サークルに入る時期はいつか?〜これから入学する大学生の悩み
まず、ある学生からの悩みをご紹介します。
その学生は、今年の4月からある大学に入学することになっていますが、あることで悩んでいるそうです。
それは大学のサークルに入る時期です。サークルについてはいろいろと調べているそうなのですが、具体的にいつまでに入ればいいのかわからないとのこと。
入学してすぐがいいのか、生活が落ち着いてからでいいのか、はたまたもっと遅くてもいいのかなどいろいろと悩んでいるようです。
こういった悩みはこれから大学に入学する学生にとっては少なからずあるのではないでしょうか。
高校の先輩などに確認できればいいですが、周りに同級生しかいなかったり、両親が大学に行っていなかったり、行っていなくてもサークルに所属していなければ確認もできず、悩んでしまうものです。
まず、そもそも大学は勉強をするところです。だから、サークルのことは急いで考えるべきことではないでしょう。
そのことを踏まえた上で、ここからはサークルの選び方や入る時期について紹介していきます。
入る前に確認しておきたい!大学生のサークルの選び方と入る時期
大学に入学して通い始めると、最初はオリエンテーションなど事務手続きのことや授業についての説明などがあります。
その際に、サークルの勧誘があるものです。大学のキャンパスを移動している間にも様々な勧誘があるでしょう。
サークルに入る方法としては大学によって異なることもありますが、ほとんどの大学では、各サークルのメンバーがチラシを持って勧誘し、新入生に入るように促すものです。
このときに、まだ入るサークルがはっきり決まっていないのであれば、とにかく気になるサークルのチラシをもらっておきましょう。
もし、すでに入るサークルがある程度決まっているのであれば、そのサークルを探してチラシをもらっておきましょう。
また、大学では歓迎会のような新入生向けのイベントがあるものです。そこでは、様々なサークルが紹介されることも多いので、比較もしやすいでしょう。
サークルに入る時期としてははっきり決まっているわけではありませんが、サークルも今後のイベントスケジュールに沿って運営されていきますので、あまり遅いとそのイベントに参加できないということもあり得ます。
急ぐ必要はありませんが、できればこういった新入生向けのイベントがある時期に入るのがベストではないでしょうか。
サークルに入る時期に合わせた大学生新歓イベント参加のすすめ
先ほども少し紹介しましたが、大学で入るサークルを選ぶ上では新入生歓迎イベントはとても重要なものです。
様々なサークルで開催されているため、気になったサークルのイベントにはどんどん参加してみるとよいでしょう。
必ずしもイベントに参加してからといって入る必要はありません。あくまでもどういったサークルか確認するために参加するのですから、そこで気に入らなければ入らなくてもよいのです。
また、逆に気に入ったのであれば、仮に入ってみてもいいでしょう。
サークルは強制的に入るものではありませんので、入ってみて気に入らなければやめてもいいのです。
説明を受けたり、見学をしたりしただけではわからないことも多いものです。実際に入って体験してみて判断してみるのもいいでしょう。
こういったイベントに参加することで同級生の友達も増えるものです。そういった意味でも、新入生歓迎イベントには積極的に参加してみることをおすすめします。
大学生の実感調査!サークルに入る時期のベストはいつか?
サークルに入るのは早めの方がベストであることを紹介しました。
しかし、実際に現役の大学生はどのように考えているのでしょうか。ここではあるアンケート結果を紹介していきます。
まず、そのアンケートによると、「大学のサークルや部活への入部は大学1年生の何月までにするべきか」という質問に対しては次のような結果となりました。
1位:4月(41%)
2位:5月(34%)
3位:6月(13%)
やはり、遅くともゴールデンウィーク明けくらいまでには入っておいた方がよいと考えている人が多いようです。4月は新入生歓迎イベントが行われていることが多いため、入りやすいということがあるのでしょう。また、5月は4月に新入生歓迎イベントを回ってゴールデンウィークに考えて、そのあと入るのがいいと考えているためでしょう。
このように、大学のサークルや部活には、できれば5月、少なくとも6月までには入っておいた方がよいという結果でした。
一方、「サークルや部活に新歓シーズン以降に入っても溶け込めるか」という質問には、60%近くの人が「はい」と答えています。
このことから、早めに入ることに越したことはないですが、必ずしも焦る必要はないことがわかります。
大学のサークルに2年生から入る際の注意点
ここまでは、大学のサークルに入る時期として1年生という前提で紹介してきました。
では、2年生に入るのはダメなのでしょうか。
決してダメというわけではありませんが、注意点があります。ここでは、その注意点を紹介します。
同学年のグループに入れるかどうか
2年生ともなると、サークルでも同学年のグループができあがっているものです。2年生からサークルに入るということは、そのグループにうまく加われるかどうかが重要になってきます。
サークルは集団行動するものですので、グループに加われず1人ぼっちになると楽しくありません。
上級生や下級生と仲良くなるのもよいですが、サークルは運営などで同学年で活動することも多いものです。やはり同学年とグループを作っておくことは大事なことです。
ですから、もし1人で入った時、グループに加われる自信がないのであれば、友達と一緒に入ることをおすすめします。
サークルに入る時期についても注意が必要
また、2年生で入る際には、その時期にも注意しましょう。2年生の冬だとサークルでの活動期間があまりありません。
また、3年生になると運営に回ることも多いので、2年生の冬からだといきなり運営する立場になり大変です。
ですから、一番よいのは新入生が入る春でしょう。新入生も一緒なので、説明もしっかり受けることができます。
同学年とは1年というブランクがありますが、その期間があればサークルの実態なども把握しやすいでしょう。
大学のサークル選びで重要なこと
サークルに入ることは、大学生活を華やかにしてくれるものです。勉強ばかりではせっかくの大学生活も楽しくなくなってくるでしょう。
そのような意味で、サークルは慎重に選びたいものです。大学生活を楽しむために入ったサークルがつまらないものだったら本末転倒です。
そのためには、自分がサークルでどのようなことをしたいのか、活動時間はどのくらいがいいのか、お金はどのくらいの範囲で使いたいのかなど、整理しておくといいでしょう。
また、気軽に参加できるサークルがいいのか、体育会系のようにがっつり参加するサークルがいいのかも決めておくといいです。
入っても途中でやめることはできますが、なかにはなかなかやめづらいサークルもあるものです。
いったん入って後悔しないためにも、自分がどのようなサークルに入りたいのかしっかりと整理して上で選ぶことが重要です。