体調不良で病院へ!診断書は?これって仮病?
朝起きて、体がだるいな、会社に行く気がしないなというとき、あなたはどうすますか。普通は頑張って出勤してしまうでしょう。
でも、体調が悪いけどでも本当に風邪なのかな…という程度のときには、「休んでしまおうかな」と思いとともに、「こんな程度で休んでもいいのかな」などという思いが頭をかすめます。
少し体がだるいので「仮病」というほどではありませんが、かと言って寝込んだり病院に行ったりするほどではない…
ただ、無理をすると悪化してしまう可能性があるので、大きく仕事に差し支えない場合には、休養をとることも大切です。
この時大事なことは、上司の出社時間に合わせて直接電話することです。
最近は、当日の朝突然、上司宛に欠勤や有給休暇を使う旨をメールという手段で連絡する人もいますが、必ず直接電話することが大切です。
この時に、今日どうしてもやらなければならないこと、対応しなければならないことがある時には、上司に報告するようにしましょう。
病院の診断書は、本当に必要?仮病はバレないのか?
診断書は、病院を受診して医師に依頼すると書いてもらえます。
しかし、会社によっては、風邪などで1〜2日休む場合には、「有給休暇扱い」にすることが多いでしょう。
これがインフルエンザで強制的に数日休まなければならない場合など数日間休みが続いたり、体調不良により早退や遅刻が多い、突然の欠勤が多いなどといった場合には、会社から診断書の提出を求められる場合があります。
また、有給休暇が付与されていない場合、有給休暇を使い果たしてしまって「欠勤扱い」になる場合にも、診断書の提出が求められる場合があるでしょう。
このため、通常では、1日風邪や体調不良で休んだだけでは、診断書の提出は不要であることがほとんどです。
万が一、1日休んだだけで会社から診断書を求められた場合には、「体調が悪く寝ていたら夜になってしまった」「病院に行けなかった」など、事情を上司に伝えるようにしましょう。
病院の診断書は仮病であっても出してもらえる?
結論から言うと、病院を受診していれば診断書をもらうことができます。
ただ、だいたい3,000円〜5,000円かかる医療機関が多いです。このため、病院をしていれば、領収書のコピー等で対応してくれる会社もあります。
ですが、普通の会社では、突然の休みでも有給休暇で対応することが多く、これは労働者が特別な理由なくしても自由に取得できる休暇であるため、診断書の提出を求められることはないでしょう。
ただ、先ほどもお伝えしましたが、休みが数日に及ぶ場合や、日頃から遅刻・早退が多い、突然休むことが多いなどといった場合など、あなた自身の日頃の勤務態度によっては、上司から診断書を求めれることもあります。
通常であれば、上司と部下、同僚同士の信頼関係で成り立っているものになりますので、体調が悪くて休むといったあなたに対し、快く受け入れてくれるかどうかは、日頃の勤務態度や仕事への熱心さが影響するでしょう。
頑張り屋さんのあなたであれば、1日休んだぐらいであれば、よほど大事な仕事がその日になければ、快く受け入れてくれることと思いますので、ゆっくり休養しましょう。
病院の診断書のもらい方、仮病でも大丈夫なのか?
ちなみに、病院にかかった当日でなくとも、後日、診断書の発行を病院にお願いすることも可能です。ですが、病院を受診していないと受診日はごまかせませんので、診断書が必要な場合には、休んだ当日に病院へ行くことが大切です。
もしもどうしても、後日診断書が必要になった場合には、会社に「休んだ日は受診できなかった」ということを正直に伝えましょう。
それでも診断書の提出が必要と言われる時には、その後病院を受診し、「数日前から体調不良だった」「今は熱が下がったが発熱していた」などと状況を医師に伝えましょう。
たとえ診断書をもらえたとしても、会社を休む頻度が多かったり、休むタイミングによっては、上司や同僚に疑われることもあります。
多少体調が悪くて同僚に迷惑をかけない日であれば休養も必要ですが、仮病は後ろめたい思いをするばかりで心は休養することはできません。
何よりやはり、日頃のあなた自身の会社での態度が重要です。
同僚が休んだ時や困っている時には、余裕があれば積極的に手助けする、熱心に仕事に取り組むなどといった日頃の勤務態度が、あなたが困った時や休んだ時に影響してくるといってもよいでしょう。
病院の診断書、結局どうするのが最善か?
まずは、会社を休んだ場合に診断書が必要なのかどうか、休む前に把握しておくことが大事です。
会社側が必要とする場合には、後日病院へ行って診断書を求めたり、場合によっては面談をしたりという手間を考えれば、体調不良で休んだその日に、近くのクリニックなどへ行って「ちょっと熱っぽいような気がする」と診察を受けるとよいでしょう。