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主婦の仕事探し・職場復帰は大変…家事との両立・働き方のコツ

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専業主婦の仕事に対する意識とは?社会復帰は大変…女性の本音

そもそも専業主婦の働く意欲はどれぐらいなのか気になるところですね。

全国の現在仕事をしていない主婦を対象に、「仕事をしたいと考えていますか?」というアンケートを実施したところ、次のような結果が得られました。

「すぐに働きたい」または「いずれは働きたい」と答えた女性は合わせて63.3%いました。

これは、「働くことは考えていない」と答えた人の割合である34%を大きく上回っています。

ただ、実際にすぐ働きたいと考えているのは12.7%で、50.6%の人は「いずれ」と答えています。

このことから、専業主婦の多くは、はっきりと働き始める時期を決めていないことが分かります。

また、再就職を希望する主婦は、給料よりも「家から近く通いやすい」という利便性や「家事や子育てに支障がない」程度の労働を求める傾向が見られました。

実際に、多くの主婦が望む条件を満たす仕事は少ないため、積極的に職探しをしないとも考えられます。

以上のことから、一度家庭に入ると、働く気はあっても、家事や育児との両立に対する不安から就労に結びつかないことが多いと言えるでしょう。

主婦の社会復帰…大変なのは融通が利く仕事を探すこと

主婦が外に働きに出る時、大事なのが家事や育児と両立できる仕事を探すことです。

つまり、無理なく働ける職場を探すことがポイントになります。

例えば、家の近くであるとか、学校行事や急病の時に休みをもらえるかどうか、働きやすい時間帯で勤務できるかどうかなどの条件を満たす職場がいいでしょう。

結婚して家庭を持つと、独身時代と違って自分のペースに合わせて働くことは難しくなります。

家族が協力してくれるとしても、家事や育児もおろそかにしたくないのであれば、時間に融通が利く仕事がおすすめです。

主婦になってから初めてパートをする場合、子供の病気など突発的なトラブルが起きた時、柔軟に対応してくれる職場なのか不安になることもあるでしょう。

仕事を始める時は、家族と話し合い、職場にも家庭の事情を話して理解してもらうことが重要です。

仕事をする主婦が大変と感じること

夫が協力してくれない

主婦が家事や育児をしながら仕事をこなすことは簡単ではなく、夫の協力が欠かせません。

しかし、夫側はそれに気づかず妻の負担だけが大きくなっているケースは多いようです。

例えば、子供が風邪をひいて休むことになっても夫は「大変だね」の一言で済ませてしまうという話があります。

また、仕事が忙しくて夕食を作れなかったのに「ご飯は?」と夫が聞いてきて、その理解のなさに腹を立てる女性もいます。

本当は仕事をやめたい

毎日、家事や育児、仕事に追われて疲れ果て、仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。

しかし、家計を支えるためであったり、職場や夫に言い出せなかったりして我慢しているケースも珍しくありません。

実際に仕事を辞めたい理由で一番多いのは「家庭との両立ができないから」だと言われています。

仕事や家事をこなすのに精いっぱいで、子供の成長を見守ることができないことへの罪悪感に悩む声もよく耳にします。

職場で肩身が狭い

出産前までは残業もしてバリバリ働いていたのに、復職後は子供のことで早退や欠勤が多くなると、職場で肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。

子供が急に熱を出したりケガをしたりするのは仕方がないことですが、周囲の目が気になってしまう女性も多いようです。

主婦業と仕事の両立が大変…乗り切るコツ

主婦になると、独身時代とは違って自分のことよりも家族のためにすることが多くなります。家事や育児に加え、仕事もするとなると大変ですよね。

しかし、どうせするなら、できるだけ楽しんでこなしていきたいものです。これから、主婦業と仕事を両立させるコツをご紹介しましょう。

家事を全部済ませる必要はない

仕事をしていても、家事の手を抜きたくないと思う人もいるでしょう。

朝、出かける前に洗い物を全部する、掃除機をかけないと気が済まないという場合もあると思います。

しかし、洗い物は帰ってからしてもいいですし、掃除機は1日かけなかったとしても問題ありません。

掃除は休日にまとめてするぐらいの気持ちでいれば、楽になるでしょう。

夫に家事を手伝ってもらう

主婦だから全部家事をしなくてはいけない訳ではありません。

働いているのは同じなので、夫にも家事を手伝ってもらいましょう。ゴミ出しや風呂掃除、洗い物など、夫でもできることはたくさんあります。

ストレスを溜めてしまう前に、夫とよく話し合って協力してもらうことが大切です。

主婦の仕事の年収…「103万円の壁」とは?税金が上がることも

「103万円の壁」という言葉を聞いたことはありますか?

これは、主婦が仕事をして給与年収が103万円を超えると、配偶者控除の対象者でなくなるため、夫の税金が増えることから来ている言葉です。

税金対策として、年収が103万円を超えないように働いている主婦もいます。

しかし、103万円を超えても税金が上がらないケースも存在します。

配偶者控除の次に、配偶者特別控除というものがあり、主婦の年収が105万円未満であればこれの対象となるため、夫の税金は上がりません。

つまり、必ずしも103万円にこだわる必要はないということです。

ただ、夫の会社の規定で、家族手当の支給の条件として所得の上限が「38万円以下」などと決まっている場合、もらえなくなる可能性もあります。

どれぐらい働くのかは、夫ともよく話し合い、確認しておくことをおすすめします。

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