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大学の通学に2時間かけるメリットと通学時間を有効活用する方法

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目次

現代の大学生の通学時間の現状

大学となると他県から進学し、一人暮らしで通学している人もいますが、なかには自宅から近県の大学に通っているという学生もいます。そのなかにはかなりの時間をかけて通学している学生も。

最近の大学生はどのくらいの時間をかけて通学しているものなのでしょうか。
まずここでは、大学生の生活調査からわかった平均の通学時間について紹介します。

この調査は平成24年度に行われたもので、次のような結果となりました。

首都圏の大学生の通学時間

自宅から通学している学生:約75分
寮から通学している学生:約21分
下宿・アパートなどから通学している学生:約25分

※首都圏は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を含む一帯です。

京阪神圏の大学生の通学時間

自宅から通学している学生:約73分
寮から通学している学生:約17分
下宿・アパートなどから通学している学生:約18分

※京阪神圏は、大阪府、京都府、兵庫県を含む一帯です。

その他の地域の大学生

自宅から通学している学生:約57分
寮から通学している学生:約10分
下宿・アパートなどから通学している学生:約13分

この結果を見ると、やはり首都圏、京阪神圏の大学生の通学は時間がかかっているようです。その他の地域の大学生と比べると、20分ほどの差があるのがわかります。

また、自宅から通う大学生ほど時間がかかっていることがわかります。首都圏や京阪神圏だと1時間以上もかかっているのです。

下宿やアパートでも首都圏では約25分と時間がかかっています。

つまり、人口が多い都市の大学に通学する学生ほど、通学時間がかかることがわかります。

大学までの通学に2時間かけるメリットとは?

先ほどのアンケート結果からもわかるように、首都圏、京阪神圏の大学に自宅から通学する学生の通勤時間は1時間を超えています。なかには2時間もかかる学生がいるようです。

しかし、そこまで通勤時間をかけることになにかメリットはあるのでしょうか。
ここでは、そのメリットを紹介します。

早起きが習慣化する

通学に時間がかかるということはそれだけ早く起床しなければいけません。ですから、通学時間に時間がかかるということは必然的に早起きが習慣化するということです。

適度に活動することで授業前に脳が活性化される

2時間も通学に時間をかければ、その間に脳が活性化されてきます。授業が始まる前には目が覚めて脳がはっきりとしているでしょう。

大学の近くに一人暮らししている人は授業に間に合うギリギリの時間に起床することが多く、授業が始まっても脳がぼーっとしているものです。

このように、通学時間に2時間かけるメリットは、早く起床でき、その結果、授業前に脳が活発化できるということでしょう。

2時間かかる大学までの通学時間を有効活用する方法

通学時間が2時間もあれば、何か一つ作業ができそうです。時間を無駄にしないためにも、この時間を有効活用したいものです。

では、この通学時間を有効活用するためにできることにはどのようなことがあるのでしょうか。

ここでは、通学に2時間かかっている学生に向けて、通学中にできること3つを紹介します。

1. 授業の復習

帰宅時にその日の授業内容、また翌日の通学時に前日の授業内容を復習するといいでしょう。授業のノートを見ながら復習するのです。

ただ、車のなかで何かを読むと気分が悪くなる人もいますので、バス通学でそのような症状が出やすい人はほどほどにやったほうがいいかもしれません。

2. 暗記

特にその日、試験や小テストなどがある日には、その科目の内容を暗記するのもいいでしょう。

3. 睡眠をとる

移動中にちょっとした仮眠をとるのです。終点以外で降りる人は寝過ごす可能性がありますが、そういう人はスマホのタイマーなどをセットして、降車する駅やバス停の前で起きられるようにしておくといいでしょう。

少し仮眠をとっておくことで、授業で寝ることも少なくなるでしょう。

実際の経験者の意見でわかった!通学に2時間かける大学生の実態

ここまで、大学への通学に2時間かけている人のメリットや時間活用法について紹介してきました。

ただ、実際に大学まで2時間もかけて通学している人はどれくらいいて、どのように時間を使っているのでしょうか。

ここでは、実際の経験者の声をもとに紹介していきます。

そのような経験者の話によると、実際に大学まで2時間かけて通学している学生は意外と多いようです。そして、そのような人は通学時間に2時間かけることをあまり苦痛に感じていないようです。

ただ、大学で勉強することに対する意思が弱いとだんだんと辛くなってくるかもしれないとも。

また、先ほども紹介したように、通学時間が長い分、その時間を有効活用できます。実際に有効活用している学生も多いようです。

レポートを書くこともその通学時間を活用すれば可能です。現代は、スマホの機能が格段に向上しているので、調べ物があっても参考文献を広げることなく調べることができます。

そして、その時間を有効活用すれば、帰宅してからレポートを書く必要もなくなるのです。

このように、実際に経験している学生は案外多く、しかも時間をしっかりと有効活用できているようです。

大学までの通学に2時間以上もかかる学生は通学方法を見直そう!

ここまで、大学までの通学に2時間かけることについて、メリットなどとともに紹介してきました。

しかし、なかには3時間もかけて通学している学生もいるようです。

ただ、ここまでなると自宅からではなく、寮や下宿・アパートなどを借りて通学するほうがいいかもしれません。家庭の事情もあるのかもしれませんが、通学のための定期代を考えるとそちらのほうが安上がりでしょう。

また、通学の間、ほとんど座れればいいですが、ずっと立ちっぱなしだとかなり辛いです。それが1日や2日であればまだ大丈夫ですが、毎日となると厳しいでしょう。

さらに、通学するのにも体力や気力を使ってしまうものです。通学時間を勉強や睡眠などに使うことはできますが、毎日3時間ともなるとかなり疲れてしまうでしょう。

このような人は親から自宅から通うように言われているのであれば、なんとか説得して、寮や下宿・アパートなどから通学させてもらうことをおすすめします。

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