緊張する面接でよい印象を持ってもらう笑顔の作り方のコツ
面接において、面接官からよい印象を持ってもらうことは、その後よい結果を得るためにも大事なことです。
そして、よい印象を持ってもらうのに大事なことは「第一印象」です。部屋に入ってきたときに元気で明るい雰囲気が感じられれば、面接官も興味を持って接してくれるでしょう。
元気で明るい雰囲気を出すためには、笑顔をつくることです。
ただ、面接は緊張してしまうもの。笑顔をつくろうと思ってもできなかったり、不自然になったりするものです。
このようなときは、上の歯を見せながら話すことを意識しましょう。鼻の下を縮めるようなイメージで両ほほをぐっと持ち上げると、口角が上がって上の歯が見えるようになります。そうすると、自然に笑顔がつくれるのです。
また、この状態で言葉を発すると、声が高く通るようになり、耳あたりが良くなります。面接官からも聞きやすい話し声となるでしょう。
面接でやる気を伝えるために大事な声と笑顔の作り方
学校や会社が面接を実施するのはなぜでしょうか。それは、採用側が書類上ではわからないことを実際の目で確認するためです。
実際に会うことによって、その人の人柄ややる気、学校や会社にふさわしい人物なのかということを確認するのです。
ですから、面接においては自分のやる気をしっかり伝えることが大事です。さらに、第一印象でそのようなやる気を伝えることが大切でしょう。
そのためには、面接の第一声でお腹からしっかりと声を出して挨拶することです。その時に笑顔も忘れずに。声が小さく弱々しく聞きづらいと、面接官にやる気や熱意が伝わりません。
それでは、せっかく志望動機などがしっかりしていても、面接官から好印象を持たれないでしょう。
まず、自分のやる気を伝えるためにも、しっかりと声を出して笑顔を忘れないようにすることです。
面接で好印象を持たれる笑顔の作り方を練習しよう!
面接では誰しも緊張してしまうものです。そして、緊張すると顔がこわばって不安そうな顔になってしまうものでしょう。
緊張することは決して悪いことではありませんが、不安な顔が続くと、面接官にもあまりよい印象を持たれないです。
よい印象を持ってもらうためには、やはり笑顔でいること。そのためには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、面接の前に鏡の前で笑顔の練習をするのことです。その際に、割り箸を横にして口にくわえ、口角を上げるようにするといいでしょう。練習することで、笑顔になるコツをつかめるようになります。
また、実際の面接においても部屋に入るときに笑顔を意識して、席に着いてからも3秒程度笑顔を保つようにしましょう。
面接官に好印象を持ってもらうことは大事です。そのためにも、自然な笑顔を作れるように練習して、笑顔を忘れないにしたいものです。
笑顔をつくるためのトレーニング法
先ほどは自然な笑顔を作るために練習することが必要であることを紹介しました。
ここでは、もう少し詳しく笑顔を作るためのトレーニング方法を紹介します。
ウォーミングアップトレーニング
- 目を閉じて、顔の筋肉を5秒間リラックスさせる
- 眉を引き上げて上を見る
- 2の動作と同時に、鼻の下を伸ばして口は軽く開ける
- 一番伸ばした状態で5秒間キープする
- 1〜4の動作を5回繰り返す
風船トレーニング
口の中に空気をためて膨らませて、口の内側から頬の筋肉や表情筋を鍛えるトレーニングです。
- 口の中に空気をためて、唇を閉じる
- 右頬に空気を集めて膨らませて5秒間キープする
- 同様に左頬に空気を集めて膨らませて5秒間キープする
- 上側に空気を集めて鼻の下を膨らませて5秒間キープする
- 下側に空気を集めて、5秒間キープする
- 2〜5の動作を3回繰り返す
これらのトレーニングを繰り返すことで、自然に笑顔がつくれるようになるでしょう。
自分は笑顔のつもりでも印象が悪い!考えられる原因とは?
ここまで、面接で好印象を持ってもらうためには笑顔が大切なことを紹介してきました。また、笑顔になるためのトレーニング方法についても紹介しました。
ただ、自分では笑顔を作っているつもりでも、周りの人から見ると笑っているように見えないという人がいるようです。それは「顔グセ」が関係しているようです。
「顔グセ」とは、その名の通り顔にできてしまった「クセ」のことを言います。いつも重い荷物を片方だけで持っていると体がゆがんでしまうように、顔もゆがんでしまうのです。
なかには、この顔グセのせいで証明写真の写りが悪く、面接を何社も落ち続けた人がいるそうです。
一方、顔グセが良い人はうまくいっている人という印象を持たれ、周囲の人が集まってきて協力してもらえることが多いようです。
ただ、顔グセが良くない人も「良い顔グセ」に変えることはできます。
ここまでに紹介した方法でも笑顔の印象が悪い場合、もしかしたら「顔グセ」が関係しているのかもしれません。そのような人は一度「インプレッショントレーナー」のような人に相談してみてはいかがでしょうか。