みんなの仕事での最大の失敗をご紹介!
長い間仕事をしていると、最大の失敗をしてしまうということはあるものです。
皆さん、実際にどのような失敗をしているのでしょうか。
ここではまず皆さんが起こした最大の失敗の実例を紹介しましょう。
- 見積金額を1桁間違えて発注してしまった。
- 翌日に発着予定の荷物の集荷を忘れてしまった。
- チラシ中の個人名の一部を間違えて入稿してしまった。
- 連絡先の電話番号を間違えて印刷したパンフレットを配布してしまった。
- システムの運用中に間違ったコマンドを入力しシステムを止めてしまった。
- バグを残したまま製品を出荷してしまった。
- しっかり検査していれば発見できていた製品の不具合を見過ごしてしまい、その後半日再検査で対応すくことになってしまった。
皆さん、ちょっとした入力ミスや確認ミスから大きな失敗につながっていることが多いようですね。
仕事での最大の失敗がクビの原因となることはあるのか?
仕事で失敗した時にクビになってしまうことはあるのでしょうか。
ほとんどの場合、クビにまでなることは少ないと言えますが、会社に多大なる損害を与えるようなことをした場合にはそうとも言い切れません。
例えば、会社の大きなイベントのプロジェクトに自分が関わっている時に、イベント会場の予約時間を間違えておりイベントが中止になってしまった。
また、納品物を間違えて大量に発送してしまい、取引先が使用日に実際に使おうとしていたものがその日に使えず、取引先に大損害を与えてしまった。
このような場合も故意の失敗でなければクビになることは少ないかもしれません。これまでの仕事ぶりに問題なければ、仕事内容を変えられる、部署を異動させられるといった処分ですむでしょう。
何より会社や上司が重要視することは、失敗そのものではなく、失敗した時のあなたの対応や報告の仕方、その失敗を次に活かそうとするその姿勢です。
自己保身をするのではなく、失敗の原因や自分の対応を真摯に振り返り、上司にきちんと報告した上で、失敗に対してどう対応していくかの姿勢が重要なのです。
仕事での最大の失敗を糧にして成功している人の特徴
仕事で失敗することは必ずしも悪いことではありません。多くの失敗をしている人の中には仕事ができる人も多いものです。
では、失敗をたくさんしていながら仕事ができる人にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、その特徴を紹介していきます。
スピード感がある
仕事の失敗が多い人は、それだけ行動していることが多いということでしょう。
計画性がないとも言えるかもしれませんが、考えてばかりよりもスピード感があります。
たくさん行動することで失敗することも多いですが、それだけ経験を積んでいるとも言えます。そうするとだんだんと仕事の質も上がってくるものです。結果的に計画することに時間を駆け過ぎる社員よりもできる社員になっていくことでしょう。
打開策が見出せないときに突破しやすい
失敗をたくさんしている人は失敗にめげない人と言えます。
大きなプロジェクトを進めている時、大きな失敗が続いて打開策が見出せないことがあります。
そんな時に、このような人の知識や経験から突破口を見い出せることがあるものです。
大きな成長をしている
大きな失敗をしている人ほど、大きく成長しているものです。その失敗を乗り越えたことが力となっているのです。
このような人はさらに大きな仕事を任されるようになるでしょう。
このように失敗をたくさんしている人は経験も多くしているため、より大きな仕事を任され、さらに仕事ができる人になっていくのです。
仕事での最大の失敗を自分の成長に繋げる方法
先ほど紹介したように、失敗は決して悪いことではなく、次に活かしていくことで自分を成長させることができます。
しかし、失敗するとどうしても自信をなくしてしまうものです。そこで、ここでは失敗を自分の成長に繋げる方法を紹介していきます。
仕事の失敗を自分の成長に繋げる方法その1:失敗の原因を分析すること
仕事で失敗した後に大事なことは、失敗の原因をきちんと調査・分析し、対策を立てることです。失敗の原因をしっかり分析できていなければ次に活かすことはできません。
仕事の失敗は自分だけが原因であるとは限りません。一緒に仕事をしているメンバーや取引先の人なども原因である場合もあります。また、会社の運用方法や業務で使っている機器などにも原因があるかもしれません。
それら全体を総合的に捉え、失敗の根本的な原因を調査・分析することが大事になってきます。
仕事の失敗を自分の成長に繋げる方法その2:失敗を最大限に利用する
失敗の原因を調査・分析する際もそうですが、対策を立てる時には失敗を最大限利用するようにしましょう。
例えば、仕事で何か記録をとっている場合には、そこに記録されているデータをもとに対策を考えていくのです。失敗するに至るまでの自分の報告内容に問題がなかったのか、システムで発送依頼をする際に問題はなかったかなどをそこから分析し対策を立てていくのです。
このように、失敗をした時の情報は最大限に利用し対策を立てていきましょう。
失敗を今後の自分の成長に活かすためには、原因をきちんと分析し、次には同じような失敗をしないように対策を立てていくことが大事です。
仕事の失敗を活かして大成功した偉人たち
世界中の偉人の中には失敗を活かして大成功に繋げた人がたくさんいます。
そんな偉人を4人紹介します。
カーネル・サンダース(ケンタッキーフライドチキン創立者)
言わずと知れたケンタッキーフライドチキンの創立者。実はケンタッキーフライドチキンを創立するまでに数多くの失敗をしている人でもあるのです。
創立するまでに40以上の職を変えながら、30代後半で設立した会社は不況のあおりを受けて倒産してしまいます。
そして、フライドチキンのフランチャイズを思いつき営業にまわるも1009回も断られています。
そんなカーネルが創立したケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ加盟店は、今では世界で19,000店舗以上となっています。
ウォルト・ディズニー(ディズニー社設立)
誰もが知っているミッキーマウスの生みの親です。ウォルトも勤めていた新聞編集会社を解雇され、その後も何度も破産と失敗を経験しています。
それでもアニメを書き続け、世界中で愛されるキャラクターを生み出し、今では有名なテーマパークまで創りあげました。
盛田昭夫(ソニー創業者)
井深大とともにソニーを世界的大企業に育て上げた実業家です。
今でと世界的に有名なソニーですが、その前身である東京通信工業では、初めて開発した炊飯器が全く売れない状態が続きました。
そのあともめげることなく、たくさんの商品を開発し販売していくことで、世界的大企業になっていきました。
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
この方も言わずと知れた偉人の一人。世界一の大富豪でもあります。
今では世界的に有名なマイクロソフトですが、起業当初のプロジェクトは失敗。
しかし、その後も開発を続けていきMS-DOSをきっかけに世界的大企業となっていきました。
このように世界中の偉人は大成功するまでにたくさんの失敗をし、それを活かしてきています。
失敗は自分の夢を実現するために大事なものとも言えます。失敗することを恐れず、それを活かして成功に繋げていきましょう。