めんどくさい…友達と遊ぶのを躊躇してしまう原因
私たちの本質は、人から認められたいという願望を秘めています。
この認められたいという気持ちは社会的な側面があり、認められることで地位や信頼を手に入れることに繋がっていくのです。
人に認められるためには約束は守らなくてはいけないということを強く意識させることです。
なぜなら約束を守らないということは、相手からの信頼を失墜させ、社会的地位を危うくしてしまうのです。
私たちは「約束=守る」ということを意識下で理解しており、できる限り実行するように心がけるようになります。
しかし友達と遊ぶ約束は、事前に予定を設定することにより、まだ守ることが確定していない約束によって拘束されてしまうことになります。
約束を守るという気持ちと、守れるかわからない精神状態のはざまで、知らず知らずのうちに軽度のストレス状態に陥ってしまうのです。
それにより、友達との約束の日が近付くにつれ、その感情が大きくなり面倒くさくなってしまうのです。
遊ぶのがめんどくさい友達とは?
遊ぶ約束をしてその日が近づくにつれ、どんな友達にも面倒くさくなるというわけではないですよね。
遊ぶ日が来るのを心待ちにするほど会いたい友達もいるはずです。
では、どんな友達との約束を「めんどくさい」と感じてしまうのでしょうか。
そこで実際に友達のとの約束を「めんどくさい」と感じたことがあると答えた人に、面倒くさいと感じた時の友達はどんなタイプかを尋ねたところ、
「ケチ」「彼氏を優先する」
という答えが帰って来ました。
ケチと回答した方に詳しく聞いてみると、
「久しぶりの遊びの約束なのに、お金の事ばかりを気にしている友達だと何をするにも楽しめない。」
「金銭感覚が違いすぎると遊ぶ場所や食事が制限される」
などという意見が多い傾向にありました。
次に彼氏を優先する友達と答えた方は、
「せっかく遊んでいても彼氏と頻繁に連絡をしていて楽しめない」
「彼氏ができるたびに疎遠になるから信用できない」
といった答えが返ってきました。
遊ぶのがめんどくさい…友達の誘いを回避する方法
どんな友達であっても、遊ぶ約束を断る場合にはある程度の配慮が必要です。
では、友達からの誘いを断る時にどんなことを気をつけるべきか、ポイントをまとめてみました。
ポイント1 早めの対応
友達に誘われて、断るつもりでも2〜3日放置して考えているふりをしたことはありませんか?
しかし相手を曖昧なまま待たせていると相手の予定も立てられないため余計に迷惑をかけてしまいます。
なるべく早めに、そしてハッキリ答えを出しましょう!
ポイント2 行きたい気持ちをアピール
断る時は相手に行きたいけど行けないという気持ちを伝えましょう。
例え用事がなくても、「行かない」と「行けない」では、ニュアンスも相手の印象もまったく違います。
気持ち的には「行かない」でも、「行けない」ということを伝えましょう。
ポイント3 上手な嘘も必要
ポイント2でお伝えしたように、たとえ何もなくても用事がある体で断った方が、相手も受け入れやすいでしょう。
詳細まで伝える必要はありませんが、どうしても変更できない予定があることで相手も納得してくれるはずです。
遊ぶのがめんどくさい友達の上手な断り方
人によっては誘いを断っても、繰り返し誘ってきたり、日にちを変えて誘ってきたりする場合があります。
何度も同じ内容で誘いを断るのも、相手との関係に溝を作ってしまうでしょう。
あまりにしつこく誘ってくる友達の場合は、体調を理由にしばらく遊べないことを伝えてみるのもおすすめです。
体調の問題を抱えていると伝えておけば、相手からの誘いや連絡もなくなり、あなたの気持ちやスケジュールに余裕がある時に連絡をすることができます。
また仕事や家族の事情で遊べないと伝えるのも効果的です。
仕事や家族の事情であれば、相手も納得しやすく、それ以上詮索されることもないでしょう。
しかし、ここで気を付けなければいけないこともあります。
例えば、断った友達と共通の友達と遊ぶ時には注意が必要です。
断った友達にそのことがバレてしまうと、友情自体に亀裂が入ってしまう結果に…
友達と遊ぶのをめんどくさがってばかりはNG!
いくら上手に誘いを断ったからと言って、いつも面倒くさいと友達の誘いを断っているのも問題です。
相手にとっては、仕方のない理由で誘いを断られたとしても、「どうせ誘っても断られるから…」と連絡自体なくなってしまうようになります。
あなたが面倒くさいと思っていた交友関係もあっという間に消えてしまいます。
友達の誘いは誘われるから面倒くさいと感じますが、全くなくなってしまうのは寂しさを感じるようになるでしょう。
友達のことを後回しにし過ぎると、あなたの周りからどんどんと人がいなくなり、気付いた時にはみんな離れてしまっていた…というケースは少なくないのです。
友達の誘いを断ることはあっても、たまには誘いに乗ってみたり、自分から誘ってみたりと、友達のことを大切に思う姿勢を持つことが重要です。
面倒くさいと自分の気持ちばかりを優先していくと、あなたの中の思いやりもどんどんと少なくなってしまいます。