友達がいない大学生って意外と多い!
大学入学で、友達ができるかどうかを不安視している学生は意外と多く、孤独な大学生活にならないようにと、友達付き合いについて悩んでいるケースも多いのです。
今までの小中高の学校生活とは違い、決まった教室・決まった席などがない大学は、友達を作りにくい環境とも言えるでしょう。
しかし、サークルや学部の集まりなど、今までよりも気が会う友達と出会える機会も増える大学生ですが、最近は友達がいない「ぼっち大学生」が増えているようです。
ある調査結果では入学して9ヶ月後、悩み事を話せるような友達ができたと答えた大学生は約66%であったそうです。
逆を言えば、約34%もの大学生が、悩みを相談できる友達がいないと回答していることになります。
友達がいるかいないかを気にするかどうかは、その人次第ではありますが、友達がいないと思っている大学生はどんどん増加しているのです。
大学に友達がいないことの問題点 その1
友達がいる・いないを気にするかどうかは、その人次第だとはお伝えしましたが、大学生活においては友達がいないことで問題が生じてしまう場合があります。
まず問題点として挙げられるのが、就活中に起こるデメリットです。
就活は情報も重要なポイントになりますが、友達がいないことでなかなか意見交換や就活のノウハウなど情報が入ってくる機会が少なくなってしまいます。
友達が多いと、友達や先輩などから有益な情報がもたらされることも多くなり、就職に有利に働くことも少なからずあるようです。
また、ゼミ内の模試の情報も、今までの学生生活のように丁寧にインフォメーションしてもらえるわけではありません。
友達からその様な情報が回ってくることもあるので、大学生活において友達からの情報はなくてはならないポイントの一つと言えるでしょう。
大学に友達がいないことの問題点 その2
就活の情報以外にも、友達によって教授の性格や模試の特徴などの情報が入ってくることも多く、大学は横のつながりだけでなく上下のつながりも重要になるので、友達と繋がれば、その友達の先輩や後輩からの情報も得ることができるようになるのです。
もちろん友達の力を借りずに、1人で必要な情報をリサーチすることも可能ではありますが、圧倒的な情報量と労力の違いが現れてしまうはずです。
あなたの友達が、意外な人物と繋がっていたり、新たなチャンスのきっかけとなったりする可能性もあるので、大学時代の友達は意外と重要な存在となっていきます。
ずっと一緒にいるような友人関係ではなくても、軽い会話を交わせるような人をたくさん作っておくだけでも、ずいぶんとあなたを取り囲む情報や世界が変わってくるはずです。
大学生活において友達は必要か…と聞かれれば、迷わずハイと答えるでしょう。
友達がいない大学生の過ごし方
大学生活において友達は重要だということを重々理解していても、実際には友達ができないといった結果になってしまうこともあります。
そういった場合には大学生活をどう過ごすか、ポイントを見ていきましょう。
少人数制のゼミに参加する
大学のように大きな教室で、大人数で講義を聞いているだけでは、なかなか顔見知りをつくることさえも難しいことでしょう。
特に友達ができていないということは、人付き合いが苦手な人も多いでしょうから、そんな中で友達を見つけることは至難の業です。
しかし、少人数制のゼミであれば、ある程度のメンバーが固定され、お互いに顔見知りになる可能性が高く、徐々に距離を縮めながら友達へと関係を進めやすいと言えるでしょう。
バイトをする
大学に友達がいないということはお金を貯めるチャンスです。
交際費が必要ないので、バイトでもしてお金を貯めるようにしましょう。
新しいバイトに入れば、バイト内での交友関係を広げることもできます。
大学に友達がいないメリット
これまで大学に友達がいいないことの問題点に注目してお伝えしてきましたが、実は友達がいないことにメリットもあります。
あなたにとっては友達と一人と、どちらが充実した大学生活になるのかじっくり考えてみましょう!
メリット1 時間が増える
友達がいないということは講義やバイト以外の時間は全て自分の好きなことをして過ごすことができます。
友達と一緒に好きではないことをするよりも、趣味や自分が興味があることをどんどんと掘り進めることで、自分自身の成長に繋がります。
メリット2 お金がためられる
大学生はサークルやゼミの飲み会など、意外に交際費が多く、そのためにバイトしている…という大学生も少なくありません。
しかし、友達がいないということは、その交際費が必要ないため、自分の好きなことにお金をかけたり、貯金を増やしたりすることができます。