子供がいると正社員にはなれない?正社員までの道のり

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子供がいると正社員にはなれない?子育てと仕事の現状

女性が働きやすい環境を!と数年前から様々な政策が打ち出されていますが、実際に働きやすさを感じている女性は一体どのくらいいるのでしょうか…。

日本は女性の就業率が大変低く、OECD加盟34カ国中24位と先進国の中でも際立って低い水準といえます。(OECD:Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)

なぜこれほどまでに日本の女性の就業率が改善されることがないのでしょうか。

その原因はやはり、妊娠や出産、育児によって仕事を辞める女性が多いことが挙げられます。

ある調査結果では20代〜40代の働く女性で、妊娠・出産・育児によって仕事を辞める女性は約9割と、大半の女性が仕事を辞めていることになります。

子育てに専念したいという理由で仕事を辞めた女性の中には、実は職場に子育てしながら働く態勢ができていないことや周囲のサポートがないことが原因で仕事を辞めている方も少なくないのです。

子育てが一段落したころに、また働きだす女性も多いようですが、出産前のように正社員で働くことは、環境的にも難しいと言えるでしょう。

子供がいても正社員を諦めない仕事探し

子育てが一段落したと言っても、社会復帰にはブランクもあり、なかなか正社員として採用が難しいのではないのか…と感じている女性は多く、正社員よりも雇用してもらいやすいパートでの勤務を選択する方も多いのです。

しかし、正社員とパートでは収入や福利厚生、待遇の面でも大きく違うので、同じ時間働くのであれば正社員で働いた方が、メリットが大きいようです。

子供がいても正社員として雇ってもらえるかどうか不安は大きいかもしれませんが、仕事の探し方次第では、子供がいても問題なく正社員として働くことができます。

そこでオススメしたのがマザーズハローワークです。

マザーズハローワークとは、通常のハローワークと求人自体は変わりませんが、より子育て中のママに合った条件の求人を紹介してもらえる窓口です。

全国のマザーハローワーク・マザーコーナーズコーナーはこちら(厚生労働省HPより)

子育て中には、会社に求める条件がいくつもあり、条件に合わなければ働くことを諦めていた方でも、安心して就職について相談することができます。

子供がいても正社員で仕事をする女性との違い

子供がいても正社員で働いているAさんにお話を伺ってみたところ、働くことを決めた時には、ブランクもあり、子育て中で会社に求める条件も多かったそうです。

しかし、マザーズハローワークで何度も相談しながら、自分に合った働きやすい職場の求人を見つけられたそうです。

しかし、自分の条件に合った求人があっても、その会社に受かるかどうかは別の話です。

Aさんはこの会社のどうしても入社したいという強い気持ちから以下のようなことにポイントを置いて、面接に臨んだそうです。

  • 手間暇をかけて履歴書を作成した
  • 面接の質疑応答の練習を何度も行った
  • 自分が譲れない条件を絞った

これらのポイントをマザーハローワークで相談しながら、万全の状態で面接に挑んだそうです。

絶対に外せない求人があった時には、そこに注力することが大切だとAさんはおっしゃっていました。

正社員で仕事したい!子供がいる時の留意点

Aさんが、子供がいる状態で正社員の求人に応募した時に、絶対はずせない条件を提示することもポイントの一つにあげていましたが、子供がいる上で就職する時にはしっかり条件を提示することが大切です。

あまり条件を言いすぎると合否にマイナスな影響になってしまうのでは?と考えがちです。

もちろん条件を提示することで合否に何らかの影響を与えることにはなりますが、

  • 子供が病気の時は急に休むことがある
  • 残業はできない
  • 土日は出勤できない

など、どうしても外せない条件を会社側に伝えておかなければ、実際にそうなった時に対応できなくなり、結果的に仕事を続けられなくなってしまいます。

伝えるべきことはしっかり伝え、その上で入社することが重要なのです。

子供がいても正社員で働くのであれば、その点をしっかり会社に伝え、理解を得ることが大切なのです。

子供がいる時の正社員としての仕事探し

子供がいながら正社員で働くことは、やはり普通に仕事を探すよりも難しい場合もあります。

しかし、子供がいることでできないことを考えるよりも、子供がいることがプラスになるような求人もあります。

育児経験が役立つ仕事を選ぶ

保育園や幼稚園の補助や給食の調理員さんなど、家事や育児の経験が生かされる職場もたくさんあります。

また、そういった職場であれば、子供を持つママの状況にも理解があるため、仕事と子育ての両立もしやすいでしょう。

シフトが柔軟な仕事を選ぶ

最近は働く時間を柔軟に組むことができる職場も増えています。

子供の参観日や病気などで急に休みが必要になっても、問題がない職場選びは子育て中のママにとっても、安心して仕事を続けることができます。

確かに、条件に合う求人は少ないかもしれませんが、意外と探せばあなたにピッタリの仕事が見つかるはずです。

できないことを考えるよりも、できることを考えてみましょう。
正社員で働きたいのであれば、それができる環境を整えて、就職活動してみましょう!

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