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「仕事できない人」は必ずいる!立場の違いによる上手な接し方

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目次

仕事できない人は会社に1人はいる!できない社員に見られる特徴

仕事ができない人にはどのような特徴があるのでしょうか。

まずは、仕事ができない人の特徴を見ていきましょう。

確認作業が苦手

仕事ができない人は、確認作業が苦手な傾向にあります。

仕事ができる人は資料作成を依頼された場合、ある程度完成した時点で趣旨とずれていないか依頼者と確認します。

しかし、仕事ができない人は100%完成した時点で確認をしようとします。そのため、趣旨を捉え間違えていたり、思い込みが入っていることが多々あり、多くの修正が入ってしまう可能性が高くなります。

そして、その修正作業においても同じように確認するため、何回も修正をしてしまうという結果になってしまうのです。

吸収が遅い

仕事ができない人は、教えてもらったことや人の意見を素直に受け入れることができず、吸収が遅い人が多いようです。

仕事ができる人は言われたことを素直に受け入れ、まず言われた通りにやってみるものです。

素直にやってみることで情報の取捨選択力を強化させ、それを経験として蓄積していくのです。

一方、仕事ができない人は心の中にフィルターを持っていて、言われたことをまずそのフィルターに通して、通過してもののみ受け入れてしまうのです。フィルターは「プライド」や「価値観」「こだわり」などです。

素直に受け入れないため、言われたことがなかなか身につきません。

責任感のない言葉を使う

仕事ができない人は苦手意識を持っていたり、責任を負いたくなかったりするためか、言葉に責任を持とうとしません。

「できたらやります」「〜のようです」「なるべく〜」のようなあいまいな言葉を使って、自らには責任がないような話し方をする傾向にあります。

仕事できない人との接し方〜部下の場合は考えさせること

では、仕事ができない人に対してどのような接し方をすればいいでしょうか。
まずは自分の部下ができない人だった場合について紹介します。

なかなか仕事を覚えない部下は、もしかしたら仕事を覚えないのではなく、意図的に覚えようとしていないのかもしれません。

もし、そうだとすれば、その部下は仕事の責任から逃れようとしている可能性があります。

いつまでも上司や先輩のいいなりで動いている人は、責任がない状態に甘んじてしまいます。それは、責任がない方が楽だからです。しかし、仕事ではそのようなことは言っていられません。

そんな部下に対しては、次のような質問を問いかけてみましょう。

「もし君が〜ならどうする?」

たとえば、「もし君が上司だったら、その仕事をさせるために部下に対してどのような指示を出すか?」というような質問です。

もし〜ならという言葉を問いかけることで、部下は自分の状態を客観的に見ることができるようになります。

責任から逃れようとしている時は、自分自身のことが正確に見えていないことが多いものです。自分を客観視させることで、責任感を持たせることでできるようになるのです。

その時は、問いかけた側もきちんと話を聞くようにしましょう。自分の考え方と照らし合わせて、一緒に考えるという姿勢が大切です。

仕事できない人が部下の場合はこの接し方で育てる!

仕事ができない部下に対しては、先ほど書いたような問いかけをすることも大事ですが、次のようなポイントで接するようにすれば部下も育っていくでしょう。

注意する時は具体的な行動に落として指示する

「積極性が足りない」「危機感が足りない」など”状態”だけを指摘することはやめましょう。

このような指摘だと、部下本人は「じゃあ、どうすればいいのか?」と思い、解決策を見出すことができません。

注意する場合は「今日の商談では最低でも2回は発言してみよう」など具体的な行動に落として指示しましょう。

仕事をふる時はプロセスを伝え、チェックするタイミングを作る

書類作成などの仕事を部下にふる場合は、どのようにして作るか、わからないところは誰に聞くかなどプロセスをきちんと伝えるようにしましょう。

そして、「一旦、明日の14時くらいに一度見せてもらえる?」と中間でチェックするタイミングを作りましょう。

できるようになったら口出ししない

部下が今までのことを繰り返し、できるようになったことに関しては承認して、今後はそのことに関しては口出ししないようにします。

不安はあるかもしれませんが、毎回口出ししていたら手間になりますし、部下もやる気を失っていきます。

こうした成功体験を積み重ねることが、部下を一人前に育てていくのです。

事前に内容を理解させておく

複数人で行われる会議にいきなり部下を出席させても、内容を理解してもらえないことが多いものです。

そのため、事前に一対一で会議の内容について話しておくという工夫も必要です。仕事ができない人とは密に接触することも大事です。

世間話を定期的に行う

仕事ばかりのやりとりだと、部下は自分のことを理解してもらっていないと思い込んでしまい、関係がギクシャクしてしまうこともあるもの。

職場とはいえ、個人に関心を示すことも重要です。

そのためには2〜3分でもいいので、趣味や家族のことなど、部下と会話してみましょう。

こういった会話を続けることで、部下との関係が円滑になり、仕事もやりやすくなるでしょう。

仕事ができない人との接し方〜同期の場合ははっきりと伝えること

では、仕事ができないのが同期だった場合は、どのように接したらいいでしょうか。

自分は仕事を頑張ってやっているのに、同期は仕事ができず愚痴ばかり言う人だったらどうでしょう。

最初は黙って愚痴を聞いてあげていたとしても、だんだんと嫌になってストレスが溜まってくるのではないでしょうか。

そうなった場合は、いくら同期といえども接したくなくなるものでしょう。

このような同期とはできるだけ距離を置くようにした方がいいです。

でも、もし距離を置くことができず、いつも愚痴を聞きストレスが溜まるようであれば、その同期にはっきりと言ってしまうのも手です。

「私はあなたのこういうところが嫌いなので直して欲しい」というようにです。

もしかしたら、この後、険悪な雰囲気になり、仲が悪くなってしまうかもしれませんが、それでも自分がストレスを溜めないよりはいいでしょう。

また、ひょっとしたら、言われた同期は指摘された内容を意識して、改善するかもしれません。

仕事ができない人への接し方〜上司の場合は期待しないこと

上司が仕事ができないとその部下は困ったものですよね。

そんな上司との接し方を最後に紹介します。

仕事ができない上司と付き合っているとイライラしてくるでしょう。

それは、どこかで上司を期待しているからです。上司がちゃんと仕事をしてくれることを期待しているのです。

でも、そのような期待をしていても上司は変わらないでしょう。だとしたら、最初から全く期待しないようにすれば、仕事の管理も自分のペースでできるのでイライラすることもなくなるのではないでしょうか。

これが、最もやりやすい仕事ができない上司との接し方と言えるでしょう。ただ、この場合は仕事ができない上司の仕事まで自分がやることになり、あなたの仕事が大幅に増えてしまう可能性がありますが。

もう一つの接し方としては、上司をおだてて、あなたを味方だと思わせる方法です。

人間というのは、自分の味方に対しては甘くなり、力になりたいと思うものです。その心理を利用するのです。

そのためには、上司をしっかりフォローしていきましょう。すると、時間はかかりますが、上司もあなたのことを信頼して、仕事の幅を増やしてくれるかもしれません。

ひょっとしたら、さらに上の上司にも評価され、昇格することもあるかもしれません。

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