両家への結婚の挨拶…順番は彼女の家が先!その理由とは
プロポーズをして結婚が決まれば、お互いの親に挨拶をしに行くことになります。
そこで悩むのが、どちらから先に挨拶するべきかではないでしょうか?
あるアンケートによると、約8割の人が「彼女の実家が先」と答えました。先に彼女の親に挨拶するのが一般的な傾向と言えるでしょう。
その理由には、次のようなことが挙げられていました。
まず、嫁となる彼女の親に結婚の許可をもらうのが先だと思い、2人で話し合って決めたというものです。
そして、敷居が高い彼女の両親への挨拶を先に済ませておきたいという理由もありました。
また、自分の家族に反対される理由はなく、相手の実家が遠方だったから自分から挨拶に行くと判断した男性もいました。
以上をまとめると「ハードルが高い方から先に済ませた」ということになりますね。
それから、結婚して25年経つある男性は、妻となる女性の両親に、夫となる男が結婚の許可を得るため先に挨拶するのが当たり前だったと言います。
結婚する彼女の両親も、このように考えている場合があるため、先に挨拶したほうが無難でしょう。
結婚の挨拶の順番に悩むケース
結婚が決まると、一般的には彼女の両親から先に挨拶に行くパターンが多いようです。
しかし、実家が遠い場合は、お互いの仕事や休日など都合を合わせなくてはいけません。
数か月単位で予定がずれてくると、式場の予約や招待客の選択にも影響が出てきます。
そのような場合、まずは彼女の実家に連絡し、事情を話して了承を得た上で男性側の実家への挨拶を先にさせてもらいましょう。
連絡をしないと、後で彼女の両親の気分を害してしまう恐れがあります。
ふたりだけで判断せず、事前に一声かけるのを忘れないことが大切です。
また、彼がお婿さんになるケースもあります。
その時は、婿養子として来てくれる男性の実家への挨拶が先になります。
違和感があるかもしれませんが、彼が婿として彼女の籍に入ることになるので、しきたりとしてはこれが正解だと言われています。
迷った時は、それぞれの両親と相談してみることをおすすめします。
結婚の報告…挨拶の順番に迷った時は上司に相談を
職場への結婚の報告、あなたはどうしますか?
実際に、職場で結婚報告をした人を対象にしたアンケートで、挨拶の順番に気を付けたかと聞いたところ、次のような結果が出ました。
結論から言うと、「一応気を付けた」という答えが最も多かったということです。
その理由にはさまざまなものがありましたが、「派閥があったため、報告の順番で文句を言われたくなかったから」という答えが目立ちました。
対策として、双方同時に報告できる場面を作ったり、相談しやすい上司に報告し、職場内での報告の方法について相談したりしたという人もいました。
また、無難に上司から順番に報告したというケースもあったようです。
最初に誰に報告するか迷った場合は、部署のリーダーなど直属の上司に伝えると間違いないでしょう。
上司がいない職場であれば、先輩に報告するという方法もあります。
その後、全体にまとめて報告という形が一般的な進め方です。
報告の順番を間違えると、社内で余計なトラブルが発生する原因になることもあります。
円満な方法としては、まずは上司や役職者に報告することをおすすめします。
職場への結婚報告…挨拶の順番は上司から
報告はメールやSNSを使わずに直接伝えよう
結婚は、周囲の人から祝福されるべき特別なイベントです。
ただ、報告するタイミングや挨拶の順番を間違えてしまうと、不快に思われるだけでなく、親友や上司からの信用を失うこともあるため注意が必要です。
また、報告をメールやSNSでしたところ、うまく自分の意図が伝えられず、人間関係のトラブルに発展したケースも少なくないようです。
報告は上の人から順番に
職場で結婚を報告する時は、上司から先に伝え、同期には後から伝えるという順番を間違えないようにしましょう。
後々になって、社内で波風を立てる原因にもなります。
仲の良い先輩や同僚に、結婚することを早く話したくなるものですが、会社では上の立場にある上司から報告することが大切です。
みんなに心から結婚を祝ってもらうためにも、報告の順番をしっかり守り、上司の顔を立てるよう心がけましょう。
各方面へ結婚の挨拶をする時の注意点
結婚の挨拶には、配慮すべきマナーや暗黙のルールが存在します。
さっそく注意点を見ていきましょう。
まずは、相手方の両親への挨拶で持参する手土産は誰が用意すれば良いのでしょうか?
これは、男性の実家なら女性が、女性の実家に行くのなら男性側が準備するのが一般的です。
だいたい3,000〜5,000円が相場と言われています。
そして、実家を訪問する時は服装にも気を配ることが大切です。
スーツやジャケット、あるいはシャツにカーディガンなど、きちんとした服装で挨拶に行きましょう。
また、話している最中に電話が鳴らないように、あらかじめ携帯電話の電源は切っておくことも忘れないでください。
次に、会社への報告をどうすべきか悩む人もいるでしょう。
その場合は、最初に直属の上司に報告し、その後先輩、同僚、最後に後輩の順番にすれば問題ありません。
上司への報告をした時に、結婚後の働き方についても話しておくと、会社側も今後の対応を決められるので、併せて相談することをおすすめします。
それから、結婚式に招待したい相手にはできるだけ早めに日取りを伝えておきましょう。
また、招待していない人に結婚式について聞かれたらトラブルを避けるためにも、「まだ詳しいことは決まっていない」など明言しないほうがいいですね。
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