真剣な付き合い=結婚を意識しているとは限らない?男性の本音
「真剣なお付き合い」と言うと、「結婚を前提としたお付き合い」だと考える女性は多いのですが、男性は必ずしもそうとは限らないようです。
男性は「真剣なお付き合い」と言えば、浮気をせずに誠実に付き合うことだと解釈する傾向があります。
つまり、男性にとっての真剣な付き合いは、結婚には結びつかないということです。
ですから、彼女はプロポーズを待っているのに彼氏は全くする気がないためすれ違いが起こるのです。
このようなすれ違いを避けるにはどうすればいいのでしょうか?
女性側が本気で結婚を考えているのであれば、付き合い始めた段階で相手の意志を確認する必要があります。
とは言え、いきなり「結婚する気はあるのか?」と相手に詰め寄るのはおすすめできません。
相手との距離感がある程度近くなってから、さりげなく「結婚」の話題を出してみましょう。
その場で相手の返事を求めてはいけません。これは、相手の反応を見るのが目的なので、軽く流す程度にしておきましょう。
その後、彼氏が逃げたり疎遠になったりしなければ、相手にも結婚についてそれなりの思いがあると考えられます。
男性は付き合う当初から結婚を意識している…結婚のきっかけとは
既婚男性を対象に、結婚の決め手についてのアンケートを実施したところ、次のような回答が得られました。
第3位は「彼女に押されたから」というものです。
同棲して1年ほど経った頃、相手から「年齢的にも子供が欲しいから結婚するか別れるか選んで」と言われ、別れる理由もなく結婚したという人もいました。
そして第2位は「ある程度の期間付き合ってきたから」というものです。
これは、付き合い始めて1〜2年ぐらい経過した頃に、なんとなく結婚を意識し始め、両親も彼女を気に入ったからというパターンです。
付き合い始めて1年ほど過ぎて、周囲も結婚し始めたからと答えた男性もいました。
このアンケートで最も多かった回答は、「付き合い始めた当初から考えていた」というものです。
500人中162人、つまり32%の男性がこのように答えており、多くの男性は相手との結婚を早い段階で意識していることが分かります。
逆に言えば、男性の3人に1人は、どれだけ付き合ったとしても結婚する気はないということです。
長年付き合っている彼氏から結婚の話が出ない場合は、このような男性の傾向による可能性があります。
付き合う相手との結婚…女性が意識するのはいつ?
女性の場合、付き合っている相手との結婚は、いつ頃意識し始めるのでしょうか?
20〜30代の女性を対象にした「結婚・恋愛のタイミング」に関する調査によると、5割近くの女性が交際開始から3ヶ月未満で相手との結婚を考えていたことが分かりました。
その内訳をさらに詳しく見てみると次のようになります。
まず「付き合い始めてから」と答えた女性がおよそ3割で、「付き合い始めてから3か月未満」と答えた女性が2割という結果でした。
それでは、そこからどのように結婚に至るのでしょうか?
この調査では、「結婚のきっかけは自分から作りましたか?」という質問もしています。
それに対して、半数以上の女性が「Yes」と答えました。
具体的には、同棲を始めたり、親に紹介してもらったり、子供の話をしたりして相手に結婚を意識させるように働きかけていったようです。
ストレートに「いつ結婚してくれるの?」と迫るよりも効果的な方法と言えますね。
付き合う相手の献身的な姿に結婚を意識…男女それぞれの経験談
付き合っているパートナーに対して、結婚を意識するシチュエーションは、男性と女性では違いがあるようです。
早速、男性が結婚を意識する場面について見ていきましょう。
まずは、風邪をひいた時に寝ずに看病してくれたり、入院した母親のお見舞いにまめに通ってくれたりと献身的な彼女の姿を見た時に結婚を意識する男性は多いようですね。
また、仕事が忙しくてなかなか会えない時も、文句ひとつ言わずに待っていてくれたことで彼女との結婚を決意したという男性もいます。
そして、親戚の子供と優しく遊ぶ姿や、美味しいお弁当を作ってくれるなど彼女の家庭的な面に触れることもきっかけになります。
それでは、女性の場合はどうでしょうか?
彼女が彼氏との結婚を意識するのは、とっさに自分を守ってくれたり、喧嘩になりそうな時も怒らずに対応してくれたりという包容力や頼りがいを感じた時が多いようです。
また、彼が多忙で疲れている時に支えてあげたいと思ったり、自分の作った料理を喜んで食べてくれる姿を見たりといった母性をくすぐられることも理由のひとつと言えます。
付き合っている彼氏が結婚を考えてくれない理由
彼女のことは好きだけど、結婚はしたくないと思っている男性は意外と多いようです。
彼氏が結婚に踏み切れない理由とはどのようなものでしょうか?
彼女には言えない男性の本音をご紹介していきます。まず多いのが「彼女の性格がキツイ」という理由です。
どれだけ美人で相性が良くても、性格がキツ過ぎる場合、結婚は考えられないという男性は多いようです。
付き合うだけの相手なら顔で選んでも、一生を共にする相手は性格重視だと言えます。
また、彼女自身に不満はないけれど、彼女の両親が好きになれないというケースもあります。
結婚は、当人同士の同意でするものですが、やはり家同士の付き合いも無視することはできません。
個人の好き嫌いだけでは決められないのが現実です。
そして、食の好みが合わないことも結婚の障害になる場合があります。
例えば、彼女はハンバーグやシチューなどの洋食が好きだけど、彼氏は魚や豆腐などあっさりしたものが好きというカップルもいるでしょう。
この場合は、自分の好みを相手に伝えて、理解してもらうことが大切です。
その他、タイプではないけれど、彼女がいなかったからとりあえず付き合っているだけというパターンもあるようです。
さらに、長年付き合っていて彼女から結婚の話をされるけれど、他の女性とも付き合ってみたいという男性もいます。
付き合っている彼氏が結婚の話をしない場合、どれかにあてはまると考えられます。