学校の嫌いな友達との人間関係に疲れないために必要な考え方
学生の中には、学校という狭い世界の中での対人関係の問題からストレスを抱えてしまい、ストレスをため過ぎて精神的な病気にかかってしまう人もいるようです。
このような人に共通しているのが、やさしすぎる性格ということです。
やさしすぎるために、人を嫌うことに罪悪感を感じたり、なんとか自分の力で対人関係を改善しようとしたりしてしまうのです。
対人関係の問題は自分だけの責任ではないにもかかわらず、自分だけに責任があると思って自分の心を傷つけてしまうのです。それを続けることで、結果的にストレスをため込んでしまい精神的な病気になってしまいます。
では、このようにならないためにどのように対応すればよいのでしょうか。
この場合の原因としては大きく次の2つになります。
- 人を嫌っているという罪悪感
- 対人関係の問題を自分でなんとかしようとするが、それが改善に結びつかないこと
これを改善するためには、次のような考えを持つことです。
- 人を嫌うことは別に悪いことではないということ
- いくら努力しても改善できない対人関係もあるということ
他人に対して「嫌い」という感情を持つことは別に悪いことでもなんでもありません。その感情に過剰に意識を向けないようにしましょう。
学校の嫌いな友達と上手に接する方法
学校にはいろんな性格の人がいて、その中には自分とは合わず嫌いになってしまう人もいるものです。
そんな人とはできるだけ接したくはないもの。ここでは、学校で嫌いだと思う人との上手な接し方について紹介します。
なるべくかかわらない
一番の対処法としては、やはりその人となるべくかかわらないことでしょう。
授業などでどうしても接しなくてはいけない場面もありますが、そのような仕方ない場面以外はなるべく離れるようにするといいでしょう。
絡まれたらスルーする
なるべくかかわらないようにしても、嫌いな人から絡んでくることもあるでしょう。
その場合は、いちいち反応するのではなく、なるべくスルーするようにしましょう。今は忙しいと言い訳したり、電話がかかってきたふりをしてその場を遠のいたりするのです。
嫌いな人にいちいち反応しているとこちらもストレスがたまってくるものです。うまくスルーして、なるべくかかわらないようにしましょう。
学校の友達グループに嫌いな人がいるときのつきあい方
学校では仲良しグループができあがり、自分もあるグループに属するということはあるものです。
でも、そんなグループのなかにも嫌いだと思う友達がいるもの。このような場合、そのグループとはどのような接し方をしていけばいいのでしょうか。
ここでは3つの方法とそれ以外の新たな方法を紹介します。
1.グループ全員と縁を切る
これはなかなか勇気がいることですが、嫌いな友達と今後接しないこめにその友達が属するグループから抜けるという方法です。
ただ、この方法だとグループの誰かにばったり出会って気まずくなったり、そこから抜けることによる寂しさを感じたりすることもあるでしょう。
2.嫌いな友達だけと縁を切る
これはグループで活動することが多い場合はなかなか難しいのですが、嫌いな友達となるべく接しないようにしたり、その友達がいない時にグループで一緒に活動したりするのです。
ただ、この方法だと他の友達がそのことに気づいて壁を作られてしまうということもあるでしょう。
3.グループのそれぞれの友達と接するようにする
これはグループで活動することは少なくなるかもしれませんが、嫌いな友達とも接する機会が少なくなるためイライラすることも少なくなるでしょう。
ただ、この方法だと一人ひとり接しなくてはいけないため、付き合いの面倒さを感じるかもしれません。
1〜3に加えて、新しい友達関係を作っていくことも一つの手です。手間やお金はかかるかもしれませんが、新鮮でより気の合う友達を作ることができるかもしれません。
今、属しているグループだけがベストではありません。学校にはいろんな人がいます。自分と気の合う友達を見つけていくことは、学校生活を充実させる上で大事なことでしょう。
学校での嫌いな友達と上手に縁を切っていくには
友達になったものの、つきあっているうちにだんだんと嫌いになってくることもあるでしょう。そうして、できれば縁を切りたいとも。
嫌いな友達ができたときに上手に縁を切るにはどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、その嫌いな友達と上手に縁を切る方法を紹介します。
嫌いな友達からできるだけ離れるようにする
人間の心理として頻繁に会う人に対しては親近感を持ちやすくなると言われています。
実際に、学校の友達は席が近くであったり、授業が一緒だったりしてできることが多いのではないでしょうか。
だから嫌いな友達と縁を切るためには、その逆をやってみるのです。なるべくその友達から離れるようにしましょう。
学校の席順が決まっている場合は仕方ないですが、同じ授業はなるべく受けないようにしたり、昼休みで同じコンビニに買い物に行かないようにしたり、食堂で近くには座らないようにしたりして、できる限り離れるようにするのです。
そうしていくと、接点が少なくなってきて、嫌いな友達もだんだんと共通の話題がなくなって離れていくようになるでしょう。
つまらない友達と思わせる
どうしても接点を減らせない場合は、嫌いな友達が自分のことをつまらないと思わせるように仕向けるのもいいかもしれません。
複数人で集まっているときは、嫌いな友達の話には興味がないふりをして、他の友達の会話には積極的に相槌を打ったり、話題を提供したりするのです。
そのようにして、嫌いな友達が話しているたびに興味がない対応をしているうちに、相手のほうも自分のことをつまらなく思えてくるでしょう。
試す価値あり?学校の嫌いな友達と違うクラスになるおまじない
嫌いな友達と離れるために、クラス替えでは違うクラスになりたいと思うときもあるでしょう。
でも、クラス替えは自分ではどうしようもないもの。
そんなとき、次のようなおまじないをかけてみてはどうでしょうか。嘘っぽいかもしれませんが、信じてやってみると意外と効果があるかもしれませんよ。
クラス替えで嫌いな人と別のクラスになる効果があるおまじない
このおまじないはとても簡単です。
トイレットペーパーに赤ペンで嫌いな人の名前をフルネームで書いて、それをトイレに流すのです。赤ペンでトイレットペーパーを破ってしまうおそれがあるため、ペンは先が尖っていないフェルトペンのようなものがいいでしょう。
嫌いな人を遠ざける効果があるおまじない
このおまじないは次のようにやりましょう。
- 右手の人差し指と中指をくっつける
- 嫌いな人の顔を思い浮かべてそのくっつけた指で「大」という字を力強く書く
- 最後にその日本指でイメージした相手の顔を突き刺す
信じるか信じないかはあなた次第ですが、嫌いな友達とどうしても違うクラスになりたいのであれば、やってみる価値はあるでしょう。