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仕事に対する能力がない…と感じたときの考え方とやるべきこと

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役職に就く会社員がないとまずいと思う仕事に必要な能力

仕事に必要な能力としてどのようなものがあるのでしょうか。

まずは、30代〜40代の係長以上の役職に就く会社員に聞いたアンケートをもとに、どのような能力が必要とされているのかを見ていきましょう。

このアンケートは「部下に対してこの能力は持っておいてほしい」と思われる能力について聞いたものです。そのアンケートによると上位5位は次のような結果となっています。

  • 自ら進んで仕事に取り組む力
  • 目標を自ら設定して行動する力
  • 現状分析をしそこから課題や目標を明らかにする力
  • 相手の意見をしっかり聞く力
  • 会社のルールや人との約束をしっかり守る力

やはり仕事をする上で受け身にならず、自ら問題点や課題を見つけて進んで仕事をしていく能力が求められているようです。

また、管理職になると部下の意見などもしっかりと聞く必要があります。そのため、これから管理職になるだろう部下にも相手の意見をしっかりと聞く力を求めているのでしょう。

仕事に対する能力がないと思ったときの考え方

仕事に対する能力がないと思ったときに、それは本当なのかと考えることは必要です。もしかすると、自分の能力以外のことが関係している場合があるからです。

会社での仕事はチームプレーです。決して、自分ひとりで完結するものではありません。上司などの他の社員や社外の人との連携が必要となります。

仕事がうまくいっていないのは、もしかしたらその連携がうまくいっていないからかもしれません。仕事相手の誤解や思い込みにより、連携がうまくいっていない可能性もあるのです。

このように、仕事がうまくいっていないからといって、自分の能力だけに原因があると考えるのではなく、他にも原因がないか考えることが大事です。

また、自分の仕事に対してクレームを言ってくるお客さんなどもいるでしょう。

しかし、クレームもときによっては常識から大きく外れている場合もあるものです。そういうクレームに対して、すべてを自分の能力のせいにする必要はありません。

このような人に対しては、「こういう人もいるのだ」という程度に思っておくほうがいいかもしれません。

仕事の能力が足りないと思われる人の特徴

仕事の能力が足りないと思われる人には、仕事をなかなか覚えられない人が多いようです。

そのような人はなぜ仕事を覚えられないのでしょうか。ここでは、そのような人がなぜ仕事を覚えられないのか紹介していきます。

仕事を覚える方法がわかっていない

仕事を覚えられない人の特徴としては、覚える方法を知らないということがあります。

初めてやる仕事は一回ではなかなか覚えられないものです。それを覚えるためには、教えてもらったことをメモしておき繰り返し確認したり、わからないことは分かるまで質問してクリアにしていったりする必要があります。

しかし、覚える方法を知らない人はこのようなことができないのです。

教えてもらっても聞いているだけではなかなか覚えられないものです。それを覚えるために自分なりの方法を持っておく必要があるでしょう。

その仕事を覚えるチャンスを作っていない

上司やチームリーダーがこの仕事を覚えてほしいと思っていても、実際にその仕事をこなす回数が少なければなかなか覚えられないです。一回やっただけで仕事を覚えられることはほとんどありません。

仕事を覚えられない人の特徴としては、その仕事をこなす回数が少ないということがあります。

仕事は覚えられるまで繰り返し行うことが大事です。その仕事を覚えるまでは、積極的にその仕事に取り組んでみることが必要でしょう。

仕事に対する能力が足りないと感じたときにやるべきこと

自分には仕事の能力が足りないと感じるようであれば、能力を高める努力をしたり、その能力を補うために別の方法を考えたりする必要があります。

ここでは、そのような人がすべきことについて紹介します。

仕事に必要な能力を身に付けるため勉強する

仕事に必要なある能力が足りないと感じているのであれば、まずはその能力を高めるために勉強することが大事でしょう。

勉強していれば、現時点では能力不足だとしても、今後必ず追いつくことができるでしょう。

仕事のやり方を工夫する

自分の仕事の能力が足りないと思っても、使う道具や手順を工夫することで足りない分を補える場合があります。

今は道具も便利なものが増えてきているので、それらを使うことで能力不足を補えるものです。

自分の能力が足りないと諦めてしまうのではなく、なんとか仕事を終わらせる方法を考えてみることが大事です。

周りの人を頼る

自分の仕事の能力が足りないのであれば、能力が高い人の手を借りるというのも一つの手です。

上司や同僚などと普段からこまめにコミュニケーションをとって関係を築いておけば、いざというときに相談に乗ってくれ、協力もしてもらえるものです。

「人を頼る」というと自分が仕事で楽をしているような感じにも見えますが、仕事は会社全体でパフォーマンスを上げていくものです。

もし、自分ではどうしても仕事がこなしきれないのであれば、能力が高い人の手を借りてパフォーマンスを上げることも重要なことです。その代わりに自分が得意なことは引き受ければ、組織としてはなんの問題もないでしょう。

仕事のできるできないに能力がすべて関係しているわけではない

そもそも仕事ができるできないということにすべて能力が関係しているのでしょうか。

仕事で大事なのはコミュニケーションです。もしかしたら能力はあるのに、コミュニケーションがうまくいっていないばかりに仕事ができていない可能性もあります。

「何度も教えても覚えてくれない」ことを仕事の能力がないと考える人もいますが、もしかしたら教える側の教え方が下手なだけかもしれません。教えている内容がうまく伝わっていない可能性もあるのです。

一方、仕事のできるできないに能力が関係するのは時間でしょう。段取り力がなく、やり方はわかっているものの、仕事を完了するのに時間がかかってしまう人です。このような人は能力が仕事の出来・不出来に関係していると言えるかもしれません。

このように、仕事ができるできないは一概に能力が関係していない場合もあります。仕事ができないと思ったときに、どこに原因があるのかしっかりと見極める必要があるでしょう。

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