会社が理不尽すぎて辞めたいと思った瞬間
会社における理不尽なことにはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは、その実態をいくつか紹介していきます。
給料面が理不尽
- 残業代、ボーナスが出ない
- 距離に関わらず通勤手当が一定
- 仕事をサボっている隣の席の社員と、残業が多い自分の給料が同じ
労働時間が理不尽
- 会社に連泊せざるを得ないほど仕事が忙しい
- 残業しないために仕事を早めにこなしているのに、余力があると思われますます仕事を振られてしまう。仕事を増やさないためにダラダラと仕事をしている人もおり、割りに合わない
- 必要もないのに上司がいるために無駄に残業をしている
理不尽な社風
- 忘年会や新年会で新人は毎回出し物をしなければいけない
- 提案してもダメと言われることが多く、新しいことに挑戦できない
- 会議が無駄に長く、かつなかなか決まらない
会社の理不尽さを理由に辞めたい時、相談すべき相手とは?
会社の理不尽さに耐えきれず仕事を辞めてしまいたいと思った時、辞める決断をする前に誰かに相談するのがいいでしょう。
では、誰に相談するのがいいのでしょうか。
まず、同僚に相談するのはやめましょう。同情されて終わってしまうだけです。愚痴を聞いてもらえるという意味ではいいですが、それ以上は何も進みません。辞める決断をする上ではなんの参考にもならないでしょう。
そこで、会社以外の人に相談することをおすすめします。会社以外の人であれば、自分の会社の環境を知らないので、客観的にアドバイスをもらえることができるでしょう。
そして、会社以外の人に相談すると、意外と自分の会社の環境は恵まれているという発見もあるかもしれません。もちろん逆もありますが。
いずれにせよ、自分の現在の環境について周りの人から客観的にアドバイスをもらえれば、自分の考えの再確認にもつながります。辞める決断をする上では、なんらかのプラスになるでしょう。
ワンマン社長の会社は理不尽な要求が多く辞めたい社員が多い?
ワンマン社長はそうでない社長に比べて理不尽な要求が多いようです。そして、他の社員の意見に対して聞く耳を持たないのです。
ひどいワンマン社長になると、退職しようとしてもなかなか辞めさせてくれず嫌がらせをしてくる可能性もあります。
このような社長がいる会社では、ほとんどの場合、自分にとって良いことはないでしょう。
最悪、ワンマン社長の要求についていけず、精神病になってしまう人もいるようです。
そうならないためにも、本当に辛いのであればすぐにでも辞めるべきです。
それでも、ひどいワンマン社長の場合はなかなか辞めさせてもらえないかもしれませんが、その時は労働基準監督署に報告しましょう。そうすれば会社に指導が入るはずです。
自分の人生は一度きりです。
ワンマン社長の理不尽な要求に対して、我慢して耐える必要はないのです。
会社の理不尽さに耐えきれず辞めたいと思った時にまずすべきこと
会社の理不尽さに耐えきれず辞めてしまいたいと思っても、すぐに退職届けを提出するのはおすすめできません。
他の会社に再就職するにしても、多くの時間とエネルギーが必要となります。
まずは退職の最終決断をする前に、今の環境で改善策はないのか考えてみましょう。
自分の力で変えられるものなのか、それとも絶対に変えられないものなのかを見極めるのです。
会社全体の慣例となっていることに関してはなかなか自分の力では変えられないかもしれません。
しかし、自分の部署の上司などが原因であれば、自分から何か働きかけることで変えていくことは不可能ではないでしょう。
ただ、もし上司と直接話をするのであれば、理不尽に思っている理由をしっかりと伝える必要があります。
場合によっては、法に触れる内容のこともあるかもしれません。その場合は専門家に相談するなどして情報を入手しておきましょう。
そして、その情報を元に伝えるのです。そうすることで説得力が増すでしょう。
もし、それでも改善しないようであれば、他の部署への異動を申し出るということも一つの手です。
この場合は、人事担当に相談するなどした方がいいでしょう。
いずれにせよ、退職を決意する前に、今の環境で改善策はないか見極めることは必要です。
会社の理不尽さに耐えきれない時に即刻辞めた方がよいタイミング
会社の理不尽さに耐えきれず辞めたいと思ってもすぐには辞めない方がいいですが、すぐにでも辞めた方がいいという場合もあります。
ここでは、すぐにでも辞めた方がいいという場合を紹介します。それは、身体的・精神的に多大な影響が出ている場合です。
仕事をする上で一番大切なのは健康です。その健康が損なわれるようであれば、すぐにでも仕事を辞めた方がいいでしょう。
最悪の場合、うつ病や不眠症、心臓病など死にもつながるような病気になってしまう可能性もあります。
また、身体的・精神的に多大な影響が出ている人は、仕事で萎縮してしまう傾向にあるようです。
本来はできることも上司やお客様の高圧的な態度の元に思うようにできなくなってしまうのです。
こうなると、本来の力を発揮できないばかりか、業務上でも支障をきたしてしまうことになります。
さらに、このような経験をすると、他の会社に転職したとしてもまた同じようなことになってしまう可能性があります。
そうならないためにも、身体的・精神的に多大な影響が出る前に辞めた方がいいでしょう。