塾に友達がいないことで生じる悩みは?
学習することを目標とした塾へ通う場合、友達は必要なのでしょうか?
実際に塾に通っている学生さんにお話を伺ったところ、やはり塾でも友達は必要だという意見を多く伺いました。
特に個別ではなく集団で勉強するスタイルの塾であれば、授業と授業の間の休憩時間や集中合宿などの時に友達がいないとツライと感じることがあるようです。
特に塾は、学校と違い入塾する時期はバラバラのため、入った時にグループが出来上がっていることが多々あり、なかなか入りづらいというのも友達ができにくい理由のようです。
学習するための塾に友達の必要性はあまり感じられないように思えますが、塾に友達がいるかどうかは、塾へ行くモチベーションにも影響を与え、学習意欲にも反映してしまうようです。
ツライ受験時期を乗り切るためには、塾にも友達の存在が重要になると言えるでしょう。
友達がいない人必見!塾で友達をつくるコツ
では塾で友達を作るにはどうすればいいのでしょうか…
学校とは違い、なかなか自由になる時間が少ない中で、周囲の人と関係を縮めていかなくてはいけません。
学習することが目的の塾であるため、授業中にアプローチすることは絶対に控えましょう。
休憩時間や授業の開始前・終了後などが狙い目でしょう。
始めから気を張らずに普通の会話から始めて徐々に距離を縮めていきましょう。
もうすでにグループができており、なかなか輪に入っていけない場合は、その中の誰か一人に照準を絞り、話しかけてみましょう。
まずは共感を得やすい話から入り、徐々に相手の興味があることや共通点を見つけながら会話を盛り上げていきましょう。
塾での友達なので、お互いの学校の話や志望校、勉強内容なども有効な話題と言えるのではないでしょうか。
短い時間の間で、話す機会を少しずつ増やしていくことで、相手と仲良くなることができ、次第に友達として普通に接することができるようになっていきます。
友達がいないと塾に行くモチベーションが下がる!?
入塾するきっかけは、親の意思であることが多く、もともと塾にあまり行きたくないと考える子供も少なくありません。
そんな塾に前向きではない子どもにとっては、塾に友達がいるかいないかは、モチベーションの大きな違いとなってしまうようです。
塾に友達がいないことで塾に行きたがらない子供に親としてどうしてあげるべきなのでしょうか…
親としては友達の多い塾に行かせることで、勉強に支障が出てしまうのではないかという懸念も生じてしまいます。
そんな時には、個別塾という手もあります。
集団で学習する塾であれば、周囲の交友関係や一人ぼっちな自分を意識してしまいがちですが、個別で学習するスタイルであれば、周りを気にすることなく勉強に集中することができます。
子供としっかり話し合い、子供に合った塾を見つけることも、勉強のモチベーションを上げるためには重要なポイントでしょう。
塾に友達がいないメリット
先述の通り、塾のスタイルによって勉強へのモチベーションは変わっていきます。
学習のみに集中し、わからない箇所を丁寧に指導してもらえる個別指導の塾と、一定の人数で授業を受けるスタイルの塾と、どちらが学習にとって良いのでしょうか?
一見個別指導の塾の方が学習に集中できるように感じますが、集団で勉強することにも様々なメリットがあります。
それは学校も違う生徒同士が、同じ試験や入試に向けて一生懸命学習する姿は、目標へのモチベーションになり、良きライバルとして切磋琢磨していけるのです。
しかしこれは塾によっても見解は分かれます。
塾によっては授業中の飲食を許可していたり、私語に対して厳しく指導しないなど、塾自体のレベルによって左右してしまいます。
塾を選ぶ際は、個別か集団かだけではなく、そんな塾の特色や教育方法などもしっかりと把握しておきましょう!
友達がいないとヤバい!?やる気を起こす塾の特色
実際に塾選びをした方に、良い塾を選ぶポイントをお伺いしてみました。
やはり選ぶポイントとは塾の特色をしっかり押さえておくことが重要です。
費用が安い、日数が多い、というようなポイントだけで塾を選んでしまうと、せっかく入塾しても成績も上がらずに、学習意欲も落ち込んでしまう場合もあります。
塾に友達がいる、いない関わらずに、学習に対するメリハリをしっかり意識させることができる塾を選ぶことが重要です。
お話を伺った方は、少人数制の塾には行ったそうですが、成績によりクラスがわかれていたため、同じくらいの学力の事一緒に学ぶことができたこともメリットになっていたようです。
また成績によってクラスが別れるため、上のクラスに行きたいという意欲が子供に芽生え、勉強へのモチベーションが徐々に上がってきたそうです。
子供の性格や学習の姿勢などを考えながら、個別・少人数・集団などのスタイルや塾の特色をしっかり見極めましょう