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公務員福祉職試験の重要な試験科目の見極め方と対策!

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地方公務員福祉職の自治体による試験科目や要件の違い

公務員福祉職は、主に都道府県や政令指定都市の自治体に所属し、社会福祉施設や児童相談所などで指導員や相談員としての仕事を行ないます。

また、関連部局で障がい者や高齢者、児童などの社会福祉に関する専門業務に従事する場合もあります。

これ以外に、特別区(東京都の区)や一部の市でも福祉職の募集が行なわれることがあります。これらの自治体の募集は、公務員福祉職とは試験日程などが別の日になっている場合が多いですので、併願をすることができます。

試験科目ですが、一般的には教養科目40題(択一式や選択式)、専門科目40題(択一式)ですが、特別区や一部の市の場合、専門科目が記述式で実施される場合もあるようです。

なお、東京都や特別区では受験資格要件として「社会福祉士」や「児童指導員(教員免許で代用可)」、「保育士免許」などとされています。

しかし、ほとんどの市では資格要件として「社会福祉主事任用資格(厚生労働大臣の指定する科目を大学などで履修または指定された養成機関または講習を終了)」があればよいとされています。

公務員福祉職の受験には試験科目などの情報収集が大切!

地方公務員上級福祉職の場合、1次試験は教養科目40題(択一式または選択式)と専門科目40題(択一式)になります。

教養科目は他の行政職と同様のようです。また、専門科目は半分以上が社会福祉関係で残りを心理学、社会学となっているようですし、これらの専門科目はどの科目も深く専門的な問題ではなく、ある程度のレベルの一般的な出題が多いようです。

東京都と特別区(東京都の区)は、専門科目が記述式となっているようです。

なお、地方公務員上級福祉職の過去の試験問題は公表されていませんので、国家資格の社会福祉士の過去の試験問題が非常に参考になります。

地方公務員上級福祉職の試験を実施している自治体は、都道府県や政令指定都市になります。

これ以外にも一部の市や特別区でも実施している自治体はあるようですし、これらの自治体では都道府県や政令指定都市とは試験日程や試験科目が異なる場合もありますので、事前に受験要件や試験科目などの情報収集が重要となります。

公務員福祉職の試験科目から考える傾向と対策

公務員上級福祉職の試験科目ですが、教養科目と専門科目からなります。その専門科目の問題としては、社会福祉関連が半分以上、残りを心理学、社会学の問題が出題されますが、一般的なレベルの問題が多く深く専門的な問題が出ることはないようです。

ですので、特に出題数が多い社会福祉については、一般的なレベルで幅広い分野の勉強をすべきです(つまり基礎が大事!)。

そして、よく言われるのが、公務員上級福祉職の過去の試験問題は公表されていないとのことですので、似た内容の国家資格の社会福祉士の過去の試験問題(繰り返し解いてみましょう)や参考書で勉強するのが効果的ということです。

それと注意していただきたい点として、教養科目は科目が広範囲にわたりますし、興味をもてない内容ですので、あまり勉強しない方もおられるようです。

しかし、専門科目では皆さんそれなりに勉強しています。あまり点差がつかず結局教養科目の得点で差が付いてしまう場合もあるようですので、教養科目も手を抜かないよう勉強してください。

質問:公務員福祉職を受験したい、おすすめの勉強方法を教えて!

私は、大阪市の福祉職の採用試験を受けようと考えています。大学は法律関係の学部でしたが、私の周囲に心や体に障害を持った方や家庭環境で苦労している方などが多くいて、その方々を何とか手助けできるような仕事をしたいと考えたのが受験の動機です。

今は一応就職しているのですが、やはり自分の夢をかなえたいと少しずつ勉強を始めていますが、専門科目の勉強方法がなかなかわかりません。予備校に行くのも考えたのですが、経済的な面と時間的な面から諦めました。

それと試験日程や受験要件が合えば、近くの地方自治体や独立行政法人、大学などの福祉職を複数受験したいと考えています。

どなたか政令指定都市(できれば大阪市)の福祉職を受験された方、専門科目の勉強方法や参考書についてアドバイスいただけないでしょうか?よろしくお願いします。

お答え:公務員福祉職受験におすすめ必須事項!

私は大阪市の福祉職も受験しましたが、今は福祉関係の独立行政法人で働いています。

まず参考までに、地方公務員上級福祉職の1次試験は教養科目と専門科目からなります。教養科目は、他の地方公務員行政職の試験内容と共通している部分が多いようです。

次に専門科目ですが、国家資格の社会福祉士の試験と同じような内容のものが多いですので、この社会福祉士の参考書が役に立ちますし、過去の試験問題も非常に役に立ちます。特に過去の試験問題は繰り返し勉強してください。

それと専門科目の試験内容はそれぞれの科目の一般的なレベルの内容のものが多く、特に深い専門的な内容の出題は少ないようです。

次に2次試験ですが、面接があります。その際、福祉職を希望する理由を聞かれますので、あなたの気持ちを簡潔明瞭に説明できるようにしておいてください。

具体例:政令都市での公務員福祉職の試験科目と内容

政令指定都市での福祉職を希望されおられる方のために、まず具体的な1次試験の科目や内容をご紹介したいと思います。

1次試験は教養科目40題と専門科目40題が出題されます。その教養科目の内訳ですが一般知識と一般知能(設問の6割以上)とからなり、選択式でした。

また、専門科目は一般的には択一式か選択式が多いようですが、私の場合択一式(全問必答)で5割以上が社会福祉概論でした。

次に2次試験ですが個人面接でした。ここで最初に聞かれたのが「志望動機」です。これを簡潔明瞭に説明できるようにノートなどにまとめておいてください。

あまり要領を得ない説明では、面接官への印象が悪くなります。なお、基本的に面接では、公務員としての資質があるかどうかや、福祉職という部署であれば特にあなたの人柄というものが非常に重要になってきますので、これらを見極めるために行われます。

公務員福祉職試験に必要な参考書はコレだ!

公務員福祉職の受験のための参考書についてですが、専門科目については基本的に国家資格の「社会福祉士」の参考書がいろいろな出版社から出ていますので、それらの中から選んでみてください。

それと受験を希望する自治体などによっては出題科目や出題形式が異なる場合もありますので、自分が受験したい自治体の受験概要を事前にチェックしておいてください。

その際、その自治体の予備校や予備校出身者などからもできるだけ情報を集めることをおすすめします。

なお、具体的な参考書の出版社名や書名は数が多いのと自治体によって出題科目などに差がある場合がありますので、ここでは記載しません。各自インターネットなどで検索してみてください。

それと参考書も大事ですが、社会福祉士の過去の試験問題も非常に役立ったという意見が多いですので、是非取り組んでみてください。

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