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仕事と家事の両立に疲れた……働く女性の心とカラダへのメッセージ

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仕事と家事の両立に疲れたと感じている女性の実態

共働きをしている女性は家庭生活において、どのようなことに対して疲れたと感じているのでしょうか。

あるサイトでとったアンケートによると、34%ほどの共働きの女性が結婚生活に疲れを感じているようです。

そして、その疲れを感じている大きな理由が家事のことです。アンケートのなかにも次のような回答があったようです。

  • 夫と労働時間が一緒なのに、家事のほとんどは妻側になっている
  • 仕事に加え、子育て・家事をやることになり、自分の時間がとれない
  • 仕事をしたいのに、家事も要求され、仕事も家事も中途半端になっている

ほとんどが、女性も働いているにもかかわらず、女性が家事のほとんどもしなければいけないということが理由となっています。

女性も社会進出するようになりフルタイムで働く人も多くなっているにもかかわらず、家事は女性がしなければいけないという風潮が残っているためでしょう。

夫である男性もこのことを理解して、少しでも家事に加わることが大事になってくるのではないでしょうか。

仕事と家事の両立に疲れた女性が感じている辛さとは?

仕事と家事の両立に疲れたと感じている女性は、日常生活において辛さを感じているものです。

ここでは、共働きの女性が感じている辛さについて紹介します。

毎日、時間に追われることが辛い

仕事と家事を両立していると会社では仕事のことを考え、家では家事のことを考えとゆっくりしている暇がありません。

毎日、時間に追われているのです。そして、忙しいあまり幸せな気分や充実感を感じないまま、毎日が過ぎていくのです。

仕事に集中できないことが辛い

仕事をしていても帰宅後のことが気になるものです。特に子育てをしていると家事をしていると保育園に子供を迎えに行かなければいけなかったり、夕飯の準備をしなければいけなかったりと、仕事をしていてもそのことを意識しておかなければいけません。

また、仕事をしているなかで、上司からの急な仕事の依頼や突然の問題発生などもあるでしょう。保育園からの急な呼び出しもあるでしょう。

このように仕事と家事を両立していると、いろんなことを意識いなければいけないため、なかなか仕事に集中できません。

家事ができないことが辛い

仕事から帰ってくると、夕飯の準備をしたり、子供をお風呂に入れたりと家庭でも様々なことをしなければいけません。

しかし、仕事で疲れているのに、こういった家事をすることは大変なこと。ついつい家事がおろそかになってしまうものです。

このように共働きの女性は、時間に追われている、時間が足りないということに辛さを感じているのです。

仕事と家事を両立する女性は男性が思う以上に重労働している

今でこそ、「イクメン」という言葉があるように、男性も家事をするようになりました。

それでも、まだ家事は女性がすることが多く、仕事よりも軽視される傾向にあります。それは、家事が無償だからでしょう。しかし、家事は思っている以上に重労働です。

総務省のある調査によると、共働き家庭において1日あたりに炊事や掃除、洗濯など家事に費やす時間は、子供がいない女性で150分、子供がいる女性で207分だったそうです。

一方、男性のほうは子供がいるいないにかかわらず十数分程度だとか。いかに女性が家事の負担をしているか分かるでしょう。

また、内閣府の推計によると、家事や買い物、ボランティアなど無償労働を金額換算した結果、家事全般が最も金額が高く約88兆6千億円ほどだったそうです。

このように、家事が時間と労力を費やしているのかが分かるでしょう。

仕事と家事の両立に疲れたときは家族と相談することが大事!

仕事と家事の両立に疲れたといっても、そのまま自分で抱え込んでいてはなんの解決にもなりません。

家族があるのですから、そういう状況になった場合には家族に相談しましょう。

その前に自分が仕事と家事のどちらを優先させたいのか考えましょう。その上で、仕事を優先させたいのであれば、家事を家族の人に分担してもらうことになります。きちんと説明すれば家族の人も分かってくれるものです。

一方、家事を優先させたいのであれば、自分の仕事を減らして、その分を家族の人に稼いできてもらうようにお願いすることになります。

とにかく、1人で抱え込んでいては解決しません。家族と相談しましょう。

また、家庭がうまくいっているかも疲れにかかわってくるでしょう。家庭がうまくいっていれば、多少、仕事が大変でもなんとかうまくやっていけるものです。そのためにも家族と相談することが大事でしょう。

仕事と家事の両立に疲れたときに心がけたいこと

仕事と家事の両立に疲れてしまったときは、家族に相談することも大事ですが、自分自身でもあることを心がけることで、疲れがある程度軽減できるものです。
ここでは、その心がけたいことを紹介します。

夫の理解と協力を得ること

仕事と家事の両立には、夫の理解と協力も必要です。家事は自分ひとりでは無理であること、協力が必要なことを説明し、理解してもらうようにしましょう。

また、家事の手を抜くことがあることも理解してもらっておきましょう。

手を抜けるところは手を抜くこと

仕事も家事も完璧にこなそうとすると無理してしまい疲れてしまいます。

仕事はなかなか手が抜けないですが、家事はできるところは手を抜きましょう。別の日にできることは違う日にまわしてもいいのです。帰りが遅くなった日は無理に料理せず、惣菜ですませてもいいでしょう。

家事がたまっていても気にしない

  • 洗濯物をため込んでも気にならないくらいに下着やタオルを買っておく。
  • 毎日掃除機をかけず、気になったときにフローリングワイパーをかける。
  • 洗わなければいけない食器があっても、時間があるときにやる。

というように、家事がたまっていても気にしない工夫をしましょう。

この場合、家事が手抜きになることを夫に理解してもらうことも大事です。

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