職場の先輩が怖い!そんな状況の乗り切り方

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職場の先輩に悪口を言われて怖い時の実際の乗り切り方

職場で悪口や陰口を言われていたら、暴力ではないですがやはり怖いものですね。

しかし、ただ言われるがままにしていては、自分の気持ちも憂鬱になり精神的にもよくありません。

そうならないためには、何か行動して乗り切る必要があります。

そこで、ここでは、まず現場の声と実際の乗り切り方について見ていきましょう。

■アパレル業界:25歳・女性

自分が店舗での販売成績1位を取った時のことです。先輩を含め同僚から陰口を言われているのを聞いたのです。

店内はそれほど広くないので、ひそひそ話であっても聞こえてしまいます。

自分も気になって業務に差し支えるので、文句は直接言ってもらえるように伝えたところ、その日から陰口がなくなりました。

結局、こういう人たちは陰口は言うけど、直接、面と向かっては言えないものなんですよね。

■広告業界:26歳・女性

トイレの個室にいたら、後から入ってきた先輩たちが自分の悪口を言っているのを聞きました。

言われていたのは身体的なことで、とてもショックを受けました。

しかし、その時からこの人たちとは距離を置いて付き合うようにしました。

また、プライベートを充実させることにより「居場所はここだけではない」と割り切るように、気持ちが楽になってきました。

職場以外に自分の居場所をつくっておくと、悪口を言われていたとしても、割り切ることができて楽になるのかもしれません。

■建設業界:28歳・男性

30人規模の小さな会社ですが、社内の先輩グループの悪口がひどいです。自分も面と向かって「笑い方がイラッとする」と言われてしまいました。

でも、聞いても受け流していました。自分もそれに対抗して言ってしまえば、そのグループと同類になってしまいます。

そうしていくうちに、そのグループからはだんだんと離れられるようになりました。そして、自分も悪口を言われなくなりました。

類は友を呼ぶと言うように同じような仲間が集まってくるものです。逆に、そのグループに属さない態度をとっていれば、案外言われなくなるものです。

職場に怖い先輩がいた時はここに注意すれば大丈夫!

職場に怖い先輩がいたとしても、あることに注意すれば心を開いてもらい、自分に目をつけられることは少なくなるでしょう。

そこで、ここでは怖い先輩に対して注意したいことを紹介します。

悪口・陰口を言わない

影で誰かの悪口を言ったとしても、必ずと言っていいほど伝言ゲームのように伝わっていき、いつのまにか本人に伝わってしまうものです。

それはもちろん職場の怖い先輩に対する陰口であってもです。だから、悪口や陰口は絶対に言わないようにしましょう。

特に女性社会においてはこれが原因で人間関係が悪化することが多いので、怖い先輩が女性の場合は注意しましょう。

お局様のような先輩にはオープンに

怖い先輩には、いわゆるお局様と呼ばれる、ちょっと気難しい女性が多いのではないでしょうか。

このような女性には、あえて気を使いすぎず、オープンになって接するのが一番でしょう。

気難しい女性にはみんな気を使ってしまい、その人は孤立しがちでランチも一人で食べることも。

でも、その女性は意外とみんなと一緒に楽に話したいと思っているものです。だから、あえてオープンに接することで、怖い先輩も心を開いてくれるでしょう。

職場の怖い先輩に嫌われないためにはバカなふりをすることも大事

女性社会というのは、平安時代からかなりドロドロの世界だったようです。

源氏物語の作者である紫式部は天皇やその奥さんたちが住む内裏(だいり)に勤めていました。その内裏では奥さんやその奥さんに仕える女性たちの対抗意識でドロドロだったようです。

そこに勤めていた紫式部は、漢文も難なく読みこなす才女だったと言われています。

しかし、当時漢文は男性が学ぶものとされていたため、女性が漢文を読めることを知られてしまうと陰口を叩かれてしまう可能性もあったわけです。

そこで、紫式部は女だらけの環境の中で先輩や同僚に陰口を言われて嫌われないようにあることをしました。
それは「バカなふりをする」ということです。漢文を書けるにもかかわらず、他の女性に溶け込めるように全く文字を書けないふりをしていたようです。

現代でも、自分より高学歴だったり、資格も持っていたりする人を叩く女性は多いものです。

逆に自分よりできない人間だと思うと、その人に対して優越感を持ったり、気を許したりするもの。

だから、怖い先輩から嫉妬心で嫌われてしまわないためにも、紫式部のように「バカなふりをする」ことも一つの手かもしれません。

職場の怖い先輩から狙われやすいのはこんな人

ここまでは、職場の怖い先輩から目をつけられたり、嫌われたりしないための乗り切り方を紹介してきました。

でも、乗り切ろうと思っても、先輩から狙われやすい人はいるものです。

ここでは、狙われやすい人の特徴を紹介していきます。

妬みや嫉妬の標的になりやすいのは、先輩から見てキラキラと輝いて見える人です。

それも、自分と同じレベルに見えるのに、自分より輝いて見える人です。容姿も学歴も家柄も普通で自分とあまり大差ないのに、彼氏はいて、それなりにオシャレで、毎日が充実していて幸せそうな人。そういう人が標的になりやすいようです。

しかし、自分よりもはるか上のランクだと思える人は嫉妬の対象から外れます。

それは、自分がどんなに頑張っても手が届かない存在だと思っているからです。
また、あることで同情したくなる人、自分は絶対なりたくないと思っている人も嫉妬の対象外となります。

要は自分と近い存在で、自分よりも優れていると思う人に嫉妬心を抱いてしまうのですね。

職場の人間関係の苦しみを克服する方法

ここでは職場の怖い先輩について書いてきましたが、先輩との間だけではなく職場全体の人間関係に苦しむ人はいるものです。

そこで、最後に職場の人間関係で苦しまないために心がけたいことを紹介します。

等身大の自分でいること

自分をよく見せようとすると、自分を上に見せようとするあまり、他人を非難・批判したり、自分の優れた点を強調したりするものです。

そうすると周囲の人たちと摩擦を生んでしまうでしょう。結果的に職場の雰囲気も悪くしてしまいます。

仕事をする上で、自分をアピールすることは大事ですが、必要以上に自分をよく見せようとせず、等身大の自分で接するようにしましょう。

自分の力を過信しないこと

等身大の自分でいるためには、自分の力を過信しすぎてもいけません。自分の今の実力を自覚することが大事です。

自分の力を過信しすぎるあまり、自分を強調しすぎてしまうことになるからです。そして、これが原因で周囲の人たちと摩擦を生んでしまいます。

闘争心よりも協調性を持つこと

営業などノルマがある仕事では、他の社員との争いになり闘争心が湧いてくることがあるかもしれません。

しかし、他の社員と争っていてばかりではいい仕事はできません。ともに強調・協力し合うことで最大の成果を発揮できます。

仕事はチームプレーです。自己中心な行動から協調性を重視した行動にすることで、円滑なコミュニケーションをとることができ、人間関係も良好になるでしょう。

仕事とプライベートを分けること

人間関係で苦しまないためには、職場でのマイナスな出来事をプライベートに持ち込まないことです。

職場でどんな失敗をしても、どんな批判を受けたとしても、それはあくまで「職場でのあなた」に対するものです。

「プライベートのあなた」ではありません。職場の仕事仲間の人は職場のあなたしか知りません。あなたの一部分しか知らないわけです。

その一部分に対して批判されたり、否定されたりしても、それはあなた全体を否定されたことにはなりません。プライベートまで持ち込んで苦しむ必要はないのです。

プライベートに持ち込まないためにも、趣味などに没頭して気持ちを切り替えることが大事です。

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