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休日の仕事メールに対しての本音や気持ちの切り替えかたの必要性

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休日に上司から仕事のメールが来ることに対しての正直な本音

週休2日で仕事をしているAさんは、休日に上司からメールが来るので悩んでいます。

急ぎでもないので、仕事中に伝えればいいはずです。

せっかくの週末を、仕事のメールで台無しにされました。

「上司が仕事について休みの日にメールするのは常識外れではないの?」と疑問に思っている質問者です。

休日に来る仕事メールはOKでしょうか、それともNGでしょうか?

「休日に仕事のメールがくればテンションが下がります。私の会社では、携帯は支給ですが、急ぎでなければ休みの日にメールはきません」

「メール一通で休みは台無し。後輩からのヘルプなら許せるけど、上司はNGです」

「どうみても非常識でしょう」

「会社の就業規則でも休日なのに、仕事のメールを部下にするのは、緊急事態でないなら異常です」

「大した用でもないのに、自分の都合でメールをするのは、上司の能力が低いです。仕事時間内に仕事を終えて、部下を回す能力が低いです」

休日に仕事のメールが来ても休日は仕事モードから脱却が必要!

モバイルデバイスのために、現代ではいつでも仕事に束縛されてしまいます。

この状況をさらに悪化させるのは、オフィスに仕事を残すのはマイナスになる、という間違った考え方です。

仕事をする必要のない時間でも、スマートフォンなどが側にあるので、いつでも仕事に対応しなければ悪いことが起こる、と考えているのです。

これは正しい考え方ではありません。

極論ですが、働かないといけないときに働かなくても、世界が終わったりはしません。

しかし、そういう私もいつでも仕事に対応するために、いつもインターネットに繋がっていなちといけない、と思っています。

休みよりも仕事にプライオリティがあるのです。

いつも仕事をすることを容易にするモバイルデバイスが、このような考えを助長するのです。

休みは、仕事で疲れた心の電池を充電するために必要です。

1日に働く時間が決まっているのにも、理由があります。

休みを取ることは、心を自由にするために必要です。

休みは、リラックスできるところでないといけません。

いつも仕事をしていないといけないといくら言っても、休みは必要なのです。

ドイツ企業が行う休日の仕事メールに対する画期的な対応

「休みなので、私はメールを読めません。メールは削除します。」

「重要なら、他の社員に連絡をするか、休み明けにメールを送ってください。」

これはドイツのDaimlerの自動応答メッセージです。

2010・2011年に仕事とプライベートの両立についての調査の後に、このメッセージを使うことにしたのです。

Daimlerのマネージャーは会議のない時間を取るように言われ、社員は会社での時間を減らすように言われています。

DaimlerのOliver・Wihofszkiは、

「このメッセージに怒る人はほとんどいません。99%の人が、好意的に思っています。」

と言っています。

しかしStevens & Bolton LLPのHannah・Fordは、

「このメッセージに心の中でイライラしている人もいるでしょう。重要なメールを無視されると、悪影響も起こることがあります。顧客に重点を置く仕事では、これは機能しにくいでしょう」

と言っています。

休日の仕事メールは仕方ない時代だからこそオンオフの切り替えが必要!

ハルカさんは、

「仕事の話になると、仕事モードになるため、電話には出ません。メールで『電話に出れませんが、どうかしましたか?』と送ります。

緊急なら、電話を折り返しますが、そうでなければメールで答えます。

また、休みはエステに行って、SNSやメール、電話が通じないようにします。

そうしなければ、リラックスできません」

と言っています。

タマキさんの取引先は、週末も稼働しているため、休みの日にもよく仕事の連絡がきます。

「外出しているときは、『今日は対応できません』と言うこともあるのですが、ほとんどは平日のように対応しています。

私は、仕事からプライベート、プライベートから仕事と、スイッチを切り替えることにストレスを感じるので、仕事とプライベートが一緒の状態にしています。」

しかし、そんなタマキさんにも、オフタイムがあります。

それはお風呂にいるときで、好きな本を読んでリフレッシュするのだそうです。

連絡がいつでも取れる現代では、ONとOFFをわけるのはかなり困難です。

そのため、あえて連絡がとれない環境を少しでも作って、自分を守っていきましょう。

休日の仕事メールが業務命令に当たる場合・そうではない場合

休日は、どこで何をしていても、会社に何かを言われる筋合いはありません。

休日労働の業務命令があれば、話は違います。

ほとんどの会社は、就業規則などで、業務上の必要があれば、会社は休日労働を命じることができる、となっています。

また、残業に関係する36協定が結ばれていることもあります。

これらの手続があれば、法律上、会社は休日労働を命じることが可能です。

さて、休日に送られてくる仕事のメールは、この業務命令に当たるのでしょうか?その答えは、内容によって変わります。

休み明けの予定を伝えるメールや、簡単に返事ができる質問なら、その行為が「業務」には当たらないでしょう。

しかし、時間が必要な作業を求められれば、これは業務命令に当たります。

上司は、平日に会社でしているように命じているつもりはないかもしれませんが、あなたが作業をしないといけないのなら、そのような連絡は「業務命令」になります。

この命令のために費やす時間と労力は、会社で働いているのと同じなので、その労働に見合う給料を請求できます。

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