ニート女性の就活!やっぱり難しい?
「ニート」という言葉が一般的に浸透していますが、もともとはイギリスから生まれた言葉で「Not in Education, Employment or Training」の頭文字をとってできた言葉です。
意味としては「教育、雇用、訓練を受けていない」と言ったことが当てはめられるでしょう。
日本での解釈としては、15歳から34歳までの非労働者を指す言葉と、厚生労働省が定めています。
日本では男性の方がニートになる確率が高かったようですが、最近では男女比に大きな差がなくなってきているようです。
ニートになろうと思ってなった人よりも、気付いた時にはニート状態だったというように、不本意でこの状況に追いやられてしまった…という方も少なくありません。
しかし、一度ニート生活が始まってしまうと、抜け出すのは難しく、努力や忍耐が重要になっていきます。
高学歴ニート女性が急増!?就活における問題点
ニートと聞くと、就職できなかった落ちこぼれ的なイメージを持つ方が少なくないようですが、最近の女性のニートは少し違った意味合いがあるようです。
実は最近の女性ニートは高学歴の方が多く、あえて就職せずにニートを選んでいる場合が多々あるようです。
高学歴の女性が、なぜニートを選択したのか、その理由を調べてみると、
幸せは結婚にある!という思い込み
女性の幸せは就職で決まるのではなく、結婚によって得られるもの。と考える高学歴女性は多く、就職よりも結婚することに重きを置いているのです。
しかし、高学歴女性が就職をしてしまうと、男性よりも高いレベルになってしまうため、結婚には大きなハードルになってしまいます。
下手に就職して結婚への足かせになってしまうなら、就職はしない、とあえて就職せずにニートを選択しているのです。
知識以外の領域が不器用
就職は学力や知識によって有利になることはありますが、実際に働き始まるとそれだけでは仕事は務まりません。
人間関係も重要なポイントになりますが、高学歴女性はそういった知識以外の面が不器用でなかなか円滑に進まない場合が多いようです。
そのため、仕事を辞めてしまう方も多く、一転ニート生活になってしまうのです。
ニート女性が知るべき就活の基本
しかし、いつまでもニート生活を続けるわけにもいきません。
高学歴女性がニートを卒業するのは意外に難しく、プライドや高すぎるスキルが邪魔をしてしまうこともあります。
ニートを卒業するためには、まず最低限の就活マナーを身に付けておく必要があります。
- 面接にふさわしい髪型、服装
- 敬語
- 入室、退室時の挨拶
など、当たり前に思えることでも、一度しっかり頭に入れ直しましょう。
また履歴書も重要なポイントです。
最近は、職業経歴書などをパソコンで作成するのが主流になっていますが、会社によっては手書きの方がアピールになる場合もあります。
就活する時には、面接を受ける会社の対策をしっかりしてから、準備をするようにしましょう。
何事もまずは行動することが大切です。
一度ニート生活に入ってしまうとなかなかそこから抜け出すことが難しくなります。
まずはいろいろ考えずに一歩前に出ることを一番に考えてみましょう。
ニート女性の就活は何から始める?
では、実際にニートを卒業するためにはどんな事から始めてみればいいのでしょうか。
以下のことを参考に、まずは自分が始められそうなことから始めてみましょう!
まずはバイトから
ニート卒業=就職と思っている方も多く、ニート卒業の壁がどんどん高くなってしまいます。
アルバイトであれば、正社員よりも受かる確率が高いため、まずがアルバイトから始めてみるのも良いのではないでしょうか。
いきなり就職するよりも、アルバイトで徐々に慣らしていけば、ニート卒業もしやすいでしょう。
ハローワークに行く
ハローワークには多種多様な求人があり、相談員があなたに合った就職先を紹介してくれるはずです。
まずは、ハローワークであなたが仕事をするにあたり必要としている条件を明確にして、求人の動向を見ながら妥協する点や、外せない点などを絞り込んでいきましょう。
就活しないの?ニート女性のイメージ
男性に比べ女性の方がニートの割合が少ないのは、ニートという言い方にも原因があるのかもしれません。
女性がニートをしている場合、「ニート」と呼ぶよりも、「家事手伝い」や「花嫁始業中」など、非労働者であることをオブラートに包んだ言い方をすることが多いからです。
「家事手伝い」も「花嫁始業中」も、結果と押してはニートと同じことではありますが、そのイメージは全く違うものにうつるでしょう。
世間のイメージとしては、「家事手伝い」「花嫁始業中」の女性に対して、
- 家庭的
- 料理が上手そう
- 女性らしい
- 箱入り娘
など、女性らしさが強調されたイメージを与えています。
ですが、女性の「ニート」と聞くと、
- 部屋が汚い
- ずぼら
- 不潔
などと、イメージの悪さが伺えます。
どんな真意でニートになったとしても、世間が持つイメージは決して良いとは言えません。
ニート生活は長引けば長引くほど、抜け出せなくなってしまうので、なるべく早く行動できるようにしましょう!