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派遣先との顔合わせ後に断る際に注意すべきこと

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派遣先との顔合わせ後に「断ることは可能?」

派遣先との「顔合わせ:事業所訪問」というものについてですが、平成16年の派遣法改正により、「派遣労働者がその仕事を受けるかどうか判断するために、派遣先の事業所訪問を希望する場合は可能」となりました。

ですので、顔合わせ後に断ることはできますが、場合によっては派遣予定先の会社から断られる場合もあるのが現実です。

また、派遣会社から紹介され、顔合わせ後に断ることが2回も3回も続いた場合などは、派遣会社との関係が悪くなり、その後新しい派遣先を紹介してもらえないという可能性もあります。

派遣会社の担当者とは、あなたが希望する職種や条件などを事前によく話し合って、担当者によく理解してもらっておくことが大切です。

派遣会社と一般的にいわれていますが、正しくは「人材派遣会社」という名称です。

人材派遣の仕組みを簡単に説明しておきますと、人材派遣会社が特定のスキルを持っている「人材」を雇用し、それらの「人材」を希望する企業に派遣することで利益を得ています。

派遣社員は派遣会社から給料をもらい、派遣先の会社の指示で働くというものです。

派遣先と顔合わせ後に断る際の「注意事項」

一般的には、派遣先との顔合わせが済んでから、派遣会社の担当者から「この派遣先での仕事でよいですか?」との確認があります。

あなたが気に入れば「お願いします」と言って手続きを進めてもらいましょう。

もし何か働きたくない理由が出てきて、「この会社では働きたくない」と判断した場合には、派遣会社の担当者にはっきりとあなたの考えを伝えてください。

なんとなくズルズルと働きたくないと思った会社で仕事をし始めて、やはりダメということになってしまうと派遣先はもちろん、派遣会社にも迷惑がかかってしまいます。

それと、もし直ぐに判断できないような場合は、担当者に正直に「考えますので少し待ってください」と言ってください。

でも常識的には2〜3日以内に判断してください。派遣会社もあなた以外にその派遣先で働きたいと希望する人がいる場合がありますので、あなたが希望しないのであれば他の方を紹介するということができる訳です。

派遣先との顔合わせ後に断る際の理由はどう伝える?

まず物事を判断する際に必要なのが理由です。「何となく」というのも理由ですし、「理論整然」と説明できるのも理由です。

大切なのは、あなたが真剣に考えた結果なのかどうか、また判断した根拠に対してあなたが納得できるかということです。

派遣先での顔合わせで、あなたがその派遣先についてどのような理由で、どのような判断を下すのかは全てあなたの考えによるのです。

社会人としてはその判断に責任を持つことが要求されますので、よく考えて行動してください。

あなたが派遣先との顔合わせ後に断りたいと考えた場合、その理由として真剣に考えた結果として「何となく」という言葉でしか表現できない場合もあるかと思います。

これについては派遣会社の担当者とあなたの気持ちがわかってもらえるまで良く話し合う必要があります。

人間には「第六感」というものも存在しますので、あなたの「何となく」が正しい場合もあるかと思いますが、安易に面倒そうだからとか、気分が乗らないとか単なる感情だけで判断しないようにしてください。

派遣先との顔合わせ後に断る場合のポイント

派遣先に顔合わせに行った際、「この上司とは相性が合わない」とか、「この職場の雰囲気には自分は馴染めない」、「この職場の作業には自分のスキルでは不十分」だとか、いろいろな理由で断る場合が出てくるものです。

顔合わせとは、基本的には派遣労働者が希望すれば行なえる法律的にも問題ないものですので、断ることはできるものです。

ただ、派遣会社の担当者との関係などを考えると、顔合わせ後に何度も断った場合などは、関係が悪くなることも予想されます。

ですので、派遣会社の担当者には、あなたがいい加減な気持ちで断るのではないことを、良く理解してもらう必要があります。そうでないと次回からなかなか新しい派遣先を紹介してもらえなくなるかも知れません。

それと、断る場合にはなるべく速やかに派遣会社の担当者に連絡するようにしましょう。

派遣会社から別の人を顔合わせに連れていくこともできますし、派遣先も別の派遣会社からの派遣労働者を検討できるからです。

派遣先との顔合わせ後に何度も断るとこんな問題が!

派遣会社の担当者というのは、派遣会社に登録している人の中から、派遣依頼のあった会社に合った人を選び出し、派遣するという仕事になります。

ですので、派遣先に顔合わせに行ったのに何回も断るような人というのは、担当者からすると「やる気があるのか」とか、「働きだしても直ぐに辞めるのではないか」とか不安要素のある人いう認識になってしまいます。

派遣会社には何人もの人が登録していますので、担当者としては「オススメの人材」から派遣先に当てはめていきますので、不安要素のある人はどうしても後回しになり、ついには全然派遣先を紹介してもらえない可能性も出てきます。

こうならないためにも、担当者と自分の希望条件や仕事の内容などを良く相談しておくことが重要です。

しかし、登録している派遣会社から紹介される事業所などが、自分のやりたい職種とは異なるとか、担当者との相性が悪いといった場合には、別の派遣会社に登録してみるというもの一つの方法です。

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