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社会人が一ヶ月の貯金額を決めて着実に貯金していく方法

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社会人の一ヶ月の貯金額の実態を見てみよう!

オリコンが20代から40代までの社会人の男女1800人に対して一ヶ月あたりの貯金額の相場を調査すべくアンケートをとりました。

その結果は次のようになりました。

総合1位は、1〜3万円未満で27.0%(うち男性:23.2%、女性:30.8%)、第2位は3〜5万円未満で約2割、第3位は貯金していないで、第4位の1万円未満を上回るという結果に。

さらに年代別で見ると、30代、40代で1万円未満、1〜3万円未満、貯金をしていないという人が多いのに比べて、20代では男女共に5〜7万円未満、7〜10万円未満という人が10%以上いることが分かりました。

この結果はなにを物語っているのでしょう。

20代の場合はまだ独身の人が多いということが考えられます。もしくは実家に住んでいる場合もあり、30代、40代の人たちに比べて出費が少なく、貯金を貯めやすいということが理由の一つでしょう。

しかし、それ以外にも、今の20代は将来に対して不安要素が多いため、若い頃から貯金をしているということも考えられます。

社会人が着実かつ計画的に貯金する方法

社会人が着実に貯金していくためにはどのようにしていけばいいでしょうか。

ここでは計画的かつ着実に貯金できる3つの方法を紹介します。

社会人が着実に貯金する方法1:年間の貯金目標を決める

貯金していくためにはしっかりと計画を立てる必要がありますが、最初から無理な計画を立てても長続きしません。

では、どのくらいの目安で計画を立てればいいのでしょうか。

一般的に独身の新入社員では年収の20%程度の貯蓄をしている人が多いそうです。年収250万円の人ならば年間で50万円は貯金できるということです。
まずは、この数値を参考に貯金を始めてみてはいかがでしょうか。

年収の20%を貯金すると考えて、残ったお金の中から優先度が高い家賃や生活費を振り分けていくといいでしょう。

社会人が着実に貯金する方法2:給与天引きや自動積み立てにする

給与が入るとすぐに使ってしまい、なかなか貯金できない人には給与天引きや自動積み立てがオススメです。

半ば強制的に貯金することで、残ったお金のなかでやりくりするしかなくなります。残ったお金のなかでやりくりするしかないため、お金の使い方を考えるようになり、無駄遣いも減ってくるでしょう。

そして、気づかないうちにいつの間にか貯金ができているのです。

自分の力ではなかなか貯金できないという人は、この方法を一度試してみてください。

社会人が着実に貯金する方法3:預金口座を2つ作る

預金口座を2つ用意して、給料が振り込まれるメイン口座と生活費専用のサブ口座を分けておく方法です。

預金口座をたくさん持つと管理するのが大変ですが、2つであれば問題ないでしょう。

貯金のやり方ですが、1ヶ月分の生活費をメイン口座からサブ口座に移動させます。

そして、毎日の生活費はサブ口座から必要分だけ引き出すのです。サブ口座のキャッシュカードだけ持ち歩けば、残高を確認することにより、その月の生活費の残高が分かりますし、メイン口座に手をつけることはありません。

こうして月に使う生活費を決めておけば、無駄遣いができず、生活水準も一定化します。

そして、メイン口座には一定額が貯金できるようになるのです。

社会人は一ヶ月の貯金額を決めると1000万円貯めることも可能

なんと預貯金額が1000万円以上の人が13.8%もいるそうです。

その他の回答を見てみると、

101万円〜300万円未満が18.7%、301万円〜500万円が15.7%、501万〜1000万円が16.3%、1001万円以上が13.7%

という結果。

100万円以上貯金している人が全体の6割以上、そのうち3〜4人に1人は500万円以上貯金できていることになります。

みなさん、毎月の貯金額を決め、しっかりと貯金しているという結果でしょう。

5万円をコツコツと5年間貯金しただけでも300万円になります。

毎月の貯金額をしっかりと決め計画的に貯金していけば、結果的にたくさんの貯金ができるというわけです。

無理な計画で貯金することはオススメできませんが、無理のない範囲で毎月の貯金額を決めてしっかりと貯金していくことが大事だということが分かるでしょう。

毎月の貯金額を決めてしっかりと貯金すれば1000万円貯めることも可能ですよ!

社会人が毎月の給料から一ヶ月の貯金額を無理なく貯金する方法

貯金の目標額を決めたとしても、月々の貯金をどのようにしていけばいいのでしょうか。
なにか仕組みがないと、なかなか貯金しにくいのではないでしょうか。

そこでオススメしたいのが、毎月の給料から”先に貯める”方法です。

使ってしまう前に貯めてしまうのです。

”先に貯める”金額は、手取り月収の10〜20%を目安にするといいでしょう。

手取り月収が13万円であれば、給料が入ったと同時に1〜3万円を先に貯めるのです。

実家暮らしの人であれば家賃は必要ありませんから、できれば40〜50%くらい(手取り月収が13万円なら5〜7万円)は貯めるようにしたいところです。

さらにボーナスはちょっと多めに貯金するといいでしょう。

たとえば、月々2万円ずつ貯めていき、ボーナスで10万円貯めるとすると……

2万円×12ヶ月+10万円×2回=44万円

1年間で44万円を貯金できることになります。

これを3年間続けると44万円×3年間=132万円になります。コツコツと貯め続けることで多くのお金を貯めることができるのです。

毎月の貯金額を決めて貯金していき、数ヶ月たって余裕が出てきたときは、貯金額を増やすことも考えてみましょう。

毎月1万円を貯金していたところを、余裕が出てきたので翌月から毎月2万円にするといった感じです。

そうしていくことで、貯金の目標額に達するのが早くなります。もちろん無理のない範囲でやっていきましょう。

社会人は一ヶ月の貯金額を決めたあと、さらに上手に節約しよう!

毎月、貯金するようにしたものの、生活費が多くなって貯金に手をつけるようになってしまっては本末転倒です。

だから生活費もできる限り節約していきたいものです。

そこで、ここではその節約方法について紹介します。

心がけを意識する節約方法

まず節約でよく言われるのが「節水・節電」「不必要なものは買わない」といったこと。

「お弁当やお茶を持参」「外食を控えて自炊する」といった飲食に関しての節約もあります。

また「スーパーで安い時にまとめ買い」をしたり、「業務用スーパーで買い物」をしたりすることも節約につながっていくでしょう。

さらに交通費を抑えるために「バスや電車、車は使わず、できるだけ歩く・自転車を使う」といったことも節約につながるかもしれません。

こういったことを意識することで、実際に節約の行動にもつながっていくものです。
ただ、節約もあまりやり過ぎては本当にやりたいことまでできなくなってしまうので、やりすぎには注意しましょう。

各種ポイントサービスを活用する節約方法

クレジットカードのほとんどにはポイントがつきます。そのポイントを活用するのです。

クレジットカードで買い物をしてポイントを貯め、その貯まったポイントを電子マネーや商品券などに交換するのです。

公共料金もクレジットカード払いにすると、さらにいいでしょう。

また、お店によってはポイントカードを発行しているところがあります。そのようなお店では、買い物をするごとにポイントが付加され、貯まったポイントを使うことができます。

また、お店によってはポイントが多めにつく日があったり、商品の価格が安くなる日があったりします。

こういったことを活用することによって、節約することもできるでしょう。

お金の管理を工夫する節約方法

お金をなるべく使わないために、給料からあらかじめ貯金分を差し引いておく、財布に1万円以上いれないといった方法もいいでしょう。

使うお金の額が決まっているので、節約してその範囲で使うようになります。

また、家計簿アプリを使って、自分の支出を管理することも有効でしょう。支出を管理することで、無駄な支出を確認することができます。

このように節約にはいくつかの方法があります。

自分のライフスタイルに合わせて、実践できそうなものからトライしてみてはいかがでしょうか。

社会人が貯蓄をする上で意識すべき3つのポイント

これまで計画的かつ着実に貯金する方法や貯金額の決め方について紹介してきました。

しかし、実際に貯金していくためには、いくつかのポイントがあります。ここではそのポイントを紹介していきます。

ポイント1:収入と支出を把握する

まずは収入と支出をしっかりと把握しましょう。

貯蓄が苦手な人に多いのが、毎月どれくらい使っているのかを把握できていないということです。

家賃や保険、車の維持費のような毎月の支出額が決まっているものから、携帯代、食費のような毎月の支出額が変わるものもあります。

できるだけ、これらをきちんと把握するようにしましょう。そのためには、家計簿アプリなどを使って毎日の支出を登録することをオススメします。

支出が把握できると、毎月どれくらいのお金を使うことができるのか、貯蓄にいくらまわせるのかということが明確になってきます。

ポイント2:貯蓄の計画を立てる

収入と支出を把握したら、今度は貯蓄の計画をしっかり立てるようにしましょう。計画なしでは貯蓄はうまくいきません。

毎月の余ったお金を貯金にまわすということでは、なかなか貯蓄できません。

収入と支出を把握したら、毎月いくら貯金するのか計画を立てましょう。

決めた額を自動的に定期預金にまわしたり、別の口座に振り替えるように設定しておけば、自然と貯蓄していくことができます。

ポイント3:無理はしない

将来のためにきちんと計画を立て、貯蓄していくことは大事なことです。しかし、だからといって無理な計画を立てることはやめましょう。

今の生活を犠牲にしてまで貯蓄に励むことはよくありません。

たとえば、食費を削ったり、モノを買うことを我慢したりすることは、健康面や精神面から考えてもオススメできることではありません。

自分ができる範囲で貯蓄していくことが大事です。

社会人には生活費以外にも必要出費が!これらも把握して貯蓄しよう

社会人になると、生活費以外にもいろんな必要出費が発生するものです。

貯蓄していく上でも、これらの必要出費を把握しておくことは大切でしょう。

そこで最後に社会人になれば必要となる出費についてまとめてみます。

引っ越し費用・更新料

実家に住んでいる人は関係ないかもしれませんが、賃貸でマンションなどに住んでいると2年ごとの更新料がかかってきます。

また、勤務地が変わったり、荷物が増えてもう少し広めの部屋に住みたくなったりすると引っ越す必要があります。そのときには引っ越し費用がかかります。

友達などの結婚式のご祝儀費用

社会人になると、仲のいい友達や職場の仲間の結婚式に招待される機会が増えてきます。

このときに必要となってくるのがご祝儀です。金額もバカにならないため、ある程度前もって準備しておくといいでしょう。

さらに結婚式が同じ月に重なると、おめでたい席ながら、出費が増えることから素直に喜べないことにもなります。

こういったことも考慮してご祝儀費用も備えておくと安心でしょう。

このように社会人になると、生活費以外にもいろんな出費が多くなります。

必要なときにお金がないということにならないように、なるべく事前に準備しておくことをオススメします。

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