人付き合いを苦手だと感じる人にはどのような特徴があるのか?
人付き合いが苦手な人にはどのような特徴があるのでしょうか。
まずはこの特徴を紹介します。
自分に自信がない
人付き合いを苦手だと感じている人は、自分に自信がない人が多いです。
自信がないために周囲からどのように思われているのかがとても気になるので、人前で堂々と振る舞えないのです。
自分の本心や素顔を表に出すことが嫌なため、人付き合いを苦手だと感じてしまうのです。
いろいろと考えすぎる
自分に自信がない人はいろいろと考えすぎなところもあります。自信がないため、人からの評価が気になりすぎてしまい、どうやったら気に入ってもらえるのか、なんで評価が低いのかなど考えすぎてしまうのです。
そのため、考えることが嫌になり、結果的に人付き合いを苦手だと感じるのです。
過去に人間関係で嫌なことがあった
世の中にはいろんな人がいます。自分とはまったく違う考え方を持っていたり、行動したりする人はいるものです。
そして、そのような人ともうまく折り合いをつけられる人もいれば、つけられない人もいます。
人付き合いが苦手な人には、後者のうまく折り合いがつけられず人間関係で嫌な思いをした経験がある人が多いものです。このような人はその経験をきっかけに、人付き合いに対して恐怖心を抱いているのです。
そして、恐怖心を感じるくらいなら一人でいるほうがいいと考えてしまい、一人でいることが多くなるため、人付き合いを苦手だと感じやすくなっているのです。
人付き合いが苦手!友達が少ないと考えている人へのアドバイス
人付き合いが苦手でグループでの友達が少ないという人も多いのではないでしょうか。1対1で行動できる友達はいるものの、グループで一緒に行動する友達は少ないという人です。
でも、実際には友達はいるのです。グループで一緒に行動できる友達が少ないというだけです。確かに友達の数は少なくなるかもしれませんが、友達が多ければいいというわけでもありません。
それでももし、グループで一緒に行動できる友達を作りたいと考えているならば、まずは1対1で行動できる友達を大事にしましょう。
グループといえども、基本となるのは1対1の友達です。1対1から徐々に人数が増えていきグループになっていくのです。
このとき、自分から他のグループに飛び込むのではなく、1対1の友達を中心として、そこに誰かを引き寄せるような気持ちでいるといいでしょう。
そして、こうしていく上で大事なことは、誰でも受け入れるようなオープンな気持ちでいること。
自分の弱さをみっともなさをさらけ出す気持ちで接するようにしましょう。相手は信用してもらっているという気持ちになり、グループに入りやすくなります。
人付き合いが苦手でも友達が増える考え方
人付き合いが苦手だと考えている人のなかには、会話において自分から話さなくてはいけないと考えている人も多いものです。
自分から話さないといけないけど、うまく話せないため、人付き合いに苦手意識を持ってしまっているのです。
しかし、会話はこちらから話すことだけで成り立つわけではありません。次のように考えてみてはどうでしょうか。
別に会話上手でなくてもよい
会話が上手な人は、小さい頃からそのような環境(家族でよく話していたなど)で育ってきている人が多いものです。また、会話を練習している人もいるでしょう。
しかし、会話は別に上手でなくても構わないのです。人付き合いが苦手だと感じている人は、きっかけとなる一言も話せないものです。
だから、まずは毎日のあいさつをしてみましょう。そして、あいさつに慣れてきたら、その後に一言加えてみるのです。今日の天気のことなどでよいです。
そうして、きっかけをつかむことで、少しずつ会話もしやすくなってくるでしょう。
聞き役にまわる
会話が上手でないのであれば聞き役にまわるのも一つの手です。
人というのは自分の話をしたがるものです。自分の話を聞いてもらいたいのです。でも、意外と人の話をじっくり聞いてくれる人はあまりいません。
だから、会話が上手でないのであれば無理に話すのではなく、聞き役にまわるのです。自分は無理に話さず、相手の話に相槌をうったり、笑顔を見せたりして、相手の話を盛り上げましょう。
そうすることで相手にも喜ばれ、会話も楽しくなってくるものです。
友達を増やすために大事な人付き合いの苦手意識を克服するコツ
ここまで書いてきたように、人付き合いが苦手と感じている人のなかには、自分を必要以上によく見せようと思い、周囲を気にしすぎている人が多いものです。
素ではない偽りの自分を演じているため、疲れてしまい、ストレスもたまってしまいます。そして、人付き合いを避けようとするのです。
だから、人付き合いが苦手と感じている人が苦手意識を克服するためには、自分を必要以上によく見せようとしないことです。自分の素の姿を見せるのです。
人はそんなに他人のことは気にしないものです。素の自分を見せたところで、特に評価が変わるわけではないでしょう。逆に素の自分を見せたほうが愛嬌があっていいなどと評価されるかもしれません。
人付き合いが苦手だと感じている人は、自然体で他人と接することを心がけることが、苦手意識を克服する上で大事なことです。
ママ友との付き合い方とそこでたまったストレスのリフレッシュ法
職場以外の人間関係としてよくあるのが「ママ友」との付き合いではないでしょうか。特に子供が幼稚園の時には付き合いが多くなってくるでしょう。
しかし、ママ友にもいろんな人がいます。なかにはあるママ友と合わなかったり、そのことがきっかけであるママ友グループに入れなかったという人もいるのではないでしょうか。
でも、自分がそのような人と付き合えないと思っているのであれば、無理に付き合う必要はないでしょう。
もし、どうしても会話をしなければいけないのであれば、弁当や子供の行事の話など差し障りのない話題で話すといいでしょう。
自分に合わない人と無理に付き合うのではなく、合うママ友を見つけて付き合うようにしましょう。
また、気の合わないママ友と接することになったときにはストレスもたまるものです。
そんなストレスを解消してくれるのが家族や、プライベートでずっと付き合いのある友人などです。信頼でき、自分のことを理解してもらっているので、なんでも打ち明けることができるものです。
そして、不満などを打ち明けられればスッキリしてストレスも解消できるのではないでしょうか。
人付き合いが苦手で友達が少なくても大事にしたい考え方
人付き合いが苦手だから「自分はダメだ」と思わないようにしましょう。そして、人付き合いをしなければいけないと無理に自分を追い込まないようにしましょう。
大事なことは「このままでいいよ」と自分で認めてしまうことです。人付き合いが苦手でなんとかしようとする人には、そうしないと幸せになれないという思い込みがある人もいます。
しかし、別に人付き合いが苦手だからといって、幸せになれないわけではありません。逆に今の状況を認めないで、自分に無理してしまうほうが幸せにはなりにくいでしょう。
今の自分でいい、大丈夫だと認めてあげる。そうすることで、自分らしさが発揮でき、自然と人付き合いできていくものです。
人付き合いには会話や自己表現の上手、下手は関係ありません。まずは自分に無理せず、自然体で人付き合いしていくことから始めてみましょう。