異性の友達はほしい…でも男女間の友情は存在するの?
男女間の友情は本当に成立するのでしょうか?
それについて、男女間の意識の違いが出ているアンケート結果があります。
20代〜30代の男女に「異性の友人はいるか」という質問に、いると答えた女性は82%、男性は84%だったそうです。
勤めだすようになると、会社の同僚など日頃の信頼関係の積み重ねから異性との友情が育つ事があるようです。
そして異性の友達に関する認識について「相手を異性として見ているか」という質問では、女性は、異性として見るより友達は友達、とキッパリ分けて考えている人が多く、一方で男性の場合は、時と場合による、というような回答が多く見られたそうです。
さらに異性の友人がいると答えた人に、「それは本当の友情だと思うか?」と質問したところ、思うと答えた女性は70%で、男性は50%という結果が出たそうです。
男性の半数は友情ではなく「曖昧な関係」という認識を持っているようです。
男性は、最初は友人同士でも、親しくなってくれば恋愛関係に変わることもあり得ると、友情と恋愛を直線状に捉える傾向にあり、女性は友情と恋愛は最初からきっぱりと別次元として捉える傾向があることがうかがえます。
これらの結果から、男性よりも女性のほうが男女の友情は成立する、と認識している人が多いと言えるでしょう。
同性の友達とは違う!異性の友達がほしい理由
異性の友達がほしい理由その1 カラッとした関係が築ける
同性の友達は、確かに言葉にしなくても共感できる部分や親しみがあります。
しかし、近すぎる距離は、たまに息が詰まりませんか?気の合う人だけとの付き合いならまだしも、そうでない人との近すぎる関係。同性同士だからこそ共感はできるけどそれが我慢できなくなるほど嫌な時も…。
性別という壁があるからこそ、干渉しすぎず程よい距離感を保てるものです。
悪い所はズバッっと指摘する、いざという時には頼りになる…なんのてらいのないカラッとした関係を築けることが、異性の友達の魅力の一つです。
異性の友達がほしい理由その2 異性だからこその鋭い指摘!キレッキレのアドバイスがもらえる
異性の友達がほしいと思う理由の、一番魅力的な点と言ってもいいかもしれません。
異性の友達だからこその鋭い指摘。目から鱗のアドバイスがもらえるんです!
一つ例を挙げるとすれば恋愛に関する相談。
同性同士では、お互いに共感してしまい、慰め合っては結局堂々巡りになって解決しないまま…。
異性の友人の場合は、それぞれの立場に立って、「女は〇〇だから」「男だって〇〇なんだ」と、相手(恋人や好きな人)を理解するためのヒントをくれます。
もちろん恋愛だけでなく、その他の相談でも新しい視点を与えてくれます。
異性の友達がほしい人はどうすればいいの?
それはズバリ、より魅力的になることです!
魅力的な人はそれだけ自然と周りに人が集まります。
その相手に対して、こちらが異性として意識をすれば恋愛感情で結ばれるでしょう。逆に言えば、異性として意識しなければ、その人とは自然と友情で結ばれるのです。
だからといって相手に気を持たせるような行動ばかりしてはいけません。
友達には友達として、キッチリと接するように行動しましょう。
では魅力的な人になるにはどうすればいいのか?
その答えはとてもシンプルです。
見た目、雰囲気、会話術。この3つを心がけてください。
見た目を清潔に保って、表情や話し方、マナーや気遣いなど、男女問わず人に好かれるための努力をするのです。
具体的に言えば、体型を意識して、肌を整え、髪型や服装に清潔感をもたせる。親しみやすい印象を抱かせるために、笑顔やボディランゲージを磨き、TPOに合ったマナーや気遣いを身につける、などです。
これらを意識して努力を怠らなければ、たくさんの人があなたのまわりに集まり、素敵な異性の友達ができることでしょう。
異性の友達がほしいなら明確な線引きを!
異性の友人は大前提として、恋愛対象ではないということが大切です。まず、あなたの異性の友人を一人、頭の中に思い浮かべてください。
その人と二人きりの距離が近づいた時、目があった時、胸が高鳴ったり気分が高揚する想像ができますか?
それが想像できないのならば、その友人はあなたにとって恋愛の対象とはならず、本当の友人であると言えます。
人は恋をする時、様々な恋愛ホルモンが分泌されます。
その中でも、恋愛の初期段階で大量分泌されるのがPEA(フェニール・エチル・アミン)という恋愛ホルモンです。
その効果は絶大で、このホルモンの分泌をきっかけに他の様々な快感物質も連動して分泌されます。
PEAは極端に性欲を高めるだけでなく、神経を過敏にさせ、向上心をあげます。さらに何と言っても尋常ではない快感をもたらします。
恋をすると、世界が色づき、やる気に満ち溢れ、幸福感を得る…その気持ちの正体こそがPEAなのです。
そして、私たちはそんな気持ちにさせてくれる人(つまりそのPEAを分泌させてくれる人)に対して恋をします。
PEAが分泌しない相手とはどんなに距離が近くても胸が高鳴ったりしないのです。
もちろん、PEAを分泌しない相手だからと言って、相手と近づき過ぎても良いということではありません。
例えこちら側に気持ちがなくても相手は異性です。いつ何時、どの方向に関係が変わっていくのか未来はわからないのですから、その時々の線引きが必要です。
異性の友達がほしいなら!気をつけるべきポイント
異性ならではの友達関係の注意点はいたってシンプルです。
「人にされたら嫌なこと、困ることをしない」これは基本的な人間関係の大切なポイントです。
さらにもう一つ言えば、もしも恋愛関係に変わったら、恋愛感情のまま無理やり友達関係を継続しない事。この点にだけ注意しましょう。
そして、異性との友達関係に悩んでいる女性へのアドバイスです。
男女の友情となると思いもよらないすれ違いや衝突も多いかと思います。
性別や認識の違いで、同性同士では考えられないケンカをしてしまったり、わかり合えないことや譲れない事もあるかもしれません。
しかし、そこで「性別の違い」を理由に諦めないでください。大切な友達ならストレートにぶつかってみることも必要です。
あなたの気持ちを素直に伝えてみてはどうでしょうか?
自分とは違う性別だからこそ、できること、できないこと、許せること、許せないことは必ずあります。
関係に悩んだ時、一人で抱えこんで殻にこもるのではなく、相手にしっかりと伝え、相談してみましょう。
友達だからこそ、一人では悩まず話してもらいたいはずです。
そこには男女間の違いはありません。せっかくできた異性の友人。性別の壁を作らず、一人の友人として、しっかり話し合ってみてください。