派遣先での顔合わせでは自己紹介が大事！
まず、あなたは派遣会社から初めて企業に顔合わせに行きます。派遣会社の営業担当が同行しています。派遣先の企業からは部署の主任とその部門の部長それと人事担当の人も同席しています。
「顔合わせ」の意味としては、ここでは「面接」と取っていただいてよいかと思います（派遣労働者に関する法律を厳密に解釈すると少し問題はありますが・・・。）。
まず同行している派遣元の営業担当から挨拶と簡単なあなたの紹介があります。そして、いよいよ自己紹介が始まります。
ここで重要なのは、何事も第一印象が大切です。ですので、挨拶の時から意識して大きな声でハキハキと挨拶しましょう。
次に自己紹介ですが、事前に準備・練習しておいた自己紹介（アピールしたい職歴の説明を具体的に）を行います。最初に自分の名前をちゃんと言えれば第一段階はＯＫです。落ち着いて自己紹介しましょう。
職場の主任はもちろん、その部門の部長にも良い印象を与えることができれば顔合わせは大成功です。
派遣先との顔合わせの際、自己紹介の要点と注意すべき点
もし可能であれば派遣会社の営業担当者と事前に自己紹介（主に職歴）についてよく相談しておきましょう。営業担当者が忙しい方でも何とか時間を作ってもらい打ち合わせしておきます。
というのも、顔合わせで場合によっては、あなたの派遣の仕事がキャンセルされることもあるからです。
さて、自己紹介と言っても必要な基本的な情報は派遣先企業には事前に連絡されていますので、主にあなたの職歴で今回の派遣先企業に直接役に立つような仕事の経験をアピールするようにしましょう。
顔合わせでは、派遣先企業としてはあなたの人柄などを見極めたいという目的があります。ですので、仕事内容に関して突っ込んだ質問が出る場合もありますが、落ち着いて答えるようにしてください。
ですが、前職の会社の機密に関すると思われるようなことをあまりベラベラしゃべると逆効果になる場合もありますので、注意して応えるようにしてください。
派遣先での顔合わせ、自己紹介に関連した質問も出るので要注意！
派遣先での「顔合わせ」安易に考えていては後悔する場合もあるようです。派遣社員という言葉が出始めたころには少なかったようですが、現在のように多くの方が派遣社員として働くようになると、どうしても「質の低下」という問題がでてきます。
ですので、派遣先の会社としても派遣会社からの書類だけで判断するのではなく、本人と直接会って人柄や人間性などを確認してから最終決定したいという企業が多くなってきているようです。
ですので、顔合わせでの自己紹介の重要性は増してきていますので、傾向と対策をしっかりしておきましょう。
また、あなたの自己紹介に関連した質問も多く出されることも多いですので、しっかりと対応するようにしてください。
注意していただきたいのは、派遣先企業の人事担当者（面接のプロ）などから雑談風に「前の会社で何か気になった点とかない？」というような質問があった際、決して前の企業を悪くいうようなことはしないようにしてください。
あなたへの評価の大きなマイナスになってしまいます。質問への応答のポイントは「相手の立場になって考える」ということです。
派遣先での顔合わせと自己紹介の必要性
派遣先での顔合わせでの自己紹介についていろいろな意見があります。
「自己紹介なんて必要ない」という意見や「自己紹介を失敗したら仕事をキャンセルされた」とかいろいろです。どれも正しくてどれも間違っています。
というのは、採用を決定するのは派遣先企業です。ですので、派遣先企業が望むような情報をあなたは提供する必要があるのです。
派遣先企業が「自己紹介なんて必要ない。ある程度は事前に提出された書類でわかっている。最終的にあなたの人柄を確認したいので会うだけで十分」という企業もあります。
また、「書類選考は単なる最低限のレベルの確認だけ、顔合わせ（面接）で人物を見て最終決定したい」という企業まで様々です。
ですので、派遣先企業の状況に詳しい派遣会社の担当者と事前によく相談して、顔合わせでの自己紹介の内容については十分な打ち合わせをしておいてください。
たとえば、簡単で良いので気楽に雑談してくださいとか、職歴の細部までチェックした質問が出ますので対応してくださいなどといったことです。
これが派遣先との顔合わせの成功ポイント！
男女ともに大切なのが「第一印象」。これをいかに顔合わせで相手に印象つけるかがポイントです。
「第一印象」とは「一目惚れ」と同じようなもので、人間のあらゆるセンサーを総動員して獲得された情報を脳で処理して導き出された答えなのです。
ですので、なぜあの人を採用したの？とか、なぜあの人を好きになったのか？などと聞かれても説明できないものもあるのは事実です。
ですが、一目惚れと違うのは、あくまでも派遣先の担当者は、会社で働くのに適した人材かどうかを見極めるものです。
外見では、清潔感があるかどうか（爪の長さや髪の長さ、髪が長い場合にはまとめる、服装）や受け答えがハキハキしているか、笑顔がみられているかどうか、などです。
あとは、「質問はありますか？」と聞かれた場合に、必ず何か１つは質問するようにしましょう。たとえば、「事前に勉強しておいたほうがよいことはありますか？」など、積極的な姿勢を見せることも大切です。
