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離婚の報告は必要?職場への伝え方とタイミングについて

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職場への離婚の報告の必要性について

結婚や妊娠などおめでたい報告はほとんどの場合、発表されますし、当の本人としても発表したいものでしょう。

一方、離婚の報告は後ろめたさもあり、公には発表されないことも多いもの。実際にはどのように報告されているのかわからない人も多いことでしょう。

中には、”会社には報告しなくていい”と思っている人もいるかもしれません。

しかし、会社にはきちんと報告する必要があります。

それは、家族構成が会社の福利厚生や厚生年金などにも関わってくることだからです。

報告しないままで後々離婚のことが発覚した時には問題になる可能性もあります。

結婚のように公に発表する必要はありませんが、会社と上司には報告しておきましょう。

上司への報告は口頭で構いませんが、会社への報告は会社により異なるので、離婚が確定しそうな段階でどのような手続きを踏めばいいのか一度確認しておきましょう。

職場へ離婚の報告をする時期は?

離婚を報告する時期についてですが、なるべく早い段階で報告するのがいいでしょう。

会社では離婚後に様々な手続きが必要です。手当など福利厚生に関わってきますし、結婚して姓が変わっている場合には氏名の変更を行う必要があります。

また、社会保険(健康保険・厚生年金など)の手続きも必要です。手続き上、早めに報告することが良いでしょう。

しかし、早めと言っても、離婚が確定していない段階では早すぎます。

ただし、プライベートなことも相談できる上司であれば途中経過を報告しておくのもいいかもしれません。

特に仲人をお願いした上司であれば何か相談に乗ってくれるかもしれませんし、離婚後も面倒を見てくれるかもしれません。

提出する時期としてベストなのは離婚届を提出したあとでしょう。それよりもあまり遅くならないようにしましょう。

職場への離婚報告の事例

一つの離婚報告の事例を紹介しましょう。

この方は結婚して一年未満で離婚。女性であるため姓も旧姓に戻っています。
離婚について次のように報告したそうです。

同じ職場の人には、姓が変わったことをメールにて報告。特に詳しい説明は必要なく「一身上の都合により」という文言で問題なかったそうです。その後、少し質問してきた人もいたそうですが、明るくさらっと流したそうです。

上司には口頭で直接報告。特に突っ込まれることはなかったそうです。

会社の中では総務の方にも報告。これは社内の事務手続き上、必要だからです。
それ以外では口頭で報告した人はいなかったそうです。

他には、何かのタイミングで報告せざるを得ない人に対しては、その都度、離婚したことをさらっと伝えたとのこと。あまりの軽さに相手も返す言葉がなかったようです。

結婚してからそんなに日がたっていない時期での離婚だったため、社内では噂もあったようですがしつこく聞いてくる人はいなかったとのこと。

離婚したことを報告したとしても、そんなに突っ込んで聞く人はいないということでしょう。

職場内離婚の場合は報告後の影響も理解しておく

離婚する相手が同じ職場ではない場合はいいですが、同じだった場合は離婚後も大変です。

離婚しても相手が同じ職場にいるため顔を合わせる可能性がありますし、やっている仕事が同じであれば仕事関係がギクシャクする可能性もあるでしょう。

さらに、そのせいで職場にいる周りの人たちにも気を使わせてしまうかもしれません。

だから職場内離婚した場合は、職場の人たちにあまり気を使わせないために、自分たちも周りへの気配りが必要となります。自分たちのことも大変でしょうが、周りのことにも配慮しなければいけません。

もし可能であれば、所属部署を変えてもらったり、どちらかが転職したりするのがいいかもしれません。

離婚は自分たちの問題ですが、職場内離婚した場合は周りの人たちへかなりの影響があることを理解しておきましょう。

近年注目されている、結婚式の参列者に向けて報告する離婚式

近年、「離婚式」なるものが注目されています。それは結婚式で結婚を報告するのと同じように、式の中で離婚を報告するパーティーのことです。

離婚にはマイナスのイメージがつきものですが、必ずしもそうではありません。
たまたま出会って結婚した相手が自分には合わなかった、イメージとは違っていたということはあるわけです。

そのような違和感を抱えたまま一生を過ごすよりも、離婚してお互いに新たな人生を歩みだした方がいいこともあるのです。

とはいえ、離婚したことを周囲に報告するのはしづらいものがあります。

そこで、いっそのこと結婚式で祝ってもらった人たちを集めて、離婚の報告会をすればいいのではないかということで始まったのが、この「離婚式」なのです。

では、実際の離婚式について紹介します。

離婚式も結婚式と同様に、誰かに司会をお願いします。また、参列者も結婚式と同様にお互いの両親、友人、職場の関係者などを招待するのです。

司会者からは参列者に対し二人が離婚に至った経緯が説明されます。会は盛大に行われ、堂々と離婚を報告することができるのです。

こうして、結婚式にも参列してもらった人たちに公に報告するのですから、離婚後も気兼ねなくお互いに新しい人生を歩みだすことができるでしょう。

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