モラハラの被害者に多く見られる5つの特徴とは!
1.身近な環境にいる人
家族や友人、ご近所の住人、会社の同僚や部下など、関係を簡単に断ち切ることが困難な人をターゲットとしてモラハラが生じます。
2.自分と比べて立場が弱い人
社会的な地位、あるいは経済的な面で上の立場にいる人が、弱い立場の人を選び、初めは親しくして近づいてその後精神的に追い詰めてくというケースが多いようです。
3.自分よりも評価の高い人を狙う
相手を嫉妬することからモラハラが生じることあります。
なんとかして足を引っ張り、評価を落としてやろうという思いから始まるようです。
4.温厚で平和主義的な性格の人
おとなしくて争いごとを起こしたくないという温和な性格の人が狙われることも多いようです。
自己主張が下手な人や、相手にべったりと付き合って尽くすのが好きな人にも多く見られます。
5.常にマイペースで相手に合わせるタイプの人
人付き合いが上手な人はあまり狙われないのですが、常に一人で行動し、しかも協調性もあり相手の言いなりに合わせる性格の人が狙われます。
モラハラの被害者の特徴とは?こんな性格の人は要注意!
モラハラとは、モラル、つまり道徳上あるいは倫理上において相手に対して嫌がらせをすることを指します。
もちろん加害者に問題があるのは確かなのですが、モラハラの被害者になりやすい特徴というのがあります。
以下にモラハラの被害者になりやすい特徴をあげてみましょう。
1.罪悪感にさいなまれやすい性格っg3
なにかの過ちを犯して責められると多くの人は罪悪感を持つものですが、モラハラの被害者の場合その傾向が強いようです。
2.不安感を抱きやすい
常に周囲の人と同じ行動をとっていないといけない、あるいはつながりを持っていないといけないという不安が強い人も、モラハラの被害者には多く見られます。
3.自分を守ろうと過剰に反応してしまう性格
相手から責められると、殻に閉じこもって自分を守ろうとしてモラハラにすっかりはまってしまうタイプの人がいます。
このような人は責められれば責められるほど、被害から逃げようとするあまりますますモラハラの被害者にどっぷりと陥っていくことになります。
モラハラの被害者にならないために!加害者の特徴とは?
モラハラ加害者になりやすい人には、以下のような特徴が見られます。
あなたは心当たりがないでしょうか。
- 自分が常に周囲から高い評価を受けていたいと思っている
- 協調性に欠けている
- 他人をほめることをせず、逆に欠点や悪口ばかりを言う
- 常に自分の考えや意見に従うことを求める
- 自分の利得のためなら、平気で他人を利用する
- 自分のことを特別な存在だと感じている
相手からモラハラと思われるような態度を示されたとき、ただあきらめて泣き寝入りをするのではなく、「そのように言われるのは不本意だ」などといった意思をはっきりと伝えることが重要です。
しかしそうはいっても、相手は自分がモラハラを与えていることにまったく気づかない場合が多く、そのため説得しようと苦心しても結局は無駄に終わってしまうことが多いのが現状のようです。
モラハラ被害者が無意識に発している言葉の特徴とは?
夫婦間において、モラハラ加害者である夫に悩まされている主婦の人も多いのではないでしょうか。
そのような人は、日常生活においてちょっとした時に自然にため息交じりの言葉を発するものです。
「なんで私がこんな思いを?」
「こんなにつらいのに、誰もわかってくれない」
「私は悪くないのに」
日ごろ自分が夫の言動でどれだけつらい思いをしているか、他人に分かってほしくて話し込むうちに愚痴っぽい内容になり、さらにエスカレートして、「自分は被害者であって全然悪くない。悪いのは夫の方だ。」などと主張するようにすらなってしまいます。
このように主張するのは、自分が被害者であるという意識が強い以上もっともだと思うでしょう。
しかし、その言葉はそのままあなた自身にはねかえってきて、より一層被害者意識を強くして悲しい現実に打ちひしがれることになるのです。
モラハラ被害に遭わないために!被害者の特徴のまとめ
モラハラはもちろん加害者が悪いのはいうまでもないのですが、それを受ける被害者にも問題があります。
モラハラを受けた被害者が、まるで親にすがる子供のように誰かに依存しようとする体質です。
モラハラ被害者は常に誰かとつながって頼ろうとしますが、一生頼り続けることなど出来るはずもありません。
しっかりと自分自身を確立していて、ゆとりを持ったおおらかな気持ちを持った人は、モラハラの被害に遭うことなどありません。
周囲とのコミュニケーション能力があり、自分の精神状態をうまくコントロール出来るということは、水の流れにあわせてしなやかに泳ぐ魚のように、自分とそれを取り巻く環境がうまく調和しているということと同じといえます。
「誰かに頼らないと生きていけない」ということなく、柔軟な心と体でしっかりと自立した生活をするようにしたいものです。