カメラを趣味にする人が増えてきている背景
近年、カメラを趣味とする人が増えてきています。それはカメラが以前に比べて安価になり手に入れやすくなっていることがあげられます。
特に、10数年前まで本格的な趣味でやっている人以外は手にしていなかった一眼レフを持っている人が増えてきています。
また、フィルムからデジタルに変わっているため、撮影した写真を手軽に確認できるようになったことも増えてきた理由の一つでしょう。
さらに最近では、プロカメラマンやカメラ愛好家の人による写真教室なども盛んに開催されていますので、技術を学ぶ場も増えてきています。
カメラや写真関連の書籍も増えていますので、プロカメラマンの技法をすぐにまねることができるようになっています。
このようにカメラを手に入れやすく、技術なども学びやすくなったことで、本格的な写真が撮りやすくなってきています。
このことが、カメラを趣味とする人が増えている背景にあるのです。
趣味のカメラには何を撮るか考える醍醐味がある!
カメラを趣味にすることにはどういった醍醐味があるのでしょうか。
一つは、カメラで何を取るか考える醍醐味があります。
カメラで写真を撮るには、まず何を撮るかという被写体選びが大事です。それは風景だったり、人物だったり、オブジェだったりと自分が気に入ったものを撮影することになります。
そして、被写体を選んだら、次はそれをどのように撮るかということを考える必要があります。それは、方向だったり、光の当て方だったり、被写体の切り取り方だったりです。
このようにカメラで写真を撮る前にいろいろと考えるのが一つの醍醐味です。
そして、もう一つの醍醐味は写真を共有できることです。
現代は、FacebookやInstagramなどのSNSを使って撮った写真を友達や仲間などに簡単に共有できるようになりました。設定しだいでは世界中の人達にシェアすることもできるのです。
SNSがなかった時代は、自分ひとりや友達だけしか共有できませんでしたが、現代は自分が撮った写真の感動や楽しさを世界中の人達に共有することができるのです。
このように、自分が撮った作品を世界中の人たちに公開できることも一つの醍醐味なのです。
趣味のカメラで何を撮るか?被写体としておすすめしたい対象物
いざ、カメラを趣味にしても、どういう被写体を撮ればいいのか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
ここでは、被写体としておすすめしたい対象物をいくつか紹介します。
旅行先での風景
旅行をすると必ずと言っていいほどカメラを持参するのではないでしょうか。そして、観光地で一緒に行った仲間と写真を撮ることでしょう。
ただ、旅行で写真におさめてもらいたいのは友達との思い出だけではありません。その土地その土地の風景もぜひ写真に撮りましょう。
旅行先では日常生活では味わえない風景がたくさんあるものです。それらを写真におさめておくのです。
旅行から帰ってきても、それらの写真を見ることにより、旅行先の風景を思い出すことができるでしょう。
イベントでの家族写真
子供の入学式、運動会、部活動の大会、誕生日など人生にはたくさんの家族イベントがあります。
そういったイベントごとに写真を残しておけば、きっと家族にとっての財産となるでしょう。
ペットのかわいい姿
ペットを飼っているのであれば、その表情やしぐさなどを写真に撮っておきましょう。
そして、それを必要な時に眺めることで、気持ちが安らぐでしょう。
自然界の動物
公園や山などには野鳥や昆虫などがいるものです。それらを一つの被写体とするのもよいです。
自然のなかを観察しながら撮影するため、日常から開放された状態で写真を撮ることができるでしょう。
趣味のカメラで何を撮るかということと同じくらい大事なこと
先ほどは趣味のカメラで撮る際におすすめしたい被写体を紹介しました。
ただ、カメラで写真を撮る上で被写体も大事ですが、ただ撮るだけではなくきれいに美しく撮るためには、その被写体のことを好きになることを大事です。
昆虫の写真だけを撮ったり、花の写真だけを撮ったりする人は、その被写体のことを好きだからこそ、それ被写体だけの写真を撮っていることが多いものです。
そもそも被写体のことが好きになれば、どのような角度であればきれいに美しく見えるかわかるものですので、特にカメラの技術がなくてもきれいな写真を撮ることができるでしょう。
さらに、どうすればもっときれいに美しく撮れるかということも考える始めますので、そのための技術やスキルを学ぼうという気持ちになれます。カメラ上達のきっかけとなるのです。
このように、何を撮るかということに加え、その被写体を好きになる気持ちもカメラを上達させるためには必要なことなのです。
趣味のカメラで撮った写真をより良いものにするために大事なこと
写真を撮る上では、何を撮るかということも重要なことですが、より良い写真を撮るためには、その被写体に対して自分がどんなところに心を動かされたのかを捉えることも大事です。
そして、その心を動かされたところを中心に写真を撮ってみるのです。例えば、自然の風景であっても、山の大きさなのか、広大に広がる草木なのか、はたまた空の青さなのかは人によって心動かされるところは異なるでしょう。
そういった心を動かされたところを中心に写真を撮るのです。
そうすると、撮った写真で自分の伝えたいものを伝えることができます。自分らしいより良い写真となっていくのです。
このように、写真を撮る上では何を撮るかという被写体も大事ですが、そこから自分が心動かされたところを捉えて撮ることも大事なことなのです。
カメラを趣味として始めた当初はなかなか難しいかもしれませんが、慣れてきたらこのようなことも意識してみるといいでしょう。