友達が少ない最近の大学生の特徴
最近の大学生には昔に比べて友達が少ない傾向があるようですが、そのような大学生にはどのような特徴があるのでしょうか。
まず、ここでは、友達が少ない最近の大学生の特徴を紹介します。
特定の人とだけとしか付き合わない
友達が少ない大学生には、なかなか他人に心を開くことができず、特定の人とだけ付き合うという特徴があるようです。自分と趣味が合う人、優しそうな人など、自分に合いそうな人とだけ付き合うのです。
特定の人とだけ付き合うので、なかなか幅を広げることができず、友達も少なくなってしまいます。
受け身である
いつも他の人の提案に合わせるだけ、適当に相手に合わせるだけという受け身体質ということも特徴としてあるようです。
なんでも受け身で対応してしまうため、相手を楽しませることがないのです。相手としても付き合っていると楽しくないので、友達になろうとも思わないでしょう。
財布のヒモが固い
飲み会や遊びに誘われても、お金がかかることを嫌い、参加しないような人も友達が少ない人の特徴でしょう。それはケチなイメージがついてしまうからです。
このような人は、たとえ飲み会に参加したり、遊びに行ったりしても、「高い」「無駄」などど言って、その場を盛り下げてしまいます。
このような人を誘いたいとは思わないし、友達にもなりたいと思わないでしょう。
友達が少ない大学生にはデメリットがある!
友達が少ない大学生のなかには、あえてそのようにしているという人もいるかもしれません。
ただ、友達が少ないと少なからずデメリットがあります。ここでは、友達が少ない大学生のデメリットを紹介します。
大学生活を楽しめない
大学生になると自由時間が増え、行動範囲も広がり、使えるお金も増えるでしょう。
そして、その自由時間で、旅行に行ったり、サークルや部活動にいそしんだり、学食やキャンパスで楽しんだりすることができます。
このときを楽しむためには、やはり一緒に行動できる友達がいたほうがいいでしょう。旅行など自分一人で楽しめることもありますが、やはり友達が一緒にいれば、より一層楽しむことができます。
せっかく楽しめる大学生活において、友達がいないのはもったいないです。
大学に関する情報が入ってきにくい
大学に通学していると様々な情報を入手しておく必要があります。例えば、講義の休講の通知です。
大学に行って知ることもできますが、先に行っている友達がいれば、その友達から情報を入手でき、学校に行くことなくその後の時間を有効活用できるかもしれません。
大学からの情報は一人でも入手できますが、漏れてしまうこともあります。そこに友達がいれば、その友達からも情報を入手でき、情報の漏れが少なくなるでしょう。
さらに勉強に関しても、試験前などに友達から情報を仕入れることもできます。
友達がいないことは得られる情報が少なくなり、大学生活が不利になってしまう可能性もあるのです。
友達が少ない大学生にもとりあえずメリットはある!
先ほどは、友達が少ない大学生のデメリットを紹介しましたが、メリットがないわけではありません。
ここでは、友達が少ない大学生のメリットを紹介します。
時間を自分の計画通りに使える
本当は大学から帰宅して勉強するつもりだったのに、友達に誘われてついつい遊びに行ってしまい勉強できなかったということは、友達がいる大学生にはよくあることです。
しかし、友達が少なければこのような誘いが少ないため、自分が計画していた通りに時間を使えます。
出費が少なくて済む
友達がいると遊びに行ったり、飲みに行ったりとお金を使う機会が増えるものです。
最近では、友達と一緒に行くカフェ代やクリスマスなどのイベントでプレゼント代に使ったりと出費の機会が増えているそうです。
最近の大学生は、友達などの周囲の人とのコミュニケーションを意識した「交際費」が増えているのです。
友達が少なければ、こういった出費は少なくて済むでしょう。
友達が少ない大学生が友達を増やしたいときにオススメの方法
ここまで読んで、今は友達が少ないから増やしたいと思った人もいるでしょう。
では、友達が少ない大学生が友達を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、その増やし方を紹介します。
サ-クル・部活に入部する
一番良い方法としては、やはりサークルや部活に入部することです。
自分の興味があるスポーツなどがあれば入部してみるといいでしょう。共通点があるため、友達もつくりやすいです。
授業が一緒の人に話しかける
大学では授業は選択して受けるため、毎回授業を受ける人は異なります。高校までのように同じクラスで授業を受けるということはないのです。
そのため、授業が一緒でもその場限りで別れてしまう人もいるものです。
しかし、授業のなかにはグループで一緒にワークなどをするものもあり、こういった授業では会話できる仲間がいるものです。
ですから、このような授業に出席した際には、積極的に仲間の人に話しかけてみましょう。一緒に何かをやることで友達になっていくかもしれません。
留学などのプログラムに参加してみる
大学には留学のプログラムを用意しているところもあります。そのような大学に通学しているのであれば、そのプログラムに参加してみるのも一つの手です。
こういったプログラムはグループで活動することが多いので、仲間をつくることができます。留学後も友達としてやっていく人も多いようです。
友達が少ない大学生は無理して友達を増やす必要はない理由
ここまで、友達が少ない大学生について、メリットやデメリットなどを紹介してきました。
ただ、必ずしも友達が多ければいいというわけではありません。それは、人生において友達の数よりも、質のほうが大事になってくるからです。
アメリカのある大学の研究結果によると、30代以降では深く付き合える友達の存在が、自分の人生に対する満足度に影響することがわかっています。
一方、友達の数と人生の満足度の間には関連性は認められなかったのです。
若い頃はまだ友達の数が多くてもいいかもしれませんが、年齢を重ねるにつれてうわべだけの付き合いをする友達とはだんだんと疎遠になっていくものです。
ですから、大学時代に無理に友達の数を増やす必要はなく、質を重視して友達を作るといいということです。
今、大学生で友達が少なくても心配する必要はないでしょう。今の友達でさらに深く付き合えるようにすればいいのですから。