高校入試の合格発表まで不安だった人の体験談
高校を受験すると、やはりその合格発表は気になるものです。なかには、不安を感じてしまう人もいるでしょう。その不安感から、合格発表までの間は何も手につかないという人もいるようです。
また、不安を紛らわせるために、受験の解答結果を採点して予想点を確認したり、パソコンやゲームをして遊んだり、読書や街巡りをして気を紛らわせたりする人もいます。今さらどうしようもないのですが、不安感をできるだけ紛らわせようとしているのですね。
ただ、不安感ばかりで毎日を過ごしては、精神的にもあまりよくありません。一時的なこととはいえ、できるだけ不安感を和らげて過ごしたいものです。
では、どうしたら合格発表までの不安感を和らげることができるのでしょうか。
そこでここからは、高校入試の合格発表までの不安感を和らげる方法などを紹介します。
高校入試の合格発表が不安ならばこう考えてみよう!
高校入試の合格発表が不安なときの対処法としては、考え方を変えるという方法がおすすめです。
それは次のように考えるようにするのです。
「もし不合格だったとしてもどうってことない!」
合格を目指して受験しているわけですから、不合格ではダメだと思っている人は多いものです。
しかし、たとえ入学したかった高校に合格できなかったとしても死ぬわけではありません。長い人生で考えれば、ほんの些細なことです。
そもそも、大事なのはその人生のなかで自分がやりたいことや夢を実現することです。もちろん、そのやりたいことや夢のために入学したい高校に行きたいという人もいるでしょう。
しかし、たとえその高校に入学できなかったとしても、その後の人生で挽回できる可能性は機会はいくらでもあるのです。
現在の日本人の平均寿命は80歳ほどです。高校から考えれば、まだ60年以上もあるのです。まったく諦める必要はないでしょう。
だから、「不合格だったとしてもどうってことない」と思うようにしましょう。そう思えば、不安も和らいでいきます。
高校入試の合格発表の不安を和らげる対処法
高校受験の合格発表が不安なときの対処法の一つとして、気分を紛らわせる方法もあります。
その方法のなかから2つを紹介します。
ゲームで現実逃避する
ゲームに没頭すると、嫌なことも忘れてしまうものです。そういう意味で、ゲームをすることは不安を紛らわせる対処法としては有効な方法でしょう。
ゲームとしてはテレビゲームでもいいですが、今はスマホでも十分に楽しめます。特に、音ゲーと呼ばれるリズムに合わせてボタンをタッチするようなゲームがおすすめです。
音ゲーは、視覚、聴覚、触覚をフル活動しなければクリアすることができないため集中できます。また、音楽でも高揚感を得ることができるため、不安を紛らわせることができるでしょう。
友達とLINEをする
自分と同じような立場の友達とLINEをするのもいいでしょう。同じような立場のため、お互いに共感し合うことができます。
共感してもらうことで気持ちをリラックスさせることができるでしょう。リラックスすることで、不安を紛らわせることができます。
優秀な人ほど高校入試の合格発表で不安になりやすい?
高校受験をするとその後が気になるものですが、合格できる実力がある優秀な人ほど、合格発表が不安になるものではないでしょうか。
それだけ実力があるので、試験内容を後から思い出してしっかり回答できたか不安になってしまうのです。たくさんのことを知っているからこそ、あそこはこう回答したほうがよかったのではないかと心配してしまうのです。
また、実力があるからこそ、合格しなければいけないというプレッシャーで不安が強くなってしまうこともあるでしょう。
しかし、結果的にそれは杞憂に終わってしまうでしょう。もともと実力はあるので、合格できる可能性は高いのです。
合格発表に不安になりやすい人は逆に言えば、実力がある人かもしれません。
合格できる実力がある人でどうしても不安になってしまう人は「それだけ実力があるのだから絶対合格している!」と信じて、もう少し気持ちを楽にしてみてはどうでしょうか。
高校受験の合格発表が不安で眠れないときの対処法
高校を受験した人のなかには、合格発表のことで不安になり、夜も眠れなくなってしまう人もいるのではないでしょうか。ただ、眠れない状態が続いていると、健康にもよくありません。
ですから、不安を感じて眠れなくなった場合は、次のように考えてみましょう。
それは「不安に思っても仕方ない」と考え、楽観的になることです。不安になってあれこれ考えたところでどうしようもありません。
それで結果が変わるわけではないのですから。とにかく「大丈夫、どうにかなるさ!」と明るく前向きに考えましょう。
また、しっかり眠れるようにリラックスできる環境を整えることも効果的です。ゆったりとした音楽をかけたり、アロマを焚くなどしてリラックスできる環境を整えましょう。
また、寝る体勢も大切です。自分が寝やすい体勢でもいいですが、うつ伏せや横向きの体勢もリラックスできると言われています。このようにして、できるだけ寝られるようにしたいものです。
しかし、なかには、不安で眠れない日が続いてしまう人もいます。不眠状態が一週間以上続く場合は、不安障害やうつ病などの精神疾患ににかかっている可能性もあります。
このような状態が続くようであれば、一度心療内科などの病院を受診してみることをおすすめします。