20代の社会人は休日に友達と一緒か1人、どちらが多いのか?
社会人は休日、どのように過ごしているものなのでしょうか。家庭持ちであれば家族と過ごすことが多くなるでしょうが、独身の若い人はどのように過ごすことが多いのでしょうか。
ここではまず今の若者の休日の過ごし方を見ていくことにしましょう。
20代を対象にアルバイト・パートを除く就業者に対して行ったアンケートによると、休日、外で過ごすことが多い人は約37%、自宅で過ごすことが多い人は約64%と圧倒的に自宅で過ごす人が多かったそうです。
また、休日誰と過ごすことが多いかという質問に対しては、誰かと過ごすことが多い人が約45%だったのに対し、1人で過ごすことが多い人は約55%と1人で過ごす人が多い結果となっています。
さらに休日過ごす場所と相手について聞いた質問に対しては、自宅で1人で過ごすことが多い人が約43%と最も多く、外で誰かと過ごすことが多い人が約24%、自宅で誰かと過ごすことが多い人が約21%でした。
外で1人で過ごすことが多い人が最も少なく約12%でした。
性別で見てみると、男性では自宅で1人で過ごす人が最も多く、次に外で1人で過ごす人が多いという結果に。女性では、外で誰かと過ごす人が最も多く、次に自宅で誰かと過ごす人が多い結果となったそうです。
また、婚姻状況別で見ると、未婚者は圧倒的に自宅で1人で過ごす人が多い一方、既婚者は外で誰かと過ごす人や自宅で誰かと過ごす人が多かったようです。
休日は1人で過ごすことが多い社会人が友達と会わない理由
先ほどのアンケート結果を見ると、女性は比較的誰かと過ごすことが多い一方、男性は1人で過ごす人が多いようです。また、未婚者も1人で過ごす人が多いようですね。
では、休日を1人で過ごす人はなぜ友達と会わないのでしょうか。ここではその理由について探ってみます。
理由その1:1人で楽しめるから
趣味がテニスや野球などスポーツであれば相手も必要となるため、その趣味を続ける限りは友達と一緒にいることになるでしょう。
しかし、趣味が読書や映画鑑賞、音楽鑑賞など1人でも楽しめるものであれば、友達と一緒にいる必要はありません。むしろ、趣味を楽しむためには友達と一緒だと迷惑なこともあるでしょう。
このような人は、趣味に没頭すればするほど友達と一緒に過ごすことが少なくなってくるのです。
理由その2:貯金を増やしたいから
友達と一緒に休日を過ごすとなると、どこかへ行ったり外食したりとお金がかかるものです。一緒に行動すると友情は深まっていきますが、その分お金は減っていくでしょう。
現在の日本の年金制度では、今の若者は老後が心配だと言われています。だから、友達と一緒に休日を過ごしてお金を使うよりも、貯金したいと思うのも当然かもしれません。
理由その3:家庭が大切だから
休日を友達と一緒に過ごさない人のなかには結婚している人もいるでしょう。そのような人はやはり家庭を大切にしたいものです。
だから、休日は家族と一緒に過ごすという人は多いでしょう。そうなると、友達と一緒に過ごす時間はありません。
家族ぐるみで付き合える友達がいると一緒に過ごすことができますが、家庭の事情もあるため、なかなかうまくはいかないでしょう。
社会人が友達と一緒に思いっきり休日を楽しむ方法
休日は1人で過ごす人が多いものの、たまには友達と一緒に過ごしたい人もいるのではないでしょうか。そして、友達とはできるならば思いっきり楽しみたいのではないでしょうか。
ここでは、社会人が休日に友達と思いっきり楽しむための方法について紹介します。
休日が合う友達を作る
社会人になると友達と休日がうまく合わないことも増えてくるでしょう。友達と休日が異なるのであれば、なかなか一緒に会うことはできないものです。
だから、できれば休日が合う友達を作るようにしましょう。会社の同期が良いかもしれません。
友達に合わせて休日の過ごし方を変える
友達の趣味や休日の過ごし方に合わせてみるのも一つの手です。そうすると一緒に趣味などを楽しめるかもしれません。
ただ、どうしても自分には合わないこともあります。それでストレスをためてしまっては本末転倒です。
休日は疲れやストレスを解消する日なので、合わない場合は無理をしない方がいいでしょう。
社会人が仕事以外で新しい友達を作るコツ
休日に友達と一緒に過ごしたいならば、その友達をどのように作るのかも重要になってくるでしょう。
これまでの友達や会社の同僚でもいいですが、社会人になったからには社外にもできるだけ新しい友達を作りたいものです。そこでここでは、社会人が新しい友達を作るコツを紹介します。
人が友達になりやすい条件
友達になる人にはある条件があるようです。その条件は次のようなことです。
- 出身地や男子校
- 女子校出身など属性に共通点があること
- あるバンドが好き、iPhoneが好き、ブログを書くのが好きなど興味関心が同じであること
- メディアに露出している、人気ブロガーなど自分より有名で友達になることにメリットがあること
- 自分と性格が合うこと
などがあります。
新しい友達を作るためには
上の条件を踏まえて、新しい友達を作るためには次のことをするといいでしょう。
- 自分の属性や興味関心をアピールする
- 興味関心が同じ人が集まる場に参加する
- 人に提供できることを作る
1については、個人名刺やブログなどのプロフィール欄に書いておくといいでしょう。初対面の人に対してアピールできます。
2については、自分の興味がもてる勉強会やセミナー、イベントなどを探して参加してみましょう。
3については、自分の得意なことを提供できれば良いでしょう。何かを提供できれば、それもアピールポイントとなります。
意外と自分と共通項を持つ人は多いものです。そのような人を探して友達になってみましょう。
社会人が休日を充実させるために大事な習慣
休日を誰かと過ごすにしても1人で過ごすにしても、せっかくのプライベートの時間ですから休日を充実させて過ごしたいものです。そのためにはある習慣が大事です。
ここでは、休日を充実させるために大事な習慣を紹介します。
休日を充実させる習慣その1:休日でも平日と同じ時間に起床する
休日になると平日の疲れを癒そうと遅くまで寝てしまいがちです。なかには昼過ぎまで寝てしまう人もいるのではないでしょうか。
でも、そうすると休日の半分は寝てしまうことになり、その後もやりたいことがあまりできなく、充実した休日にはならないでしょう。
そうしないためにはできるだけ早めに起床することです。できたら、平日と同じ時間に起床するようにしましょう。人間は起床時間が異なるとリズムを崩してしまうものです。そうすると、月曜日からの仕事にも支障が出てしまいます。
休日を充実させ、月曜日からの仕事にもすぐエンジンをかけるためにも、休日もなるべく平日と同じ時間に起きるようにしましょう。
休日を充実させる習慣その2:起床してすぐに何かする
早めに起床しても、その後ダラダラと過ごしてしまっては休日を充実させることはできないでしょう。起床後からすぐにエンジンをかけるようにしたいものです。
そうするためには、起床後すぐにやることを決めておくといいでしょう。それはランニングでもですし、入浴でもいいです。ブログ記事を書くことを習慣にしてみるのもいいでしょう。
起床後にやることを決めておくことでエンジンがかかり、その後もダラダラと過ごすことは少なくなるでしょう。そしてすると休日も充実してきます。
休日と平日の睡眠時間の差の実態は?
先ほども書いたように、平日と休日の睡眠時間の差もあまりないほうが生活のリズムも崩さず、仕事への支障も少なくなるものです。
しかし、なかには休日はゆっくり寝たいという人もいるでしょう。では、実際にみなさん、休日の睡眠時間はどのくらい取っているのでしょうか。
平日と休日の睡眠時間の差を調査した結果を紹介しましょう。
1時間未満:約33%
2時間未満:約28%
3時間未満:約25%
4時間未満:約7%
5時間未満:約4%
休日でも平日とあまり変わらない睡眠時間の人が多いようですね。3時間未満であれば午前中には起床しているはずですから、生活のリズムにもあまり支障はないかもしれません。
とはいえ、睡眠時間の差が長ければ長いほどリズムを崩しがちです。生活リズムを崩さず、休日を充実させるためにも、できるだけ睡眠時間も平日と差がないようにしたいものです。