仕事で連続して失敗しやすいときとは
仕事で一度失敗すると、連続して失敗してしまうことがありませんか?
そのときは、「あること」が原因の場合が多いです。
そこでここでは、その原因についてご紹介します。
1.疲れている
疲れがたまっていると判断能力がにぶくなり、ミスが多くなってきます。
「まだまだ大丈夫」と心の中で思っていても、ミスが重なるようであれば疲れがたまっているのです。
この場合はしっかり休んで疲れをとることが必要でしょう。
2.情緒不安定で仕事に集中できない
仕事中に関係ないことが頭に浮かんで集中できないことはありませんか。こんなときはついうっかりミスをしてしまうものです。
慣れた仕事中であればより注意散漫になり、ミスが多くなってくるでしょう。常に仕事に意識を向けて集中してやることが大切でしょう。
3.急いでいるときや忙しいとき
気持ちがせかせかしているときはどうしても焦ってしまい、仕事のミスも増えてくるものです。
確かに仕事が多いと焦ってしまいます。しかし、こういうときこそ、落ち着いて仕事をすべきでしょう。
4.話をちゃんと理解していない
相手の説明をきちんと聞いていなかったり、わかっていないことを自分の勝手な解釈で進めてしまうと、のちのちミスにつながってしまうものです。
思い込みで判断せず、わからないことはきちんと確認することが大切でしょう。
5.人によく見られようとする
他人の目が気になると自分をよく見せようとするあまり、必要のないことまでしてしまい、結果としてミスしてしまうものです。
他人はそれほど自分のことには無関心です。あまり意識しすぎないようにしましょう。
失敗のリスト化 〜 仕事で連続ミスをしないための対策法
失敗したら次回は同じようなことはしたくないもの。また、同じようなことで失敗すれば、学んでいないと思われ上司からの評価も下がってしまうでしょう。
そうならないためにも、同じようなことで失敗を繰り返さないように対策をしたいものです。
そのための一つの方法をここで紹介します。
その方法とは、「失敗をリスト化する」ということです。
たとえば、
- 関係者との認識違いで作業遅延が発生した
- 上司との認識違いで問題が発生した
- 自分のチェックミスで2つの問題が同時に発生した
などでうs。
これをノートでもパソコンのメモ帳でもいいのでアウトプットしてみましょう。とにかく書き出して見える化することが重要です。
そして、アウトプットした失敗をさらに細分化していきましょう。
たとえば、「作業遅延が発生した」ことが失敗だとすると
- ○○さんとの作業範囲の確認のもれがあった
- □□という作業については△△さんから○○さんに伝わっているものと思っていた
- 定期的に作業内容と進捗を確認していなかった
などが出てくるでしょう。
これを一つの失敗について最低3つは出してみましょう。
失敗をリスト化することにより、客観的に自分の失敗を俯瞰することができ、傾向が見えてくるものです。
仕事で連続ミスをしないためにも失敗はきちんと報告する!
仕事で失敗したら、怒られたくないためにそのことを隠したくなるものですよね。
しかし、報告しないでいるとのちのち大きな問題に発展してしまう可能性もあります。そのときにはもう手がつけられないほどどうしようもない状態になることも。
また、失敗を隠して問題がなかったかのようにしていても、ずっとそのことが気になり仕事に集中できなくなるかもしれません。
さらに、その失敗を別の人がやってしまう可能性もあるというプレッシャーがストレスになるかもしれません。
隠していたとしても、いずれわかってしまうものです。そうなったときには、失敗を隠したことを追求されることになるでしょう。
こうならないためにも、そのときにきちんと報告するようにしましょう。
失敗を報告したら、そのことは頭から離れるため、一つのストレスがなくなり連続で失敗するということは避けられるかもしれません。
仕事で連続して失敗するようなときはこうやって立ち直ろう!
連続して仕事で失敗すると上司などから怒られたり、自分でも情けなくなったりして、落ち込んでしまうものでしょう。
こんなときは頭の中でいろいろと考えていてもさらに落ち込むばかりです。頭の中でマイナスの考えがふくらんでしまい、どんどんマイナスの方向にいってしまうのです。
このようなときは頭の中のことを紙に書き出してみましょう。
自分はどうして仕事で連続で失敗してしまったのか、自分は今、どうして落ち込んでいるのかなどを書き出してみるのです。
こうすると、自分の頭の中にあったもやもやが吐き出され、気持ちが少し楽になるでしょう。
また、頭の中のことを客観的に見ることができるので、ミスの原因や今後の解決策を見つけやすくなります。
頭の中のことを紙に書き出すという行為は立ち直るための一つの方法であるのです。
仕事で頻繁に失敗する場合はADHDの可能性もある
仕事で周りの同期と比べても、自分はどうも失敗することが多いと思ったときは、別の原因が隠れていることがあります。
それはADHD(注意欠陥・多動性障害)という発達障害です。
この障害の症状の一つに仕事でのケアレスミスをしやすいというものがあります。
また、時間管理が苦手だったり、仕事や作業の段取りが苦手だったりという症状もあります。
「同期入社のみんなは順調に仕事をこなすようになってきているのに、自分はまだミスが多く同じように仕事ができないのはなぜだろう」と感じるようであれば、ADHDを疑ってみてもいいかもしれません。
自分がADHDの可能性があるかどうかはネットで確認できるサイトがありますので、気になる人は一度調べてみるといいでしょう。
そして、もしADHDの可能性があるようでしたら、専門の医師の診断を受けてみましょう。
診断を受けることで本当にADHDなのかがわかりますし、仮にそうだったとしても日常の困りごとへの対応方法を教えてもらえ、今よりは楽になるでしょう。