大学生での友達グループのつくり方は今までの学生時代とは異なる
待ちに待った大学生活。是非とも充実した楽しい大学生活を送りたいものですよね。
充実させるには、授業や昼ごはん、暇な時間などを一緒に過ごせる友達がいるかどうかが大きく関わってくるもの。できたら、たくさんの友達をつくりたいものですね。
しかし、大学での友達つくりは今までの小学校〜高校までとは全く異なるのです。
それは、授業の受け方が変わってくるからです。
小学校〜高校まではクラスが決められており、基本的に同じクラスの人たちと一緒に授業を受けます。だから、自然と同じクラスや隣のクラスの人を中心に友達ができていきます。
でも、大学の授業はクラスというくくりはなく、自分で授業を決めて受けることになります。その決めた授業ごとに教室を移動し受けるのです。
座る席も特に決まっていませんので、毎日、毎回、授業ごとにバラバラに座ることになります。
そうなると、常に同じ人が近くにいるとは限らなくなるわけです。
みなさん、小学校〜高校まではどうやって友達をつくっていたか、ちょっと思い出してください。
自分の席の前後左右の同級生と話をしていくうちに自然に友達が増えていきませんでしたか?
それが、授業ごとに周りの人が変わっていく大学ではできないのです。
大学での友達つくりは、今までの友達のつくり方とは全く違ってくるのです。
大学生の友達グループに入るコツ
では、大学での友達つくりはどのようにしていけばいいのでしょうか。
ここでは、3つのコツについて紹介します。
一人にターゲットをしぼる
気になる友達グループがあってそこに入りたいとします。
でも、いきなりグループに飛び込むのは勇気がいりますし、なかなか難しいものです。
そこで、その中で一番話しやすそうな人を探してみましょう。そして、一緒になった授業や食堂などでちょっと話しかけてみます。
日にちをかけて少しずつ距離を縮めていき、親しくなったところで、その人にグループに入ってみたいと言ってみましょう。
単刀直入に言われると相手も断りにくいですし、これまでに親しくなって自分のことを知ってもらっているので、想像していたよりも案外、すんなりとグループに入れるでしょう。
グループの行動を探る
気になる友達の趣味や、共通の話題などをリサーチしてみるのもいいでしょう。
友達は共通の話題や趣味で集まりやすいものです。大学では特にその傾向が強まります。価値観が合わないとなかなか友達とはなりにくいのです。
だから、入りたいグループがあれば共通点を探って近づいてみるといいでしょう。
行動を共にする
入りたい友達グループのメンバーが所属しているクラブやサークルに自分も加入してみるというのも一つの手です。
授業以外のところで接点を持つことにより、そのメンバーとより親しくなることができるでしょう。やはり一緒に過ごす時間が多いほど仲が良くなっていくものです。
メンバーと仲がよくなくことにより、グループに入るきっかけがつかめるでしょう。
大学生が実際に友達グループをつくるきっかけとなったこととは
今、大学に通っている皆さんは、実際にどのように友達をつくっているのでしょうか。
ここでは3人の大学生の事例を紹介しましょう。
サークル・部活でつくった事例
入学した当初は全く友達がおらず友達つくりに悪戦苦闘しました。
でも、その後サークルに加入することで、そこで自分と価値観の合う友人を見つけ、仲良くなることができました。
自分がやってみたいサークルなどがあるのであれば、友達つくりのためにも加入することをおすすめします。
(生物資源科学部 4年生/女性)
●授業でつくった事例
友達は一緒に受けている語学のクラスでできました。
特に週3日ある第二外国語の友達とは、一緒に勉強したり、ご飯を食べたり、飲み会をしたりすることで仲良くなっていきました。
(文学部 2年生/女性)
●SNSでつくった事例
入学する大学が決まった時から、mixiでその学校のコミュニティに入り友達をつくっていました。入学前にすでに交流ができていたわけです。
すでに交流していたので入学後もすんなりと友達づきあいすることができました。
mixiだけではなく、FacebookやTwitterなどSNSで同じようなコミュニティがあるようであれば、活用してみるのをおすすめします。
入学前に交流を深めておくことにより、友達もつくりやすくなりますよ。
(生活科学部 1年生/女性)
女子大学生の友達グループのつくられ方には要注意
せっかく大学に合格したのですから、大学生活は楽しく過ごしたいものです。
そのためには友達つくりが大事なことをここまで紹介してきました。
そして、できれば同じ価値観や趣味を持った友達グループをつくりたいものです。
しかし、女子大学生の間ではちょっと厄介なことがあるようなのです。
それは、顔立ちや姿でグループが決まってしまうというのです。顔が可愛いグループ、普通のグループ、地味なグループのようにです。
そして、そのグループ同士の交流は禁止されており、入学してあるグループに入れば、そのまま4年間その仲間内だけで過ごすことになるのです。
一方、男子大学生はこのようなグループをつくることはありません。単に仲が良いかどうかだけです。顔や姿なんて関係ありません。
顔や姿でグループが決まってしまうのも問題のような気がしますが、女子大学生の間にはこのようなこともあることを認識しておいた方がいいでしょう。
大学で気の合う人と友達グループをつくるには
ここまで大学生活における友達のつくり方について紹介してきましたが、やはり何と言っても気の合う人と友達になりたいものですよね。
気の合わない友達と4年間過ごしても、大学生活の楽しさが半減してしまうでしょう。
そこで、最後に気が合う人を探すコツを紹介します。
それは「自分とやりたいことが同じ人を探す」ということです。
人間は同じ活動をしていたりや趣味を持っている人には共感し、そのような人と気が合いやすいものです。だから、自分がやりたいことをやっているような人を探してみましょう。
一番いい方法は、自分がやりたいことをやっているサークルに入ることです。そこには自分と同じような思いを持った人がたくさんいるからです。
初対面でも共通の話題があるので話しやすいでしょう。
そのほかには、共通の接点があるコミュニティの人と会話してみるのもいいでしょう。
気が合う人が見つかる可能性があるコミュニティには次のようなものがあります。
- サークル活動
- 部活
- 授業
- 寮
- 同じ学科
- 同じ出身地の人が集まるイベント
- ゼミ
いずれも何かの共通点を持って集まっているコミュニティです。
共通の話題で話すきっかけをつくり話しかけていけば、その中から気の合う人も見つかることでしょう。