友達との会話が苦手な人の3つの理由
1.浅い話と深い話の使い分けが下手
初対面の人といきなりプライベートなことを話そうとしても、相手は引きますよね。
また、逆に長年付き合っていても挨拶だけなど表面的な会話に終始したりするのも、相手は物足りなく感じるでしょう。
上手に会話をするには、友達との付き合いの長さや深さに応じて、話の内容をうまく使い分けることが大切です。
2.事務的な会話にだけになってしまう
他愛もない雑談が苦手という人は、どうしても連絡や報告などといった、会社での事務的な会話で終わってしまうことが多いようです。
しかし、これだけではお互いのことを理解しあうことは無理ですし、深い友情へと発展することも期待できないでしょう。
3.プライベートな会話が下手
自分の趣味や特技、性格など、少し踏み込んだ内容の会話ができない、という人もいます。
自分のことをあまり深く知ってほしくない、また相手のこともあまり興味や関心がない人に見られます。
友達との会話が得意な人と苦手な人の違い
友達との会話が上手な人の特徴としては、間を置くことがなく自然な流れの中で話を広げていくことができる、ということがまず挙げられます。
ひとつの話題が終わったら、また新たな話題を振る、それもネガティブな話や愚痴などではなく明るく楽しい話で全体の雰囲気を盛り上げていくのが上手なのです。
もちろん、話の内容だけではなく表情も大切で、常に笑顔で話しているのも大きな特徴です。
また、ただ単に自分が一方的に話すだけではなく、相手からも会話を上手に引き出して、会話のキャッチボールを楽しむ姿勢を怠りません。
友達との会話が苦手だという人は、これらの点について、自分自身振り返ってみてはいかがでしょうか。
会話の中でもいつも暗い表情をしていたり、話を振られてもそっけないような短い返答だけしかしなかったりしていませんか。
気分が乗らないような場面でも、努めて明るく振る舞うことが、友達との会話の中では重要です。
友達との会話を楽しむための2つの方法
1.相手を会話の主役にする
会話をする場合、誰でも自分が主役になると、心地よく進むものです。
相手を会話の主役にすることが、コミュニケーションをスムーズにするために重要です。
そのためには、会話の中でテンポよく上手に質問を投げかけるということも大切です。
うまく相手を会話の主役にして、そして質問上手になるようにしましょう。
2.笑顔を絶やさない
会話をする上で忘れてはならないのが、常に笑顔を心掛ける、ということです。
特に、会話が苦手という人には、質問されてもつい不愛想な表情で返答をしてしまう、ということが多いようです。
例えば、一緒に食事をしよう、などと友達に誘われた場合、同じ断るにしても笑顔で答えるのと不愛想な表情とでは、相手に与える印象が全く変わってしまいます。
いつも笑顔でいるのは難しいものではありますが、会話をする上では大切な要素です。
友達との会話が苦手な人は、どんどん話そう!
会話が苦手という人の克服法としては、やはりどんどん人と話して経験を積むということが大切です。
もともと会話が得意という人もいれば、逆にどうしても苦手という人もいます。
会話が苦手な人の場合、引っ込み思案で、人見知りするという性格の問題もあるかもしれません。
しかし、そういう人こそ、とにかく話す練習をたくさんする、ということが必要です。
最初からいい話をしようと構えてしまうと、かえってうまく話せないものです。
内容などは深く考える必要はまったくありませんし、自然に思いつくままを話せばそれで充分なのです。
また、恥をかくかもしれないから、と失敗を恐れて会話ができない人もいるでしょう。
そのような人は、まず会話の上手な人の聞き役になって、相手がどのように話しているかを注意して、いいところを学び取るというのもひとつの方法です。
友達との会話の苦手意識をなくす2つのポイント
1.「なぜ」と質問を投げる
相手の発した言葉に対して、「なぜ?」という言葉を投げることで、相手に興味を示していることを伝えることができます。
例えば、「僕はスキーが嫌いです」と言われて、「そう、私は好きですよ」と答えて終わるよりも、「なぜ、スキーが嫌いなの?」と返すことで、相手への関心の気持ちが伝わり、また話もどんどん広がっていきます。
ただし、気分が落ち込んでいる時などあまり深く詮索されたくない気分の時に多用すると逆効果となり注意が必要ですが、効果的に「なぜ?」という言葉を使うことでコミュニケーションがうまく進みます。
2.自分の気持ちを添える
挨拶のときなどには、無難な言葉に自分なりの一言をプラスしたいものです。
例えば、「毎日暑いですねえ」で終わるのではなく、「たまには一雨ほしいですねえ」「毎晩寝苦しくて睡眠不足です」など、自然な気持ちを加えれば会話も弾みます。
上手く話そうと意識せず、短くてもいいから自分の感じることを口にできるようにしたいですね。