社会復帰が怖い!ひきこもりが選ぶべきバイトは?
ひきこもり生活が長くなるとなかなか社会復帰までの道が遠く感じ、バイトを始めたいと思いながらも「怖い」と感じる人はあなただけではありません。
なかなかバイトを決められない原因の一つに、ひきこもり生活によって断絶された人間関係をいちから始めることに抵抗を感じてしまう人が多いということが挙げられます。
人と接することに抵抗を感じ、なかなか社会復帰ができないのであれば、まずは一人で黙々と作業し続けるピッキングやシール貼り、工場のライン作業などを選んでみるのはいかがでしょうか?
作業的にも単純で淡々とこなしていくものが多いため、人との接点も限りなく少ない仕事です。
また一緒に働く人も、そういった人との付き合いを苦手とする方が多い傾向にあるため、必要以上に会話やコミュニケーションをとる必要もありません。
人と接することの多いハードルの高い仕事は避け、まずは働くということを目標に、そういった仕事を選んでみましょう!
面接が怖い…ひきこもりのバイト面接対策
ひきこもり生活から脱するためにバイトを始めたいと思っても、まずは面接をクリアしなくてはいけません。
ひきこもり生活が長くなると、失敗することばかりが頭に浮かび、どうせダメだから…と一歩踏み出す前に社会復帰を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかしバイトの面接に向かう時は、失敗してもしょうがないという気持ちで深く考えすぎないことが重要です。
ひきこもりではない人でも、バイトの面接で失敗することは多々あり、失敗一つ一つを引きずるってしまうと、なかなか新しい一歩を踏み出せなくなってしまいます。
あまり深く考えず、平常心を心がけることで、不必要な力が抜けて自然体で面接に臨むことができます。
まずバイトに応募した自分を褒め、社会復帰に近付いたことに、自信を持ちましょう。
今回がダメでも、また次がある!そのくらいの軽い気持ちで面接を受けてみましょう!
ひきこもりがリアルに聞きたい社会復帰!バイトのノウハウ
ひきこもり生活から脱するためにバイトを始めたい気持ちはあるけど、実際に働けるのか、どんな問題が生じるのか、いろんなことが気になってしまいます。
そこでバイトを始めるにあたってリアルにぶつかる壁や、その対処法について見ていきましょう。
まず初歩的な問題として、どうバイトを探していいかわからないというお悩み。
これは一番オススメな方法はネット検索で職探しです。
求人系のフリーペーパーなども多数配布されていますが、自分の希望エリアや職種など、詳細を設定しながら、希望の求人を簡単に探すことができます。
またバイトの応募に電話するのが苦手…という方も多いようですが、ネットであればそのまま求人応募することもできるので、面接までのプロセスは比較的簡単に進むことができるのではないでしょうか。
実際に電話することに抵抗を感じ、求人に応募できない人は多く、どう電話するべきか悩んでいる声をネットでよく見かけます。
バイト先に電話する場合は、「バイトの求人を見て電話をしました」とそのままの状況を伝えれば、面接への具体的な話へと流れていきます。
緊張するのであれば、何を言うかメモに書いておくこともオススメです。
また相手が言ったことを忘れないために、電話中にメモが取れるようにしておきましょう。
バイトが怖いと感じるひきこもりが始めやすいバイトとは…
実際にひきこもりから卒業するためにオススメな仕事をいくつかピックアップしてみました。
スーパーの品出し
スーパー内に陳列された商品の補充を行う仕事です。
基本的には黙々と品出しをする仕事になるので、密な接客をすることはありませんが、お客様との簡単なやりとりなどをする機会があるため、少しずつ接客に慣れていくのにオススメな職種です。
ネットカフェ
ネットカフェ内の清掃・接客などを行う仕事です。
受付等で、接客にあたる機会は増えますが、基本的にはマニュアルに沿った接客になるので、必要最低限の接客で大丈夫でしょう。
またバイト開始当初は清掃がメインになるので、少しずつ人とのかかわりに慣れていきましょう。
清掃員
これは上記2つの仕事に比べ、一切接客がない仕事です。
会社によっては数人で一緒に行動することもありますが、作業中は黙々と清掃に没頭することになるので、人とのかかわりはほぼないと言ってもいい仕事でしょう。
しかし清掃は意外に力仕事で、忍耐力も必要となります。
ひきこもりで体力や精神力が低下している場合、かなりきつい仕事になる可能性もありますが、精神を鍛える仕事として始めてみてはいかがでしょうか。
この他にも様々な仕事があり、意外に多くの求人が毎日更新されています。
自分に合った職種を見つけ、続けていける仕事を探してみましょう!
社会復帰でひきこもりの立ちはだかる壁…単発バイトを選ぶ道
これまで様々な職種やバイトを始めるにあたり必要なことをお伝えしましたが、実際に一歩踏み出すとなると、不安感に押しつぶされそうになってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず単発バイトから始めてみてはいかがでしょうか。
継続したバイトを始める場合、本当に生活を変えることができるのか、失敗したらどうすればいいのかと負の感情が頭を支配してしまいます。
単発バイトであれば、その日1日頑張るだけで仕事が完了するため、失敗しても何の問題もありません。
まずは単発バイトを始め、仕事を一つずつクリアしていく達成感や、お金を稼ぐことの大変さや嬉しさを積み重ねながら、ゆっくり生活を変えていくことをお勧めします。
あなたにその意思があれば、ひきこもり生活から脱することは必ずできます。
焦らずゆっくりと、一度の失敗に臆することなく、自分のペースで社会復帰について考えてみましょう。