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朝から音楽を聴くといろんな効果が!その効果と有効的な使い方

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目次

朝、音楽で起きた時に実感している効果

まず私の実体験から紹介します。

私は朝なかなか起きられないので、若い頃はものすごい大音量の目覚まし時計を使っていました。

しかし、年をとるにつれ大音量が心臓に悪いのと、そんなに大音量でなくても起きられるようになったので、そのような目覚まし時計を使うのをやめました。

今では、スマートフォンにあらかじめインストールされている鳥のさえずりや爽やかなメロディー音などを就寝前に選んでセットしています。

このようなメロディー音を選んでいるので、ちょっと音量を大きめにしていても、目覚まし時計を使っていた時より気持ちよく目覚めることができることを実感しています。

一日の始まりを気持ちよく迎えると、その日一日の過ごし方や気分も違ってくるものです。

私はメロディーがあったほうがより目覚めがいい気がしますが、鳥の声や小川のせせらぎなどの自然音で目覚めるのも素敵だと思います。

人によっては、賑やかな音や音楽の方が目覚めやすいという人もいるでしょう。それは人それぞれですので、自分にあった音や音楽を選ぶといいでしょう。

朝に聞くと効果があるおすすめの音楽とは?

朝の目覚めに音楽を使うと効果があることを紹介しましたが、実際にはどのような音楽を聴くのがいいのでしょうか。

ここでは、おすすめの音楽を紹介します。

目覚めの音楽としては、なんといってもクラシック音楽でしょう。

ヴィヴァルディ「春」第1楽章は定番ですが、爽やかな音楽で気持ちよく目覚められるでしょう。

しかし、クラシック音楽といっても、激しい曲は心臓にも悪い場合もありますので、あまりおすすめできません。

また、暗い音楽や悲しい音楽も朝から沈んだ気持ちになることがあるので、控えた方がいいでしょう。

昔、ある雑誌でのアンケートで「目覚めの時に聴きたい曲」を聞いていました。

それによると、第1位に輝いた曲は、グリーグ作曲の「ペールギュント組曲〜朝」でした。

曲名がまさに「朝」なのですが、曲自体もまさに朝にふさわしい曲です。

また、他の回答では「ラジオ体操の曲」というものもありました。

子供の頃、朝にラジオ体操をやっていた人が多いので、この曲を聴くと目覚めてしまうのでしょうね。

これらを参考に目覚めの音楽を決めてみてはどうでしょうか。

音楽が医学的にもたらす効果

音楽自体には医学的にどのような効果があるのでしょうか。

ここでは、医学的からみた音楽がもたらす効果についてまとめてみます。

気分が良くなる

音楽を聴くと脳の感情を司る扁桃体が音楽のコードやトーンを素早く分析し、あなたが好きかどうか、良い感情を抱いているのかを察知します。

そして、その音楽が良い感情を抱かせるものであれば、扁桃体から良い気分を起こさせるドーパミンが放出され、気分が良くなってくるのです。

記憶がよみがえる

たとえば、悲しい曲を聴くと元彼との思い出やその時の気持ちを思い出すことがあるでしょう。

このように音楽によって過去の記憶がよみがえることがあります。それは悲しい曲だけではなく、楽しい曲でも同じような効果があります。

頭脳に良い

音楽にはたくさんの音符が含まれ、一曲ではかなり複雑な構造になっています。

それを理解するのに、かなり脳を使う必要があります。それには脳の中部にある前頭葉が大きな役割を果たしています。

音楽を聴いていると理解するために脳が働き、頭脳にも良いのです。

ストレスと心拍数を抑えられる

ゆったりとした音楽を聴くと、コルチゾールやアドレナリンなどのストレスホルモンの生成が抑えられます。

そうすると、身体は心拍数を下げて深い呼吸をするようになります。

代謝と免疫システムを強化する

リラックス効果があるという音楽は成長ホルモンを増やし、代謝を促します。

免疫システムも強化され炎症も抑えられるようになります。

朝から仕事へのやる気を高める、音楽などを使った効果的な方法

先ほど、音楽には気分を良くしたり、やる気を出させたりする効果があることを紹介しました。

この効果を使って、朝、音楽を聴いて、その日の仕事へのやる気を高めることもできるでしょう。

また、音楽以外にも仕事へのやる気を高める方法があります。

ここでは、仕事へのやる気を高めるための音楽の聴き方、また音楽以外の高め方を紹介していきます。

音楽でやる気を高める

仕事へのやる気を高めるためには、通勤時に音楽を聴くのがいいでしょう。

でも、この時にいきなりロックなどの激しい音楽を聴くのはおすすめできません。

音楽の心理効果には、「同質の原理」というものがあり、今の自分の気持ちに適した曲を選ぶのが良いとされています。

だから、朝、気分がすぐれない時は、ボサノバやモーツァルトの室内楽、女性ボーカルのフォークといったところがおすすめです。

服装でやる気を高める

やる気を高めるためには服装にも気をつけるといいでしょう。

仕事着は黒やグレー、紺、ブラウンといったダークな色のものを基調とするのが一般的ですが、ネクタイやスカーフなど小物をちょっと工夫してみるといいでしょう。

小物をあざやかな色のものにするのです。自分が好きな色でもいいでしょう。自分のお気に入りの色をアクセントに入れることで、やる気も高まってくるでしょう。

仕事以外の楽しみをつくり、やる気を高める

週末や退社後の「自分の時間」を充実させることも、仕事へのやる気を高める効果があります。

仕事以外に定期的に取り組むべき活動を持っておくのです。

日常生活には「アウトプット」と「インプット」が必要です。アウトプットは仕事や家事、育児などです。

一方、インプットは勉強や体力づくりなど。アウトプットばかりでは疲れてしまいます。

そこで、定期的にインプットの時間も作るようにしましょう。

資格のために通学する、スポーツジムに通うなどをすることにより、自分自身の向上と気分転換ができ、さらに仕事にも励みがでてやる気も出てくるものです。

仕事や勉強時に音楽を聴くことの影響について

音楽やラジオを聴きながら、仕事や勉強をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

音楽を聴いているとリラックスできて、仕事や勉強もはかどりそうに思えます。

しかし、音楽を聴きながら仕事や勉強をすることは、必ずしも効果的ではないようです。

最後に、音楽が仕事や勉強に与える影響について紹介します。

ある調査で音楽を聴きながらの仕事や勉強の効率性が調べられました。

その調査によると、ある条件下では音楽を聴きながらの作業は生産性アップにつながる一方、別の条件ではものすごく作業の効率を下げてしまうことが明らかになったのです。

仕事の効率を下げる条件とは、「新しいことを吸収したり覚えたりする」時です。

この時には、音楽を聴きながらでは作業効率がものすごく下がってしまったそうです。

記憶力が要求される場面では、音楽を聴くことは集中力を下げることになり、作業効率も下がってしまうのですね。

一方、リラックスすることが必要な場面では音楽には大きな効果があります。

これまで何度も繰り返して行なっている作業で、集中力が必要な作業などです。

たとえば、外科医が手術する時には大変な集中力が必要となりますが、音楽を聴くことでリラックスでき集中しやすくなるという効果があります。

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