二人暮らしをする際、毎月の貯金額の目安ってどのくらい?
結婚して新生活を始める際、毎月どのくらいの貯金をしていけばよいのでしょうか?検討がつかないという方もいると思います。
以下に2つの例を示しますので参考にしてください。
二人暮らしで妻が専業主婦の場合
夫には収入があるが、妻が専業主婦で収入がない場合は、収入の20〜30%を目安にしましょう。
具体的な数字で言えば、月の収入が30万円の場合、貯金額は50,000円〜90,000円ということになります。
もし、専業主婦の方に時間的余裕がある場合、自分たちに合った節約術を見つけ実践してもらうようにするとよいでしょう。
二人暮らしで共働きの場合
夫婦で共働きの場合は、収入の30〜40%を目安にしましょう。
厳しいと感じる方もいるかもしれませんが、共有できるものがある分それぞれが一人暮らしをした場合よりも生活費が抑えられてくると考えれば、意外と実現できるものです。
二人暮らしで毎月しっかりと貯金していくために設けたいルール
毎月しっかりと貯金していくために設けたいルールについてご説明していきます。
楽しく進められるような目標を設定する
これは当然のことですが、貯金を行う際に、まず行わなくてはいけないのが、目標設定です。
二人でよく話し合いながら、どちらにもメリットがあるような、そしてなるべくポジティブな結果になるような目標にしましょう。
その方がお互いに協力し合いながら楽しく進められるはずです。
二人の専用口座を作る
管理しやすくするために、二人で一つの専用口座を作ることをおすすめします。
一体感が生まれるし、一人がこっそりと使ってしまうこともなくなるでしょう。
デートなどでは共有のサイフから支払う
二人暮らしのカップルであれば、当然デートをする時や外食をする時などがあると思います。
この時に、どちらか一方が支払うようにすると、後々にトラブルの原因になってきます。
これを防ぐために、共有のサイフを作って、そこから支払うようにするとよいでしょう。
二人暮らしで毎月しっかりと貯金していくために使いたいモノ
毎月確実な貯金や節約をしていくために、家計簿をつけていくことをおすすめします。
家計簿をつけていけば、様々な数字が見えるようになる分、モチベーションが出てくるし、アイディアも湧きやすくなると思います。
また、家計簿があると、現状をすぐに把握しやすくなったり、説明がしやすくなったりするので、お互いの会話が増えてきます。
時々、二人で家計簿を見ながら、「全然気づかなかったけどここは無駄が多いね」「ここについては二人で協力すれば削っていけるね」といった話し合いをすれば、一体感が生まれるし、お互いに対する助言もしやすくなると思います。
二人で協力し合いながら貯金や節約をしていく上で、最も大事なのは話し合いです。
家計簿に、二人で話し合った内容、そこで決まったこと、解決すべき課題などを書いていくのもよいでしょう。
確実に貯金をしていくために知っておきたい節約術
貯金していくためには節約というものも大事になってきますね。成功しやすい節約術の1つが食費の節約です。
目安としては、大人1人当たり月10,000万円以下、幼児一人当たり5,000円以下です。
例えば、夫婦+幼児3人とすれば、25,000万円以下ということになります。
節約のポイントは、安価だけど栄養のある食材を活用することです。例えばハンバーグを作る場合、お肉だけ作ろうとすると、お金がかかるし、脂肪の取り過ぎにもなります。
この時、豆腐やおからを混ぜるようにするとよいでしょう。そうすれば、ヘルシーになるし、出費も抑えることができます。
また、旬の食材を選ぶことも節約には効果的です。旬の食材は、安価で買えるし、栄養価も高いです。そして何より美味しいです。
中には料理をされない方もいますが、今はインターネットで色々とレシピを調べられます。
節約のためと考えて、料理にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
二人暮らしで毎月貯金をしていく際に注意したこと
毎月貯金をしていく際の注意点についてご説明していきます。
負担が偏らないように
どちらか一方に負担が偏らないようにしましょう。
当たり前のことですがとても大事な事です。定期的に話し合いの場を持つようにしましょう。
無理のない金額から始める
貯金や節約に慣れる前から、いきなり目標を高く設定してしまうと、急な出費に対応できなくなることがあります。最初は少額でもいいのです。少しずつ増やすようにしていきましょう。
節約しすぎに注意
少しでも多く貯金したいがために、食べる量を減らしたり、趣味を楽しむ時間を減らしたりすれば、次第にストレスが溜まっていきいずれ心が折れてしまいます。
その反動で衝動買いをしてしまうことや、お酒を大量に飲んでしまうこともあるでしょう。
無理なダイエットをした時に起こるリバウンドと同じですね。大事なのは継続することです。なるべく心の余裕を持ちながら進めていきたいですね。