アパレル店員の態度によってはお客さん離れしてしまう可能性も!
アパレル店員にも様々な人がいます。接客がしつこい店員もいれば、適度な距離感をとる店員もいます。それはその店員のやり方だけではなく、お店の方針ということもあるでしょう。
お客さんによってはその態度が嫌になってくることもありますが、ひどいと思う店員はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、なかにはとてもひどい態度をとる店員もいるものです。それはお客さんにまったく一言も声がけしない店員です。
お客さんが店内に入ってきても「いらっしゃいませ」の言葉がなく、商品を買ってもまったく何も言わない店員です。
こういう店員はまれでしょうが、お客さんからはあまりよい印象を持たれないでしょう。
できればお客さんに合わせた接客をしてもらいたいものですが、こういう店員からは購入したくもなくなるものです。お客さんもお店を選ぶことができるのですから、こういう態度の店員がいるとだんだんとお客さんもお店から離れていってしまうでしょう。
購買意欲にまで影響するアパレル店員の態度
さすがに態度がひどい店員がいるお店には行きたくないですが、そんなにひどい態度ではないにしてもアパレル店員の態度によってはお客さんも購買意欲が変わってくるものです。
不愛想で接客態度が悪い店員からはやはり買おうとは思えないですし、逆にさりげなく接客してきて自然に商品をすすめる店員からは魅力を感じなかったものでもつい買ってしまうものです。
このように、たとえ同じ商品だったとしても店員の接客態度によっては購買意欲が変わってくるものなのです。
それは、たとえ商品知識が豊富だったとしても、最終的には接客態度やその店員の人柄などで決まってくるということです。それだけ接客態度が大事だということです。
アパレル店員にはもちろん商品知識も必要ですが、接客態度にも気を使って、お客さんと接しもらいたいものですね。
お客さんが購買意欲をなくしてしまうアパレル店員の態度の例
アパレル店員の態度によってはお客さん離れしてしまう可能性もあります。
では、実際にお客さんはアパレル店員のどのような態度に対して購買意欲をなくしてしまうのでしょうか。
ここでは、購買意欲をなくしてしまうアパレル店員の態度を紹介します。
購買意欲をなくしてしまう態度としては次のようなことがあります。
商品を探しているとどんどん話しかけてくる
自分は静かに商品を探したいのにどんどん話しかけられるとうざくなるお客さんもいることでしょう。
こういう店員がいるお店にはいたくないと思うこともあるのではないでしょうか。
タメ口で話す
初対面でも親近感を出すためかタメ口で話してくる店員もいます。なかには親近感がわいて話しやすくなるお客さんもいますが、大半はなれなれしいと思ったり、非常識さに腹が立ってしまったりするお客さんでしょう。
このようなお客さんは店員さんの態度が失礼だと感じ、お店にも行きたくなくなるものです。
店員同士でおしゃべりをする
店員同士でおしゃべりすることは問題ありませんが、度が過ぎるとお客さんはやる気のなさを感じてしまうものです。
お客さんがいるなかでおしゃべりすることは、お客さんのことを見ていないとも感じてしまいます。
お客さんを見ていない店員がいるお店には行きたくないものです。
無理にセットで買わせようとする
たくさんの商品を売ろうと、お得感を出し無理にセットで買わせようとする店員もいるものです。
セットのものがもともとの商品をさらに良くするものであればいいですが、そうでなければもともと買おうとしていた商品まで購入意欲をなくしてしまうものです。
しつこい接客をするアパレル店員をやり過ごす方法
お店によっては店員の態度がしつこく、そのお店にいたくなくなることもあるものです。そうはいっても、そのお店の商品は見たいもの。
そのためには、態度がしつこい店員をなんとかやり過ごすことが大事です。ここでは、そのやり過ごす方法を紹介します。
なるべく商品を手に取らないようにする
しつこく商品をすすめてくる店員は常にお客さんの様子を監視しており、商品をとったとたんに声がけしてくることが多いものです。
話しかけられないようにするためには、なるべく商品を手に取らないことが大事でしょう。
無視する
人間、無視されるととても嫌な気分になるものです。それはアパレル店員でも同様です。
だから、声がけされても聞こえないフリや「そうですか」と簡単な返事だけして聞き流すのが有効な手段です。
なにか聞きたいことがあれば呼ぶことを伝える
店員のなかには「なにかあったら声をかけてください」と言って、あまりしつこく接しない人もいますが、そう言わない人もいます。
そのような人にはこちらから「あとで呼ぶこと」を伝え、その場を立ち去ってもらいましょう。
購入できるお金がないことを伝える
気持ちのお金がなくただ見ているだけと伝えるのも一つの方法です。
しつこく商品をすすめてくる店員はやはり購入してもらう目的で話しかけてくることが多いものです。
だから、購入をする気がないことを伝えると引き下がってくれるでしょう。
購買意欲を高めてくれる好感度が高いアパレル店員の接客態度は?
先ほどは購買意欲がなくなるアパレル店員の態度について紹介しましたが、逆に購買意欲を高めてくれるような好感度が高い接客態度もあるものです。
ここではそんな接客態度を紹介します。
お客の話に耳を傾けてくれる
しつこい感じではなく気さくな感じで話しかけてくれ、お客の話に真摯に耳を傾けてくれる店員は好感度も高いようです。
さりげなくおすすめの商品を提案してくれる
お客の話に耳を傾け、その話の内容をもとにおすすめの商品をさりげなく提案する店員も好まれるようです。
この際、商品を無理に売りつけようとせず”商品を買ってもらったら嬉しい”くらいの態度で接客する店員が良いようです。
話しやすい
話しやすかったり、愛嬌があったりする店員さんも好感度が高いです。
こういう店員とは話もしやすいため、もし似合わない服を言われた場合にも納得してしまいます。
親切である、笑顔を忘れない
なんといっても、店員は親切であることが大事です。また、常に笑顔であることも必要でしょう。
いくら商品知識があったとしても、ぶっきらぼうに対応されるとお客としては購買意欲もなくなってしまいます。
接客態度が悪いアパレル店員の見極め方
せっかく買いたい服がありお店に来たのに、店員の接客態度が悪くて買いたくなくなるということもあるのでしょう。
できればそういう店員には接客してもらいたくないものです。では、そのような店員をどう見極めればいいのでしょうか。
ここでは、アパレル店員の接客態度がいいか悪いかを見極める方法を紹介します。
断られた時の態度を見る
店員から商品を薦められても購入したくないときは断ることもあるでしょう。この時、断った後の店員の態度を見てみましょう。
良い店員は断っても、嫌な顔をせず、その後の態度も変わりません。断られること自体に慣れているため、そうされても問題ないのです。
「お似合いですよ」という言葉を考えて使っているか見る
試着して後に「お似合いですよ」という店員は多いでしょう。しかし、どんな服に対してもこう言っている店員はちょっと注意したほうがいいでしょう。
それはあくまで服を売ろうとしている可能性があるからです。良い店員は服を売ることが第一ではなく、お客さんを自分の顧客として第一に考えます。だから、本当に似合っている場合にしか言わないものです。
あえて似合っていないような服を着てみる
上のことを見極めるためにあえて自分に似合わない服を試着してみるのも一つの手です。それでも、「お似合いですよ」と言われたら、その店員はちょっと注意したほうがいいです。
良い店員であれば、今の服も素敵だと言いつつ、別の服を薦めてくれるものです。