってしまうような行為など周囲の人のことを考えていない行為が入っています。

電車内はたくさんの人がいます。周りの人にも気遣って、お互い気持ちよく乗るようにしたいものですね。

電車内の飲食でのマナー違反となる食品のボーダーラインは?

電車の中での迷惑行為のの一つとして、車内飲食があります。ただ、車内飲食といっても飴のような他の人にほとんど迷惑をかけないものもあれば、ハンバーガーのように車内にニオイが漂わせ、周りの人にもあまり良い印象を与えないものもあります。

では、どういった食品であれば許されて、どういった食品であれば許されないのでしょうか。

ここでは、あるアンケート結果からそのボーダーラインを紹介します。

電車内での飲食について許すことができる食品について調査したアンケート結果によると次のようになりました。

  • 飴:52%
  • ガム:26%
  • ペットボトル飲料:15%
  • おにぎり・パン:3%
  • スナック菓子:2%

このように、ボーダーラインとなっているのはペットボトル飲料のようです。飴は風邪をひいた時にも必要となるので、あまり気にならない人が多いのでしょう。

また、ガムも噛んでいる音が気になる人がいるものの、まだ許せる範囲なのかもしれません。ペットボトル飲料も同様に音を立てることがないので許されるのでしょう。

しかし、ご飯やスナック菓子になると食べるという印象が強くなるため、許せないと思う人が多いようです。ニオイや噛んだ時の音が気になるものです。

これまで電車内では駅弁を食べることに対してはあまり迷惑に感じる人は少ないでしょう。今でも車内で食べることを前提に駅弁が売られている駅はあります。

では、駅弁を食べることに対して迷惑に感じる人が少ないのはなぜでしょうか。

それは駅弁が車内で食べることを想定して作られているため、ニオイがしないように作られているためです。

一方、このアンケートにあがっているおにぎりやパン、スナック菓子というのは、電車内で食べることを想定して作られていません。

そのため、ニオイがあるものもあります。そのニオイを迷惑に感じてしまう人がいるのです。

そもそも、旅行などの移動で使う新幹線や特急のような電車以外は車内飲食するような場所ではありません。普通電車では周囲の人に迷惑をかけるような飲食は控えるようにしたいものです。

気をつけていてもマナー違反になるかも?注意したい電車内の行為

ここまで電車内でのマナー違反について紹介してきました。マナー違反にならないためには、周りへの気遣いが大事です。

ただ、周りに気遣っているつもりで、ちょっとした気のゆるみでマナー違反をしていることがあります。

ここでは、マナー違反となりそうな行為について紹介します。あなたもこのようなことをしていないか注意してみてください。

ドアの付近に立ちっぱなし

電車がどんなに混雑しても、奥に詰めずにドア付近で立ちっぱなしの人はいるものです。奥に詰めると自分が降りにくくなるというような理由があるからでしょう。

しかし、混雑時、ドア付近に人がいると乗り降りする人が迷惑です。

ドア付近に立つ場合は、少なくとも駅に着いたらいったん降りる、ドアスペースを開けるために座席側に張り付くようにするなど配慮しましょう。

電車内のスペースを占領する

座席を占領するのは問題外ですが、意外と気づいていないのが大きなリュックサックを背負っていたり、大きな荷物を持っていたりしている時の行為です。

特にリュックサックは背負っているため、自分ではどのくらいスペースを取っているか気づいていないものです。

意外とスペースを取っていて、狭い電車内では迷惑になることもあります。リュックサックを後ろに立っている乗客の人にぶつけてしまうということもあるでしょう。

そうしないためには、リュックサックや大きな荷物を持っているときには、リュックサックを前に抱える、キャリーバッグなどは自分の足元や網棚に置くようにするなど配慮しましょう。

日常の行為でも電車内ではマナー違反?その注意したい行為とは?

日頃やっている行為が電車内ではマナー違反となることもあるものです。最後にそのような行為を紹介します。

大声で話す

日頃から声が大きく、友達や同僚などと会話しているときも大声で話す人はいるものです。

しかし、このような人のなかには、大声で話すことが普通となっているため、場をわきまえずどこでも大声で話してしまう人もいます。当然、電車内においてもです。

電車内で大声で話されることは迷惑です。他人の話を無理やり聞かされてイライラする人もいるでしょう。

大声で話している人にとっては普通なのかもしれませんが、電車内では迷惑に感じてしまう人もいます。

日頃、大声で話してしまう人は場をわきまえて、声量を調節して話すように配慮しましょう。

咳やくしゃみを撒き散らす

風邪などで咳やくしゃみをしているにもかかわらず、マスクをしない人はいるものです。このような人は電車に乗る際にもマスクをしない人が多いのではないでしょうか。

しかも、なかには咳やくしゃみをした時に服やハンカチで口を覆わない人もいます。

咳やくしゃみをすると、風邪などの菌を車内に撒き散らしてしまうことになります。特にインフルエンザが流行する時期は感染を広めることにもなり、このような行為はとても迷惑です。

日頃、あまりマスクをしない人でも、風邪をひくなどして電車に乗る場合にはマスクをするようにしましょう。

それでも、マスクはどうしてもしたくない人は、咳やくしゃみをする際には服やハンカチで口を覆うように配慮し、咳エチケットを守りましょう。

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