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二人暮らしを始めるカップル、兄弟姉妹が知っておきたい家賃の相場

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二人暮らしの家賃の相場を教えて!

Q.付き合っている彼と同棲しようと考えています。家賃の相場と初期費用はどれくらいでしょうか。

私は社会人二年目で月収は15万円ほど、年2回のボーナスがあります。
彼はフリーターで月収は13万円ほど。現在就活中です。

お互い実家暮らしですが、互いの家に行き来するための交通費がかかることと、もっと長く一緒にいたいということで同棲することに決めました。

A.家賃は給料の3分の1を目安にしましょう。

私と夫の二人暮らしで、どちらも正社員で働いています。

23区内の2DK、45平米に住み、家賃は管理費込みで11万8千円です。

何十回もいろいろな物件を見て、最終的にこの物件に決めました。

JR山手線と地下鉄が乗り入れる駅が徒歩5分以内にあり、買い物に行くのにも困りません。

今の住居を気に入っています。住むところを決めるなら、イメージよりも住みやすさを重視した方がいいと思います。

生活スタイル別、二人暮らしの家賃相場

収入に対して家賃の割合はどの程度なのでしょうか。

調査では、家賃が収入の16〜20%という人が25%で最も多く、収入の21〜25%が21%、26〜30%が18%でした。

家賃の相場は収入の30%くらいまでという人が多いですね。

適切な家賃相場は収入の3分の1、もしくは4分の1と言われますが、二人の生活スタイルによって家賃相場の割合を大きくしても大丈夫な場合もあります。

たとえば共働きで子供のいない二人暮らしでは、家賃の割合が3分の1を超えていても、まだ生活に余裕があり、貯金もできるかもしれません。

しかし住居はランクを上げることは簡単でも、ランクを下げるのは難しいです。

もっと広い部屋に住みたい、もっと綺麗でお洒落な所に住みたいというような希望はどんどん膨らんでいくでしょうが、最初はなるべく背伸びしすぎないほうが良いです。

もっと居心地の良い部屋に住みたいと考えているのであれば、あと何年住んだら、子供が生まれたらなど、住居を変えるタイミングとなる区切りを作っておくのも大切です。

東京での二人暮らし、エリア別の家賃相場は?

二人で住むなら間取りは2LDK、2DKがおすすめです。広さは50〜60㎡あれば暮らしやすいです。

互いのプライベートも大切にできる部屋なら安心です。住む部屋を探す場合、家賃と物価を合わせて考えることが必要です。

東京でエリア別に家賃相場を比較したところ、やはり都心は最も高く、2DKの40㎡以上で20万円前後でした。物価も高く、にんじんが3本120円します。

同じ広さでも城北エリアは10〜13万円前後、城南エリアは13万円前後の家賃相場でした。

城東エリアは城南エリアよりも広い部屋が多く、58㎡ほどの部屋が10万円で借りられます。

一方城西エリアは45㎡で15万円前後の家賃相場です。

城北、城南、城西エリアの物価をにんじん3本の値段で表すといずれも100円です。城東エリアでは60円です。

多摩エリアは場所により家賃相場に幅があります。

吉祥寺のある武蔵野市は家賃も高めで、35㎡以上で11万円前後ですが、あきる野市や福生市は5万円前後で借りられます。

にんじん3本の値段でみる物価は、95円となります。

年収によって選ぶ、賃貸マンション・アパートの家賃相場

年収別に適切な家賃相場を考えてみましょう。

年収が600万円(手取り500万円)、ボーナスが4ヶ月だった場合、家賃は月10万円を上限と考えましょう。

独身であれば6〜7万円のアパートに住んで、浮いた分を貯金に回したり他のものにお金をかける人もいます。

家賃が15万円という人もいますが、月収30万円程度で月15万円を家賃として支払うのはかなり無理があると思います。

年収が400万円の場合、月6万円から7万円の部屋を借りて住んでいる人が多いです。10万円以上の部屋に住み続けるのは難しいかもしれません。

家族がいる人は通勤に便利な埼玉や千葉に広めの部屋を借りている人が多く、家賃は7万円ほどです。

年収300万円の場合、家賃は7万円までで、都内では5〜6万円のワンルームで暮らす人が多いようです。

シェアハウスに住み家賃を安く抑えることもできます。月4万円ほどで広い部屋に暮らせるので、共同生活に抵抗がなければおすすめです。

同じ間取りなのに家賃が違う?利便性によって変わる家賃相場

同じ間取りなのに家賃が高いところと安いところがあるのはなぜでしょうか。
家賃の基準は間取りと利便性と築年数で変わります。

新しい物件、買い物に便利な立地、学校が近くにある、駅が徒歩圏内などの条件であればそれだけ家賃も高く設定されます。

二人暮らしのために住居を決める際には、二人で暮らしてもお互いのプライベートな空間を確保できる間取りであったり、二人で住んでもストレスにならない程度の広さが必要です。

二人暮らしでは利便性だけを見るのではなく、あらゆる条件を考慮して住居を決めることが重要です。

家賃の上限がいくらくらいか、譲れない条件は何か、逆に妥協してもいい部分は何かなどを考えた上で不動産屋さんに伝えると、自分たちに合った物件が見つかりやすいです。

二人暮らしでは2LDKや3Kが住みやすいです。

都内だったら家賃は安くて11万円からで、利便性や築年数の新しいものなどの条件を加えると15万円〜16万円ほど必要となります。そのほかに共益費や駐車場代がかかることもあります。

住居はなるべく家賃が収入の3分の1を超えないところを選びましょう。

収入に対して家賃の割合が高くなってしまう場合は、バスや鉄道を使って生活することも考え範囲を広げて検索してみると、条件に合う物件が見つかりやすいです。

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