2年目で仕事が辛いのはなぜ…会社の実情が分かってきたから
なぜ入社2年目で仕事が辛くなってしまうのでしょうか?
よくあるのが、仕事に慣れてきたからこそ自分に合わないことに気がついたというものです。
2年目になれば、会社の社風、将来性、抱えている問題というものがある程度分かってきたりするでしょう。
就職する前に自分が思い描いていたものとは違うということもあるかもしれません。
例えば、自分がやりたかった仕事ではない、自分には適正がない、成長できるような環境ではない、上司の給料を聞いてがっかりした、忙しすぎてプライベートがない、パワハラが横行しているなど、こういったことから辛くなってしまう人が多いようです。
自分の合わないところで働いても、将来を思い描けないし、時間も無駄にしていることになりますね。
場合によっては、転職することを考えた方がよいのかもしれません。
2年目で仕事が辛いのはなぜ…仕事がハードになってきたから
入社2年目で仕事が辛くなってしまう理由として、仕事がハードになってきたから、というのもあげられます。
1年目であれば、分からないところを教えてもらったり、何かあったらサポートしてもらえたりすると思います。
肉体的にも、精神的にも、比較的負担は少ないと思います。
しかし、2年目となると、責任ある仕事を任されるようにもなってくるでしょう。
仕事の量も増えてくるかもしれません。後輩のフォローもしなくてはなりません。
ここにプレッシャーを感じて辛くなってしまう人が多いようです。
また、1年目の後輩に自分より仕事ができる人がいるとさらに追い込まれてしまうようです。
「1年目は修行だと思ってなんとか耐えてきたが、こんなに頑張ってきた自分が、後輩に抜かれるのではないかと考えると、何もかも投げ出したくなってくる。」といった声もあります。
辛い仕事を乗り切っていくための見方
辛い仕事を乗り切っていくためには、どのような見方をすればよいのでしょう。
仕事が辛いことを誰かに話す
辛さというものは、人に話すことで楽になる場合があります。同僚、友達、恋人、親などに、自分が辛い状況であることを知ってもらいましょう。
話を聞いてくれる人がいなければ、カウンセラーさんに聞いてもらいましょう。
ため込んだものを吐き出せば、感じ方が変わってくるかもしれません。
自分なりの楽しみを持つ
仕事が辛いとしても、そこに何らかの楽しみを探すことはできると思います。
ランチタイムに同僚と会話ができること、会社からの景色がとてもよいこと、飲みに連れてってくれる人がいるなど、そういったものがあれば、辛い気持ちも紛れてくるでしょう。
一旦仕事から離れる
可能であれば、一旦仕事から離れてみてもよいと思います。
一度、気持ちの余裕を取り戻して、冷静に原因や対策を考えてみるのです。冷静さを欠いている状況では、何をしても良い方向には向かいません。
成長に転換すること
辛い経験が成長につながることはよくあることです。
「これを乗り越えた後、自分は全然違う景色を見ることになるかもしれない」
「人間的に成長して自信をつけているかもしれない」
というように発想を転換できれば、深刻に考えなくなるでしょう。
仕事が辛い…でも2年目の転職は難しい?
仕事があまりに辛過ぎることから「思い切って転職しようかな…」と考える人もいるかと思います。
しかし、2年目の転職には2年目特有の難しさがあるということは知っておくようにしましょう。
2年目だと、転職市場において、「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」「専門的な知識やスキルはないのではないか」という見方をされる傾向があります。
また、応募条件として、「営業経験2年以上」「〇〇業界での社会人経験2年以上」というものがある場合も少なくないです。
もう1年耐えることができれば、ある程度、専門性や実績、継続力といったものを評価してもらえるようになるかもしれません。
ただ、最近では、「1年目、2年目でも、積極的に採用したい」と考える企業も増えてきているので、一概に言うことはできません。
転職のチャンスを逃さないように、日頃の情報収集が大事ですね。
仕事が辛い…こういうケースであれば転職した方がよいかも
中には転職した方がよいケースもあります。
明確なビジョンがあるとき
自分がやりたいことが明確で、かつそれが今している仕事とは関係のない場合は、転職をした方が良いでしょう。
自分の成長や将来のことを考えたら、なるべく早めに行動することが大事なってきます。
しっかりとしたビジョン、やる気や適正があることなどを説明することができれば、助けてくれる人もあらわれてくると思います。
精神的な苦痛が続くとき
近年、パワハラやセクハラといったものが増えてきています。それにより転職を考える人も少なくありません。
対応してくれるところもありますが、何の変化が見られない場合がほとんどです。
時には改善に取り組んでいくべき上司から被害を受けることもあります。このような場合は退職を考えてもいいでしょう。
最終的に自分の身を守れるのは自分しかいません。